晩播栽培ダイズ「サチユタカ」のコンバイン収穫に適した栽植密度、栽植様式
要約
7月中下旬播種の晩播栽培では、栽植密度を15~20本/㎡確保すれば収量低下が抑えられ、さらに、密条播にすることで、コンバインの刈り残し損失を軽減し、雑草の発生を抑えることが...
要約 地下水位制御システムは大豆の出芽苗立ちの安定化や雑草生育抑制に有効であり、排水不良な粘質な土壌や土壌水分変動が著しい条件下で増収効果が高く、不耕起栽培にも適する。 キーワード 大豆、出芽苗立ち、...
要約 地すべり防止対策地区における地中変位・地下水変動及び地盤物性の実測値に基づき、破壊挙動を忠実に再現できる応力変形解析手法(混合型破壊モデル)を用いることにより、要監視領域を概定して地すべり対...
抑制栽培ピーマンにおけるサバクツヤコバチによるタバココナジラミの防除
要約 抑制栽培ピーマンにおいて、サバクツヤコバチを定植2~3週間後から1週間間隔で3回程度放飼することにより、タバココナジラミの密度を抑制できる。 キーワード ピーマン、タバココナジラミ、サバクツヤコ...
ディスク駆動式汎用型不耕起播種機の株間除草用レーキ装着による水稲あと小麦苗立ちの向上
要約 ディスク駆動式汎用型不耕起播種機の覆土ディスクの代わりに株間除草用レーキを装着すると、土壌が緻密な移植水稲あと栽培でも覆土が良好に行われるため、小麦の苗立率が向上する。 キーワード 不耕起栽培、...
西アフリカ・サヘル地域における風食抑制と収量増加を可能にする新たな省力的砂漠化対処技術「耕地内休閑システム」
要約 サヘル地域における省力的砂漠化対処技術「耕地内休閑システム」を開発し、その有用性を実証した。本技術により、砂漠化の主要因である風食の大幅な抑制とトウジンビエの増収を達成できる。 背景・ねらい
希少性の高いトゲウオ類生息地における水草刈りに伴う個体数減少緩和策
要約 希少性、保全必要性が高いトゲウオ類の生息地において、水草刈りなど維持管理時に刈り取った水草を3時間以上護岸上に取り置いておくことは、水草に紛れて陸に上げられている個体を脱出させ、維持管理に伴...
要約 水田転換畑でのヒマワリ栽培において、既存の麦・大豆用播種機に密植を防ぐヒマワリ種子用ロールを装着し、湿害を回避できる簡易畝立て同時播種方式と組み合わせることにより、適切な苗立間隔を確保でき、子...
要約 水稲移植直後に物理的障壁として畦畔板(波板、平板)を水田内の畦畔際に設置することにより、イネミズゾウムシ越冬成虫の水田内部への侵入を抑制し、成虫寄生密度と食害度を低く抑えることが可能である。 ...
要約 1ha程度の大区画圃場で、出穂期6日前頃の畦畔にジノテフラン剤を1回散布すると、カスミカメムシ類成虫の水田内への侵入を抑制し、斑点米被害を回避できる。本防除法によるジノテフラン剤散布量は、通常量を...
水稲湛水土中直播栽培におけるピラゾレート粒剤の減量使用による雑草防除体系
要約 水稲湛水直播栽培において、落水出芽後の湛水時に、ピラゾレート粒剤を減量使用(1.5kg/10a)してノビエの発生を遅らせることで、一発処理除草剤の使用可能期間が拡大し、より十分な除草効果が得られる。 キ...
タイヌビエの抑草を目的とした飼料用稲湛水直播栽培の播種方式と目標苗立ち数
要約 東北地域の湛水直播栽培においてタイヌビエの残草量を減少させるためには、散播方式を採用し、飼料用稲の目標苗立ち数を210本/m2程度とし、播種後の完全除草期間を3日間程度に設定すると良い。 キーワード ...
基盤整備直後にイブキジャコウソウを栽植被覆する法面管理の経営評価
要約 基盤整備直後の農地法面にイブキジャコウソウを栽植被覆する場合、100m2当たり導入経費(資材費+労働費)は36,779円、作業時間は約48時間である。年間労働時間は、定植3年目以降に慣行を下回り、累積費用...
要約 アワの播種作業時にスコープ、水糸、マーカーを使用することで真っ直ぐに種をまくことができる。そのため、播種後3週間目に改良型Hレーキを組み合わせた機械除草をすることでアワ残存率が高くなり、中耕培...
マルチを利用した播種期前進化による直播エダマメの作期拡大技術
要約 低温期に播種したエダマメは、黒色ポリマルチを利用すれば出芽は安定し旺盛な生育と収量が得られる。また、品種と播種期を組み合わせた段播計画により、4月下旬から6月上旬播種の省力的な直播栽培だけで、...
在来草種への植生転換と多段テラスによる大規模畦畔法面の省力管理システム
要約 大規模畦畔法面の植生管理システムは、草刈り管理に適した在来草種への植生転換、作業の足場となる多段テラスの造成及び軽労型法面草刈機による草刈り作業の組み合わせで構成される。植生の転換後は草刈り等...
イネ科雑草アシカキの畦畔から水田内への侵入は水稲除草剤で抑制できる
要約 イネ科多年生雑草アシカキの発生源は畦畔の越冬株であり、移植水稲では畦畔から侵入する匍匐茎が問題となる。ベンゾビシクロン、ピラクロニルを含む水稲用除草剤を水田内に散布することにより水田内へ侵入す...
要約 長野県で発生した雑草イネ(トウコン)は、触診では出穂後約2週間目から脱粒する籾が確認され、自然脱粒は出穂後約2週間~1ヶ月の間に起こる。脱粒籾は80%以上の発芽能力を有する。よって、手取り除草は...
要約 スズメノテッポウの除草剤抵抗性バイオタイプは、九州北部の麦作地帯の広い範囲に発生する。その中にはチフェンスルフロンメチル抵抗性、トリフルラリン抵抗性および両成分に対する複合抵抗性バイオタイプが...
要約 耐倒伏性が劣るフクユタカの無中耕無培土栽培でも、開花期前の摘心処理を組み入れることで倒伏が軽減され、慣行の中耕培土栽培と同等の収量が確保できる。 キーワード 大豆、摘心、フクユタカ、無中耕無培土...