要約 身近な植物であるトマトは、交雑・自殖ともに容易である上、果実の色や形に明確な遺伝変異が存在するため、食育や遺伝・品種改良の学習教材に適している。この特性を生かして、学校活動の中でトマトのオリジ...
要約 夏秋トマトの週間収量の変化と開花数日前の日射との間には正の相関がある。開花10~4日前の日射に基づいて夏秋トマトの週間収量の増減を予測できる。 キーワード トマト、収量、果実数、開花、日射、気温、...
要約 北海道におけるトマトのカリ施肥基準を、養分収支および収量性、病害発生面などに基づき、収穫残渣物の全量搬出を前提として現行より20kg/10a加算した値(6段どりの施肥標準は総施肥量56kg/10a)とし、加算...
自動灌水装置を用いた水分制御による半促成栽培トマトの高糖度化
要約 カーネーションの2年切り栽培において、1年間栽培した株を1回で切り返すのではなく、 2回に分けて草丈を段階的に低く切り返す、あるいは側枝を半分ずつ2回に分けて切り返すことにより、 高温時でも生存...
要約 夏秋雨よけトマトの不織布ポット栽培において、慣行のかん水量基準に対し1.5倍量の377L/株のかん水を行うことにより果実数と商品割合が増加し増収する。「桃太郎なつみ」では平均糖度5.5、商品果収量1,000kg...
要約 ブロアなどを用い大玉トマト花房に送風することで実用的な着果促進が可能である。夏秋トマト栽培における本方法での労働時間は、慣行方法のホルモン処理とほぼ同等である。 キーワード 大玉トマト、着果促進...
要約 半促成ナスの少量土壌培地耕は、土耕と同等の収量が得られる。収穫開始以降の給液量は、排液が5割程度になる水分管理で収量・品質が安定する。また、窒素・リン酸の施用量は土耕よりも少ない。 キーワード ...
トマト養液土耕栽培で初期の葉柄中硝酸濃度が果実品質に及ぼす影響
要約 トマトの養液土耕栽培において、初期の樹勢が強すぎると尻腐れ果と異常茎の発生が増加し、逆に弱すぎると角張った果実(通称、ピーマン果)の発生が増加する。この時の樹勢の強弱は葉柄中の硝酸濃度を測定す...
要約 半促成トマトで発生する大型花痕、チャック果は1、2段果房では育苗期の気温低下、多窒素で発生が増加する。3~5段果房では基肥の多施肥によって発生が増加する。 キーワード 半促成トマト、花痕、チャック果...
要約 道央水田地帯の新興トマト産地を対象に生産者間の収益性の格差について検討した。トマト作導入間もない生産者は経験者に比べて10a当たり40万円の収益低下が生じているが、これは、取引価格の低迷と栽培管理...
要約 ミディ系トマト(ファン・ゴッホ)の半促成・房どり栽培(5段摘心)では、1果房着果数が5~8果において障害果の発生率、生育に顕著な差が認められず、1果房重は着果数が多いほど大きいため、1果房当り8果に摘果...
要約 施設内の夜温を10℃として最高温度を22.5℃に管理すると、可販果収量が多くなる。また、曇雨天時に20℃で午前中9~12時の3時間昼間暖房を行うことで、1果重が重く多収となり、小果の発生が抑えられる。 背景・...
トマトのセル成型苗直接定植における生育制御のためのかん水施肥栽培法
要約 トマトのセル成型苗直接定植において、生育制御を容易に行うことができる「かん水施肥栽培法」を開発した。この栽培法は、水と肥料を培養液として常に同時に施用しながら、定期的にリアルタイム栄養診断を行...
養液栽培トマトの低段密植による周年生産システムにおける不織布培地
要約 水耕トマトの低段密植栽培において、従来から利用してきたロックウールスラブに代わり得る培地は不織布と防根透水シートを組み合わせたものがよく、トマトの生育、収量、品質がロックウールスラブに比べて優...
要約 慣行育苗に比較してPeSP苗、サニープラグ苗、セル成型苗等の若苗定植では商品収量が少なく、特にPeSP苗とサニープラグ苗で低収であった。セル成型苗の78セルと32セルでは定植後の生育、収量に差が見られなか...
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴