要約 太陽熱土壌消毒、防虫ネット、バンカー法、天敵製剤、栽培用器具等の温湯消毒、有機JAS規格に適合する殺虫・殺菌剤などを活用した施設有機栽培ミニトマトの総合的病害虫管理体系を実践することにより、10aあ...
要約 有機農業に取り組む生産者等が活用できる、麦作適期除草技術を導入した暖地水田二毛作体系、生物的土壌消毒を導入したホウレンソウ施設栽培体系、不織布浮きがけ法を導入した高冷地露地レタス栽培体系等をわ...
要約 岩手県における白インゲンマメは5 月下旬~6 月上旬の播種で、栽植密度を700~1,400 本/a とすることにより倒伏が少なく、収量及び品質において最も安定するが、立毛条件において成熟後日数の経過とともに、...
要約 大豆の生産履歴に対する消費者の情報ニーズは多様であるが、『安全・安心』に関わる「病害虫の防除方法」には、複数の消費者グループで強いニーズがある。一方、生産性や品質の向上を目的とする項目について...
小型ボイラーを用いた熱水によるトルコギキョウ土壌病害虫の防除
要約 家庭用小型ボイラーと点滴かん水チューブを用いて夏季に75℃の熱水を点滴かん水する消毒法は、トルコギキョウの根腐病、青かび根腐病及びネコブセンチュウ類に対して防除効果が高い。 キーワード 小型ボイラ...
やませ地帯における一季成り性品種を用いた夏秋どりイチゴの収量・品質
要約 夏期冷涼なやませ地帯では、一季成り性品種を用いても、半促成栽培に供した越年株の据え置き栽培やポット苗の短日処理のみで容易に花芽分化し夏秋どりができる。6月から11月までの商品果収量は株当たり140~...
要約 高温期に25日間程度、深層地中加温を行いながら太陽熱消毒を行うことによって土壌線虫の防除をすることができる。また、冬期間の地中加温により生育促進効果が認められ、「さちのか」「とちおとめ」の収量、...
要約 水稲とのブロックローテーションを前提としただいず不耕起栽培では圃場排水対策が特に重要で、額縁明渠に加え播種溝に交差した弾丸暗渠を施工する。このことにより茎疫病発生も軽減される。また、雑草対策は...
要約 大豆の不耕起栽培において、条間30cmで栽植密度を20~30本/m2前後とし、播種前後の非選択性茎葉処理除草剤散布に、播種後除草における効果の高い土壌処理除草剤散布を組み合わせた体系処理を行うことによっ...
微生物資材と植穴くん蒸の併用による施設トマトの土壌病害虫防除技術
要約 植穴のみくん蒸し,パスツリア菌の植穴灌注,菌根菌定着苗の定植を行う処理は,パスツリア菌の密度を速やかに高めて施設トマトの線虫害を抑制し,生産を安定させる。熱水土壌消毒の後作に適用し,萎凋病抑制...
要約 ゴルフ場シバ草地におけるクシナシスジキリヨトウの初発生と,わが国では害虫とは考えられていなかったイラクサギンウワバの多種作物での発生を確認した。また,シイタケ菌床栽培におけるムラサキアツバの害...
要約 6~9月にフスマ1 t / 10 aを作土層に混和後、透明フィルムで被覆し、圃場容水量以上になるよう灌水後、約20日間ハウスを密閉することで土壌が還元消毒され、トマト褐色根腐病及びサツマイモネコブセンチュウ...
要約 温州ミカンの有機栽培を実施するうえで、完全無農薬栽培は不可能であるが、JASの有機栽培基準で定められたボルドー液、水和硫黄剤、マシン油乳剤を適期に使用することで経営的に持続可能な栽培を行うことが...
要約 長崎型イチゴ高設栽培システムを利用したメロンの隔離床栽培において二次ネット発生期以降の潅水量は、ネット完成後の早い時期から制限する必要はない。開花後45~50日から潅水量を晴天時で株あたり1L程度に...
要約 パスツーリア菌生息圃場を土壌病害虫防除のために太陽熱処理した後も、サツマイモネコブセンチュウ2期幼虫に対する胞子付着率は高い水準を維持する。太陽熱処理はパスツーリア菌胞子の生存に及ぼす影響が非...
要約 慣行のレタス作体系に、乗用型移植機、ブームスプレーヤ、クローラ型運搬車装着式トンネル掛け機、移植時の少量灌水技術を導入することにより、傾斜地の栽培においても作業時間は40~50%省力化でき、収量も...
要約 慣行のキャベツ作体系に、乗用型移植機、ブームスプレーヤ、移植時の少量灌水技術を導入することにより、傾斜地での栽培においても作業時間は約40%省力化でき、収量も対照と同程度以上である。 キーワード ...
要約 水稲「空育163号」は北海道で中生の早に属する耐冷、やや多収、良食味の粳種である。「きらら397」の一部に替えて作付けすることにより寒地における産米の食味向上と安定生産を図る。 背景・ねらい 平成12年...
新地中加温システム利用によるトマト・ナスの数種土壌病害虫防除と冬期の草勢強化
要約 本地中加温システムは、夏期の土壌消毒と冬期の草勢強化に地中加温の利用ができる。夏期の地中加温・太陽熱併用処理で、地下40cmまでのネコブセンチュウ及び地下60cmまでの青枯病菌が死滅。冬期20~25℃地中...
要約 水稲「上育427号」は、北海道で中生の早に属する早熟で良食味の粳種である。穂数確保が容易で、多収である。「きらら397」と「あきほ」の一部に替えて作付けすることにより、寒地における産米の食味向上と一...