耕作放棄地等における周年親子放牧のための「牧草作付け計画支援システム」
要約 耕作放棄地等の農地を集積して周年親子放牧を開始する際の、牧草作付け計画の策定を支援するシステムである。各牧場の条件(気象、圃場面積、土地条件、家畜飼養頭数等)を考慮して、年間を通じて総合的に低コ...
新たな地ごしらえ機械の導入で下刈コストを削減し、低コスト再造林施業を実現
要約 緩傾斜地が多い北海道の再造林地に新たな地ごしらえ機械を導入し、地ごしらえの効率化を図るとともに下刈回数を大幅に低減できました。このことで、カラマツの再造林費用を大きく削減できました。 背景・ね...
低コストで高強度な建設足場資材を利用した園芸ハウスの寒冷地への適用
要約 建設足場資材利用園芸ハウスは低コストであり、積雪を考慮して屋根勾配を20度以上とした構造とすることで、滑雪性が高まり積雪による倒壊を回避できる。さらに、ハウス内に保温カーテンを設置することにより...
要約 ハーベスタとフォワーダによる伐採・搬出とクラッシャによる地拵えとを組合せ、伐採・造林作業の完全機械化を実現しました。地拵え後に大型苗を低密度で植栽した結果、伐採と造林の全体のコストを3割以上削...
どのように伐れば収益が上がるのか-シミュレーションで探る最適な施業-
要約 人工林から得られる収益は、成長量(材価)や保育・伐採・搬出費によって決まります。開発したシステムではこの収益計算だけではなく、現在の人工林から将来高い収益を得るための施業方法を探索することがで...
傾斜放牧草地における省力化と省資源化を可能とする新たな施肥法
要約 傾斜放牧草地では牛の排ふん尿による養分還元が地形面毎で異なり、養分偏在が生じる。被覆尿素を用いて年1回、地形面毎に播き分けを行う施肥法は、年2回の全面施肥と比較して、同等の放牧実績と施肥コストの...
マルドリ方式等の水源を確保するための太陽光発電を用いた揚水システム
要約 傾斜地の点滴かんがいの水源を確保するために、小規模独立形太陽光発電システムと小型高揚程ポンプを組み合わせて、60m以上の揚水ができるシステムを構築し、そのライフサイクルコストを低減する間欠運転を...
要約 航空機レーザー測量による数値データを使って、林道の路線選定を対話的に行うソフトウェアを作成しました。林道の経路、路面の高さ、円曲線の半径を適切に選んで、道の作設コストを下げることが可能になりま...
圧力調節灌水器具を利用した日射制御型拍動灌水システムの傾斜農地への適用法
要約 平坦農地用の日射制御型拍動灌水システムに、圧力調節機能と水垂れ防止機能を持つ灌水器具を利用することにより,灌水タンクから灌水場所への水頭落差が5m以上得られる傾斜農地に適用できる。点滴孔あたりの...
要約 伐採・搬出から地拵え、苗木植栽までを連携して同時並行的に行う一貫作業システムを考案し、現地試験を行った結果、植栽等に関わる作業の効率が大幅に向上することを明らかにしました。 背景・ねらい 林業経...
要約 間伐など森林の手入れに使われる森林作業道について全国8路線を調査・分析した結果、4つの作設パターンがあることがわかりました。それぞれの特徴を明らかにし、森林作業道作設の手引きとしてまとめました。...
要約 現地の諸条件に応じ、路網・機械・作業システムが一体となった改良型の伐出システムの試験を3箇所の間伐林分において実施した結果、生産性は各箇所とも目標とした10m3/人日を達成し、作業日報に...
夏秋トマト後作のセルリー養液栽培における根域加温の効率的な時間帯
要約 冬季のセルリーの培地耕において、温床線により最低15℃設定で根域加温する場合の根域温度は、朝方加温と終日加温では夕方までほぼ同様に推移し、収穫量も同等となる。朝方加温の電力コストは終日加温に比べ...
シートマルチ栽培を行う傾斜地カンキツ園における小規模排水路設置技術
要約 シートマルチ栽培を行う傾斜地カンキツ園において、降雨時の表面流去水を安全に排水するための、施工が容易で低コストな簡易排水路の設置技術体系である。状況に応じて使い分ける3つの形式の設置技術から成...
要約 無線草刈機(AMX7)は、停滞水がなく地耐力のある荒廃農地の掃除刈り、及び傾斜35度程度までの棚田のり面や基幹排水路など傾斜地植生管理に利用できる。 キーワード 無線草刈機 荒廃農地 傾斜地管理 背景・ね...
要約 傾斜地茶園でもトートリルア剤(商品名:ハマキコン-N)を、周囲5.4mに250本/10a、その内側は150本/10aの割合で処理するとチャノコカクモンハマキ雄成虫に対して交信かく乱作用を示し、チャノコカクモンハマ...
傾斜地カンキツ園におけるマルチシートを利用した簡易排水路とその設計法
要約 マルチシートを敷設した傾斜地カンキツ園において降雨時に発生する表面流去水を既設水路等に導くために、マルチシートの一部をハウス用パイプ等で持ち上げて形成した溝を簡易な排水路として利用する技術、...
一人で作業できるプレカットシートによる傾斜地ウンシュウミカン園での部分マルチ
要約 あらかじめ1.5×3.0mの大きさに切断されたシート(プレカットシート)を用いることにより、慣行のマルチ被覆方法と比較して、一人で、短時間のうちに70%程度の被覆率でマルチ被覆をすることができ、極早生...
中山間傾斜地の夏秋トマト養液栽培における樹皮培地の利用と給液管理法
要約 中山間傾斜地の夏秋トマト養液栽培において、中山間地で豊富な樹皮を培地として用い、天候や生育ステージに応じた給液管理を行うと、ロックウールの場合と同等の収量が得られる。タイマーのみの安価な給液制...
傾斜地カンキツ園におけるマルチシートを利用した簡易排水路とその設計法
要約 マルチシートを敷設した傾斜地カンキツ園において降雨時に発生する表面流去水を既設水路等に導くために、マルチシートの一部をハウス 用パイプ等で持ち上げて形成した溝を簡易な排水路として利用する技術、...