中山間地の夏季のトマト育苗における冷水資源を活用した根域冷却技術
要約 中山間地の夏季のトマトポット育苗において、内径13mmの塩ビ管をポットの両脇に接するように設置し、管内に約16℃の冷水を日中通水して根域冷却を行うことで、苗の生育や活着が促進され、主に摘心段数が多く...
要約 水耕栽培トマトの第一花房開花開始後に、根域が12℃前後となるように養液を冷却すると、根域温度が20℃の場合と比べて果実の糖度が高くなる。その効果は冬作で特に顕著である。 キーワード トマト、果実、糖度...
施設内土壌とすき込まれた稲わらでのホウレンソウケナガコナダニの発生消長
要約
ホウレンソウケナガコナダニの土壌中の発生消長や分布は、休作や耕耘等の栽培管理の影響を受ける。土壌にすき込まれた稲わらでは、土壌と異なるコナダニ密度の変化が生ずる。
キ...
ホウレンソウケナガコナダニの移動生態に基づく効果的な薬剤散布時期
要約 春期及び秋期の施設栽培ホウレンソウ(播種から収穫までの期間が35~40日程度)におけるホウレンソウケナガコナダニに対する薬剤散布は、2葉期と4~6葉期に行うと効果が高い。 キーワード ホウレンソウ、コ...
夏秋トマト後作のセルリー養液栽培における根域加温の効率的な時間帯
要約 冬季のセルリーの培地耕において、温床線により最低15℃設定で根域加温する場合の根域温度は、朝方加温と終日加温では夕方までほぼ同様に推移し、収穫量も同等となる。朝方加温の電力コストは終日加温に比べ...
傾斜地の低コスト施設を利用した夏秋トマト栽培を核とする栽培体系
要約 平張型傾斜ハウス及び傾斜地用養液供給装置を使用した夏秋トマト栽培体系と、これに冬作物を付加した周年利用体系である。夏秋トマト作では、慣行の簡易雨よけ栽培と比較して栽培期間が前後に延長できて収量...
要約 本装置は傾斜地で生じる給液ムラを解消し、原水の水圧により動力ポンプを用いないで給液を行うた養液栽培装置。排液は、傾斜を利用してタンクに回収し、アスピレーターにより培養液に混入して再利用する。 ...
要約 本装置は傾斜地で生じる給液ムラを解消し、原水の水圧により動力ポンプを用いないで給液を行うた養液栽培装置。排液は、傾斜を利用してタンクに回収し、アスピレーターにより培養液に混入して再利用する。 ...
要約 本装置は傾斜地で生じる給液ムラを解消し、原水の水圧により動力ポンプを用いないで給液を行うた養液栽培装置。排液は、傾斜を利用してタンクに回収し、アスピレーターにより培養液に混入して再利用する。 ...
PMMoV(P1,2)モザイク病抵抗性シシトウ「土佐じしビューティー」の育成
要約 シシトウ「土佐じしビューティー」 は、ペッパーマイルドモットルウイルス (PMMoV(P1,2))モザイク病に抵抗性をもち、促成栽培適性が高く、収量、品質にすぐれるF1品種である。 キーワード シシトウ、土佐...
露地季咲き栽培用の小輪多花性スプレーギク新品種「レッドポイント」
要約 スプレーギク「レッドポイント」は、10月下旬咲きで白さび病に強く、花色が白地に赤褐色心をした丁字咲きで多花性の小輪系品種である。用途は主に家庭消費向けである。栽培適応地域は平坦から中山間までで、...
露地季咲き栽培用の鮮やかな紫桃色中輪系スプレーギク新品種「モモカ」
要約 スプレーギク「モモカ」は、10月下旬咲きで、花弁が紫桃色で、管状花部分が緑色のコントラストのよい中輪系スプレーギクである。白さび病に強く、露地栽培でも二次側蕾の発生が少なく、花房型が乱れにくい。...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...