立毛間播種により大豆・小麦3年5作栽培をする際の雑草管理の要点
要約 水田転換畑における大豆・小麦立毛間播種栽培では、2作目小麦の雑草量が3作目以降の雑草量に大きく影響する。3年5作期間中において、小麦茎立後や小麦収穫前(大豆播種直前)の中耕、大豆畦間処理除草剤の...
要約 香川県内の麦栽培ほ場で、近年発生が問題となっているオオスズメノカタビラに対する防除法として、麦の播種、耕起前に茎葉処理剤を散布し、播種後にイネ科雑草に効果の高いトリフルラリンを含む土壌処理剤を...
要約 簡単な改造を加えた市販の播種機で寒冷地における大豆・麦の3年5作を可能とする栽植様式と作業体系である。合理的な条間設定により播種・管理作業が行い易く、播種作業能率が高い。麦収穫時の大豆踏圧害も...
飼料用トウモロコシ畑に蔓延したヒルガオ防除には播種前年の秋耕が有効
要約 ヒルガオが蔓延した圃場では、前年の2回の秋耕と慣行のアトラジン・メトラクロール剤の土壌処理で飼料用トウモロコシ収量への影響はほとんどなくなり、ヒルガオはほぼ消滅する。1回の秋耕でも上記除草剤処...
飼料用トウモロコシ畑に蔓延したヒルガオ防除には播種前年の秋耕が有効
要約 ヒルガオが蔓延した圃場では、前年の2回の秋耕と慣行のアトラジン・メトラクロール剤の土壌処理で飼料用トウモロコシ収量への影響はほとんどなくなり、ヒルガオはほぼ消滅する。1回の秋耕でも上記除草剤処...
要約 撹拌作業をショベルローダ等で行う通気型堆肥舎をベースとし、家畜ふん等の堆肥材料の堆積高さ別の温度情報等に基づいて通気を行い、堆肥を生産する装置。有機物分解率30%程度、堆肥材料温度60℃以上を達成...
要約 土壌中のホウレンソウケナガコナダニに対する太陽熱、蒸気、熱水、土壌還元消毒の防除効果はいずれも高い。経済性や省力性、処理時期から、短時間蒸気消毒処理が実用的で、春と秋の増加前の処理や多発時の次...
日本在来の被覆植物リュウノヒゲの他感作用と他感物質としてのサリチル酸の発見
要約 日本在来の被覆植物リュウノヒゲの他感作用は,外来植物に比べて強く,土地表面を被覆すると雑草抑制効果が高い。植物生育阻害物質として,リュウノヒゲからβ-シトステロール,p-ヒドロキシ安息香酸,サリ...
要約 不透水層のあるハウス設置ほ場における熱水土壌消毒は、事前に振動式サブソイラ施工によって、熱湯注入量を増加し地表下20cmで4.5時間にわたり地温45℃を維持できる。 キーワード 熱水土壌消毒、施設野菜、弾...
要約 植物根が貫通する防草シート上に培土を敷き、被覆植物をシートの上に育成した後に、シートとともに剥がして畦畔法面に張り付けることにより、省力的に被覆植物を導入でき、施工後の雑草の発生も防止できる。...
要約 雑草であるアメリカフウロの乾燥物を土壌中に混和処理した後、太陽熱土壌消毒あるいは敷きわら被覆と併用することで青枯病を防除することができる。 キーワード アメリカフウロ、ジャガイモ、青枯病 背景・...
要約 放牧牛一頭当たり、放牧地:24a、兼用地(ASP):67a、野草地:66aの放牧面積を目安に、草地利用管理体系図に基づいた草地の利用管理を行うことにより、粗飼料無補給型の周年放牧の実施が可能である。 キー...
無農薬栽培コマツナの害虫に対する防草用シートと天敵バンカー法の効果
要約 コマツナ周年無農薬栽培での主要害虫キスジノミハムシとダイコンサルハムシの防除には、発生源となるアブラナ科雑草をなくす防草用シートの敷設が有効であり、アブラムシ類に対しては天敵ダイコンアブラバチ...
要約 土壌を主体とした培地を使用する袋培地栽培は設置及び撤去が簡単で低コストである。また、かん水をpFセンサを用いた潅水制御器により排液率を5%以下に抑え環境負荷軽減できる栽培である。 キーワード ト...
中山間地における圃場整備後の経過年数による畦畔植生の変化の特徴
要約 中国地方の中山間地の水田畦畔では、圃場整備後にはスギナとヨモギの優占度が高く、整備後の年数経過にともない、チガヤ、シバのイネ科多年草の優占度が高い植生に変化する。地域全体で優占度の高いチガヤは...
要約 露地ハクサイを防虫ネットのトンネル被覆で減・無農薬栽培する場合には、作付け前の太陽熱処理、0.6mm程度の細かな目合いのネット、ネットの裾埋めおよびトンネル区画の細分化を組み合わせると有効である。 ...
熱水土壌処理と防虫ネットを組み合わせた安心安全な軟弱野菜生産
要約 ビニルハウスでの軟弱野菜の栽培で熱水土壌処理とハウス開口部への防虫ネット被覆を組み合わせることにより、雑草、病虫害の被害を低減し、土壌中の硝酸態窒素等を一時的に低下させ、安心、安全な生産が可能...
要約 水稲とのブロックローテーションを前提としただいず不耕起栽培では圃場排水対策が特に重要で、額縁明渠に加え播種溝に交差した弾丸暗渠を施工する。このことにより茎疫病発生も軽減される。また、雑草対策は...
牛の放牧による利用休止牧野の植物の地上部現存量減少と出現種数の増大
要約 阿蘇地域における利用休止牧野を電気牧柵で囲い、3頭/ha程度の牛を夏季2ヶ月間放牧することによって、牛の健康を損なうことなく、植物の枯死部を含む地上部現存量が急速に減少する。また、植物の出現種数...
要約 畑地帯における大豆・小麦立毛間播種2年3作体系では、雑草管理する上で3作目大豆播種直前の中耕作業の効果が高い。 キーワード ダイズ、ムギ、立毛間播種、雑草管理、播種直前中耕 背景・ねらい 大豆・小...