アミノ酸バランス改善飼料および鶏ふん焼却熱利用時のブロイラー生産の環境影響
要約 アミノ酸バランス改善飼料と鶏ふん焼却熱の鶏舎暖房利用により、慣行飼料・鶏ふん堆肥化の場合と比較したLCAの結果、ブロイラー生産の温室効果ガス排出量を16%、酸性化への影響を48%、富栄養化への影響を24%...
自給粗飼料による肉用牛生産システム導入で環境影響を低減できる
要約 放牧を含む自給粗飼料による肉用牛生産で生じる環境への影響は、気候変動、酸性化、富栄養化およびエネルギー消費の各評価項目で、輸入濃厚飼料に依存する慣行生産システムでの値を概ね下回る。草地への化学...
新規アルカリ好熱嫌気性菌Herbivorax saccincola A7はバイオマス分解能に優れる
要約 リグノセルロース系バイオマスを原料とする堆肥から分離した新種の好熱嫌気性細菌<...
ニホンウナギのふ化仔魚を10万尾単位で研究機関へ輸送・供給することが可能になった。
要約 ニホンウナギの組換え成熟ホルモンを人工的に大量生産し、親魚の成熟率を高めることができるよう になった。また、最終催熟処理において成熟段階の異なる複数の親魚をその後の水温制御により同日に産卵 させ...
雑草種子を駆除し翌年の雑草を大幅に減らす自走式蒸気処理防除機
要約 自走式蒸気処理防除機JJ7は作物収穫後耕起前の圃場地表面に過熱水蒸気を噴射して走行し、地表面の雑草種子を死滅または休眠打破させることで、次作の雑草密度を大幅に減少させる。圃場作業効率は約50分/10 a...
要約 日本産及び外国産の紅茶の含水率は7%前後で、日本の緑茶の基準である5%よりも高く、ばらつきが大きい。紅茶の生産国によって含水率に差は認められない。CTC製法による紅茶の含水率はオーソドックス製法によ...
要約 水田で生産される国産飼料を利用して温暖化影響の少ない子牛生産を行うためには、牧草の放牧利用が最も効果的である。イネWCSの利用にともなう環境負荷軽減には、収穫ロスの削減、梱包サイズの拡大、小域の...
畜産や耕種農業からの温暖化ガス等の環境負荷量を試算する支援ツール
要約 対象地域の家畜飼養頭数、輸入飼料量、自給飼料、耕種農業における作物別作付面積等のデータから、LCAを用いて環境負荷量を算出する。自給飼料、ふん尿処理方式、作物等の組合わせに対し、環境負荷量がどの...
放牧が黒毛和種経産牛における腰最長筋の脂肪酸組成および共役リノール酸含量に及ぼす影響
要約 産次が進み繁殖供用を終えた黒毛和種経産牛を放牧で仕上げると、舎飼で肥育した場合や去勢牛と比べて、腰最長筋においてα-リノレン酸や共役リノール酸を多く含み、n-6系脂肪酸を過剰に含まない牛肉となる。 ...
カナダのナタネ輸出港周辺において遺伝子組換えナタネの分布は拡大しない
要約 日本への主なナタネ輸出港であるカナダのバンクーバーで遺伝子組換えナタネを含むセイヨウナタネの分布を調査しました。その生育場所は鉄道線路やその周辺の道路に限られており、そこからほとんど拡大してい...
バラ、トルコギキョウおよびデルフィニウムにおける湿式輸送技術
要約 湿式輸送により、いずれの品目でも乾式輸送と比較して鮮度が良好である。また、バラ、トルコギキョウでは品質保持剤の使用により花持ちも延長する。 キーワード バラ、トルコギキョウ、デルフィニウム、湿式...
肥育素牛における導入時からの増体遅延へのUDCA製剤投与による改善効果
要約 黒毛和種肥育牛において導入時の飼養環境急変に伴う増体遅延の改善を目的に、導入から 14週間ウルソデオキシコール酸(UDCA)製剤を一日当たり500mg経口投与する。投与群は導入直後からの 体重減少が認められ...
要約 200頭以上の健康な乳牛の血液、尿および唾液のコルチゾール濃度を測定し、統計学的に標準値と標準偏差を算出する。また、温湿度指数が80を超える搾乳待機室に長時間拘束した際には、コルチゾール濃度が上昇...
要約 モデナ保存液にBHT0.05mMを添加し、精液温度を38時間で5℃に温度降下することにより、精子活力+++70%を10日間保持できる。農家実証試験では、家庭用冷蔵庫(5℃)で8日間保存した低温保存精液の受胎率は91.7...
地域自給飼料を活用した日本短角種の生産は地球温暖化負荷が低い
要約 地域自給飼料は輸入飼料よりTDN1トンあたりの地球温暖化負荷が低い。日本短角種を用いた肉用牛生産(育成および肥育)において、地域自給飼料に基づく飼養体系は輸入飼料に依存した飼養体系より地球温暖化...
要約 沖縄県宮古島の農家を対象に、作付面積や飼養頭数を入力することで営農による環境影響(地球温暖化、地下水への影響等)を算定することができる。バイオマス利活用の効果の算定、地域の環境保全型農業のあり...
要約 休耕田や耕作放棄地で小規模放牧を行うことにより、化石燃料由来の補助エネルギーの投入量を抑え、エネルギー利用効率の高い草地生産が行える。 キーワード エネルギー収支、計算シート、放牧、ウシ、エネ...
背景・ねらい 本県基幹漁業の一つであるカツオ一本釣漁業は、カタクチイワシ等の活餌を撒餌として使用しているが、高水温に弱く、漁獲も不安定なため、その操業に支障を来すこともある。そこで、東南アジアで広く...
要約 温熱刺激を受けた牛から採取した気管支肺胞洗浄(BAL)液中のマクロファージ化学発光(CL)能は低下し、リンパ球CD4+/CD8+比は上昇することから、温度環境の急変は呼吸器免疫能を変調させ、呼吸器病発症の一誘因...
要約 通常範囲内の個体数密度であっても飼育が長期化するとストレッサーとなり,魚体の免疫機能の減退に伴う耐病性の低下が認められた.さらなる低密度飼育の励行により,冷水病の発症率は低下することが予想され...