
イネ穂いもち圃場抵抗性遺伝子Pb1の単離と遺伝子進化の過程解明
要約 イネ穂いもち圃場抵抗性の原因遺伝子Pb1を単離し、遺伝子の構造および発現特性から長期間にわたって抵抗性が安定である理由の一端が解明された。また、穂いもち抵抗性獲得に関わる遺伝子進化の過程を...

要約 硬質春まき小麦「Thatcher」の赤さび病抵抗性準同質遺伝子系統の本病発生程度および品質の評価結果から、北海道で赤さび病に対する有用遺伝子源として活用できるものはLr9、Lr18等を有する11...

要約 非病原性キサントモナス属細菌をキャベツに散布するとキャベツ黒腐病の発病が抑制される。同じ非病原性キサントモナス属細菌をハクサイ、ダイズに散布するとハクサイ黒腐病、ダイズ葉焼病の発病が抑制される...

バンカー法によるアブラムシ防除の成否に及ぼす二次寄生蜂の影響
要約 果菜類の促成栽培施設において天敵コレマンアブラバチに寄生する二次寄生蜂は8種認められ、これら二次寄生蜂の割合は冬期であってもバンカー設置期間とともに上昇する。3~4月にバンカー上でこれらの比率が...

良食味で無袋栽培が可能な晩生の生食用黄肉モモ新品種「つきかがみ」
要約 モモ新品種「つきかがみ」は、黄肉モモ系統間の交雑により育成した晩生の生食用黄肉品種である。大果であり、肉質が緻密で糖度が高く食味が良い。果皮が滑らかで裂果が少ないため無袋栽培が可能である。 キ...

要約 合成ピレスロイド抵抗性ネギアザミウマには薬剤の作用点であるナトリウムチャネルをコードする遺伝子に3種類の点突然変異が存在する。2タイプに分類される抵抗性系統はともに、点突然変異部位を標的にした遺...

要約 コムギ縞萎縮病抵抗性品種Ibisに由来する抵抗性遺伝子YmIbは染色体2D上に座乗する。抵抗性遺伝子近傍の4種類のDNAマーカーの中から、多型が得られるマーカーを選ぶことにより、本抵抗性遺伝子の戻し...

北海道におけるジャガイモ塊茎褐色輪紋病の発生実態と当面の防除対策
要約 ジャガイモ塊茎褐色輪紋病の病原ウイルスであるジャガイモモップトップウイルス(PMTV)は北海道内に広く分布している。ばれいしょ主要品種の塊茎褐色輪紋病抵抗性には明確な品種間差があり、フルアジナム水和...

萎凋細菌病抵抗性カーネーション実用品種「花恋(かれん)ルージュ」
要約 「花恋ルージュ」は、DNAマーカー選抜により開発された赤色のスタンダードタイプの萎凋細菌病抵抗性カーネーション実用品種であり、野生種Dianthus capitatus由来の強抵抗性を有する。 キーワード カ...

グルテンの質が強靱で難穂発芽性の硬質小麦新品種「銀河のちから」
要約 小麦「銀河のちから」はグルテンの質が強靱で、「ゆきちから」と比べて製パン適性が優れ、中華めん適性は色相がやや劣るが食感は同程度に優れる。播性はⅣで縞萎縮病に強く、穂発芽性は「難」で、寒冷地の気...

万願寺とうがらしの施設夏秋栽培でのアブラムシ防除におけるバンカー法の有効性
要約 万願寺とうがらしの夏秋栽培ハウスにバンカー植物としてソルガム、代替餌としてヒエノアブラムシ、天敵としてショクガタマバエを利用するバンカー法を導入することで、ムギ類を利用する従来のバンカー法に比...

トビイロウンカと縞葉枯病に強く、高温登熟性に優れる水稲品種候補「西海267号」
要約 水稲「西海267号」は「ヒノヒカリ」熟期の複合抵抗性系統である。マーカー選抜により、トビイロウンカ、縞葉枯病、穂いもちに対する抵抗性遺伝子が導入されている。「ヒノヒカリ」よりも高温登熟条件下での...

グリーニング病多発生環境下でキングマンダリンの高収益栽培を可能とする総合管理技術
要約 無病苗とネオニコチノイド系殺虫剤施用を軸とする生育初期防除の徹底と初期生育量確保のための適切な肥培管理によるグリーニング病の総合管理技術(IPM)により、ベトナムメコンデルタのグリーニング病多発...

要約 開発したスピードスプレヤーは傾きを変えることによって風向と園外方向への風速を調節できる導風板、大粒径のドリフト低減ノズルの組合せにより、防除効果を落とすことがなく、ドリフトを大幅に低減できる。...

要約 イネウンカ類の薬剤感受性検定で行われている一般施用法のマイクロアプリケーターに比べ、安価なディスペンサーを使用した簡易施用法はトビイロウンカとセジロウンカに適用可能である。ヒメトビウンカではコ...

要約 2008年のヒメトビウンカの海外飛来以降、飛来が確認された九州や山口県の広い地域でイミダクロプリド感受性低下個体群が国内で初めて確認された。さらに、福岡県や熊本県の個体群ではフィプロニルとイミダク...

葉枯病の不稔粒が少ない中生多収性のはとむぎ新品種候補「九州3号」
要約 はとむぎ「九州3号」は熟期が中生で関東以南の栽培地域に適する。耐倒伏性が強く、着粒数が多くて多収である。葉枯病には強く、葉枯病に起因する不稔粒の発生が少ない。製茶加工適性はよい。 キーワード ハ...

寒冷地における水稲品種「萌えみのり」の鉄コーティング種子湛水散播栽培
要約 寒冷地において直播向き水稲品種「萌えみのり」種子を鉄コーティングして湛水散播栽培することにより、一般品種の移植栽培並の収量、品質、食味となる。玄米60kg当たり費用は2009年度統計値の約80%となる。 ...

セジロウンカの加害でイネに誘導される白葉枯病抵抗性にはヒドロペルオキシドリアーゼが関与する
要約 セジロウンカが加害したイネでは病害抵抗性関連遺伝子のうちヒドロペルオキシドリアーゼ2遺伝子 (OsHPL2)が強く誘導される。OsHPL2とその産物である青葉アルデヒドが白葉枯病に対する抵抗性に...

要約 ナガチャコガネは茶園内で集中的に分布しており、毎年ほほ同じ個所に被害が現れる。このため、被害個所を局所的に防除することで、農薬投与量を削減できる。被害個所の検出と位置の記録は透過型マイクロ波水...