
天敵と熱水土壌消毒を核とした秋冬作メロンの総合的病害虫管理体系
要約 秋冬作の施設栽培メロンにおいて、コレマンアブラバチ、タイリクヒメハナカメムシ等の天敵類や熱水土壌消毒と選択的農薬を組み合わせることにより、ワタアブラムシ、アザミウマ類、黒点根腐病、うどんこ病等...

要約 ピーマン桔梗13号’は、核遺伝子型雄性不稔性と疫病抵抗性を有する中間母本候補系統で、雄性不稔性の育種素材あるいは疫病抵抗性台木用F1品種育成のための種子親として利用できる。 キーワード ピーマン、中...

要約 わが国で初めて,高知県において発生したショウガ科植物の青枯病菌(Ralstonia solanacearum)は, レース4および生理型4である。rep-PCR解析の結果,タイまたは中国由来と考えられる2つの系統が,それぞれ...

TYLCVのトマト、中玉トマトおよびミニトマト品種に対する感染性
要約 トマト黄化葉巻病の病原ウイルスTYLCV(Tomato yellow leaf curl virus)は、国内市販のトマト、中玉トマト、ミニトマト50品種に感染する。 キーワード TYLCV、トマト、中玉トマト、ミニトマト、黄化葉巻病 ...

促成栽培トマトにおけるTYLCVの低温期感染による潜伏期間の長期化
要約 促成栽培トマトにおいて、黄化葉巻病の病原ウイルス、Tomato yellowl eaf curl virus(TYLCV)は低温期に感染すると、温暖期より潜伏期間が長期化し、その後の気温の上昇とともに病徴を発現する。 キーワー...

天敵と熱水土壌消毒を核とした秋冬作メロンの総合的病害虫管理体系
要約 秋冬作の施設栽培メロンにおいて、コレマンアブラバチ、タイリクヒメハナカメムシ等の天敵類や熱水土壌消毒と選択的農薬を組み合わせることにより、ワタアブラムシ、アザミウマ類、黒点根腐病、うどんこ病等...

物理的防除法の組み合わせによるコナジラミ類の施設侵入抑制とトマト黄化葉巻病の感染抑制効果
要約 施設栽培トマトにおいて、防虫ネット被覆と近紫外線除去フィルム被覆とを組み合わせた物理的防除法により、コナジラミ類の侵入を抑制し、黄化葉巻病の感染を抑制できる。 キーワード トマト、黄化葉巻病、コ...

シュードモナス製剤を用いたトマト根腐萎凋病及び青枯病の連続的な防除
要約 トマト半促成栽培(4~7月どり)において、シュードモナス製剤を用いて育苗した苗を定植すると、冬季はトマト根腐萎凋病、夏期はトマト青枯病の発生を抑え、育苗時1処理で連続的に2病害を防除することが...

要約 キュウリモザイクウイルス(CMV)の弱毒株CM95を接種したトマトは、CMVによるモザイクやえそ症状に対して高い防除効果を示し、果実のビタミンC含量が増加する。 キーワード キュウリモザイクウイルス、弱毒...

要約 水平設置型の二重管式ヒートパイプを用いた土壌消毒装置により、育苗用・鉢物用培養土を低コストで安全に消毒できる。 キーワード 二重管式ヒートパイプ、培養土消毒装置、低コスト 背景・ねらい 神奈川県内...

要約 果実が長円筒形で桃赤色、果肉は鮮赤色で硬く、グルタミン酸及びリコペン含量が顕著に高いため、生食のみならず調理加工(クッキング)にも適するF1品種「SPL8」を育成した。複数の病害抵抗性因子を有するの...

還元消毒による施設土壌病害虫の防除と糖蜜を用いた下層土消毒法
要約 フスマ、米糠を用いた還元消毒により作土層が消毒され、イチゴ萎黄病、ホウレンソウ萎凋病の防除に有効である。糖蜜の土壌潅注で下層土の消毒も可能となり、トマト萎凋病、ナス半身萎凋病の防除に有効である...

要約 6~9月にフスマ1 t / 10 aを作土層に混和後、透明フィルムで被覆し、圃場容水量以上になるよう灌水後、約20日間ハウスを密閉することで土壌が還元消毒され、トマト褐色根腐病及びサツマイモネコブセンチュウ...

デルフィニウムに発生したPythium aphanidermatumによる苗立枯病(新称)
要約 定植直後のデルフィニウム幼苗に発生した立ち枯れ症状はPythium aphanidermatumによるものであり、病名をデルフィニウム苗立枯病と提案したい。 キーワード デルフィニウム、デルフィニウム苗立枯病、Pythiu...

Fusarium oxysporum用の3系統9種の選択培地
要約 Fusarium oxysporum用のFo-G系培地、同菌野生型菌株用のFo-W系培地と硝酸塩代謝能欠損菌(nit)株用のFo-N系培地各々3種を開発した。これらの培地は、通常の土壌、土壌消毒後の土壌、野生型菌株と硝酸塩代謝能...

要約 促成栽培トマトでは、定植時期を遅くするほど、Tomato yellow leaf curl virus(TYLCV)の媒介虫であるシルバーリーフコナジラミの発生量が減少するため、黄化葉巻病の発生が少なくなり被害を回避できる。 ...

トマトに虫媒接種したTomato yellow leaf curl virusのPCR法による検出時期
要約 トマトに黄化葉巻病の病原ウイルスTYLCVを虫媒接種した場合、PCR法によるウイルスの検出は接種開始10日後から可能となり、全ての感染株から検出が可能となる時期は接種開始25日(接種終了20日)後である。 ...

イネ種子伝染性病害に防除効果のある糸状菌Trichoderma atroviride
要約 県内の植物根圏より分離したTrichoderma atroviride SKT-1株は、イネもみを胞子懸濁液に浸漬することにより、糸状菌病のばか苗病、細菌病のもみ枯細菌病、苗立枯細菌病に対し、従来の化学農薬と同等の防除効...

薬剤耐性コリネスポラ菌(トマト褐色輪紋病菌、キュウリ褐斑病菌)に対する予防薬剤
要約 トマト褐色輪紋病菌、キュウリ褐斑病菌にはチオファネートメチル水和剤に対する耐性菌が高い割合で存在しており、キュウリ褐斑病菌ではチオファネートメチル水和剤、ジエトフェンカルブ水和剤に対する両剤耐...

要約 青枯病菌はトマト木部組織の壁孔膜が崩壊した壁孔を通じて導管から導管、柔細胞へと移行する。抵抗性台木品種では壁孔膜の高電子密度化・肥厚、導管内での高電子密度物質の集積や柔細胞でのapposition layer...