要約 本システムでは、地下水を主な熱源とし、不足分を温風暖房機の排熱回収器とヒートポンプで補い、イチゴのクラウン部を15~23℃で制御する。本技術により連続出蕾性が向上し、冬季の草勢維持が可能となり、循...
要約 ハウス内最低夜温を5℃に下げ早朝から13℃とし、根域温度も夜間10℃に下げ早朝から15℃とする変温管理を行う。日中の換気温度を28℃に、電照時間を延長することで、イチゴ高設栽培において、品質、収量が劣るこ...
要約 22g以上の大果イチゴを安定的に生産するには、栽培期間を通して1株当たり芽数を2、着果数を3に制限する株管理が最も適する。本管理方法は、慣行管理よりも、収穫果実の糖度が安定して高くなり、収穫・選...
イチゴ10月どり栽培における自然換気型細霧冷房と遮光資材による昇温抑制効果
要約 自然換気型細霧冷房と遮光率60~70%程度の資材を組み合わせることでハウス内温度を降下させることができる。70%の遮光資材では、「とちおとめ」の第1次腋果房の花芽分化を30%程度促進させることができ10...
養液栽培イチゴ第1腋花房に及ぼす定植から開花期の気温と培養液濃度の影響
要約 高温期、特に日中の高温は、養液栽培イチゴの生育を旺盛にし、第1腋花房の開花期が遅れる。培養液濃度が高いほど開花期が遅れ、高温期でその傾向が著しい。定植から開花期までは、培養液濃度0.4~0.8dS/mと...
やませ地帯における一季成り性品種を用いた夏秋どりイチゴの収量・品質
要約 夏期冷涼なやませ地帯では、一季成り性品種を用いても、半促成栽培に供した越年株の据え置き栽培やポット苗の短日処理のみで容易に花芽分化し夏秋どりができる。6月から11月までの商品果収量は株当たり140~...
イチゴ‘さちのか’の小型ポット育苗における花芽分化率向上のための低温暗黒処理法
要約 イチゴ‘さちのか’の小型ポット育苗における、低温暗黒処理での花芽分化率向上には、処理温度を17~19℃程度とし、8月30日から22日程度の処理とすることで、約80%の株が花芽分化し、開花株1株当たり120g程...
要約 ‘アスカルビー’の果実は、成熟日数が比較的長いが、着色の速度が速く、これにともない果実硬度が低下しやすい。不完全着色果の収穫後の着色は良好である。高温期の収穫では8分着色果を追熟させると糖度・酸...
要約 草姿中間、草勢強で、花芽分化期、成熟期が早く、2~3月のなり休みが少なく、大果、高品質、多収で、うどんこ病に強い促成栽培用イチゴ 新品種「TC-4」を育成した。 背景・ねらい 近年イチゴのうどんこ病の...
要約 イチゴの果実重と温度の関係には、従来から知られている果実肥大期の温度が高いほど果托の肥大率が低くなる反応に加えて、花芽分化期の温度が高いほど果実当たりのそう果数が減少する反応が存在し、両者が複...
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴