飛散防止カバー付き畦間散布装置を用いた除草剤の低飛散・畦間散布技術
要約
要約 サヤエンドウを用いた生物検定において、葉の変形程度を数値化することにより、クロピラリドの土壌中濃度の推定が可能である。「兵庫絹莢」は、他品種より展葉が速いため3~4日早く検定できる。 キーワード ...
イネ科雑草アシカキの畦畔から水田内への侵入は水稲除草剤で抑制できる
要約 イネ科多年生雑草アシカキの発生源は畦畔の越冬株であり、移植水稲では畦畔から侵入する匍匐茎が問題となる。ベンゾビシクロン、ピラクロニルを含む水稲用除草剤を水田内に散布することにより水田内へ侵入す...
要約 長野県で発生した雑草イネ(トウコン)は、触診では出穂後約2週間目から脱粒する籾が確認され、自然脱粒は出穂後約2週間~1ヶ月の間に起こる。脱粒籾は80%以上の発芽能力を有する。よって、手取り除草は...
要約 密封式鉄コーティング湛水直播はコーティング後の発熱がないため、発芽率低下の危険が少ない。また、催芽種子を表面播種するためイネの出芽が早く、除草剤の使用回数低減が期待できる。 キーワード 水稲、湛...
要約 麦類をリビングマルチとして利用する大豆栽培のための麦類・大豆同時播種機を製作した。1工程で大豆を3条,麦類を大豆の条と条の間に2条ずつ条播し、整地、施肥も同時に行うものである。作業能率、播種精度...
トウモロコシは不耕起栽培でも耕起栽培と同等の収量性が得られる
要約 黒ボク土圃場で不耕起栽培されたトウモロコシの初期生育、耐倒伏性、雌穂重割合、乾物収量は耕起栽培のそれらと同等であり、4年程度の継続であれば収量性に顕著な低下はみられない。また、不耕起栽培時の雑...
カナダのナタネ輸出港周辺において遺伝子組換えナタネの分布は拡大しない
要約 日本への主なナタネ輸出港であるカナダのバンクーバーで遺伝子組換えナタネを含むセイヨウナタネの分布を調査しました。その生育場所は鉄道線路やその周辺の道路に限られており、そこからほとんど拡大してい...
鶏の野菜類に対する採食行動と野菜類添加が飼料要求率に及ぼす影響
要約 鶏に、アスパラガス新芽と野草(メヒシバ)を同時給与すると、野草は採食しアスパラガスは 採食しない。他の野菜類でも採食行動に差を認める。鶏雛に乾燥野菜類を飼料添加給与すると、飼料要求率は 対照区に...
要約 麦および大豆作において、除草剤散粒機を播種機に取り付けることで、播種と除草剤(細粒剤)散布の同時作業が可能となり、作業を省力化できる。 キーワード 麦、大豆、播種同時除草剤散布、細粒剤 背景・ね...
要約 長野式クロピラリド生物検定法を利用し、牛ふん堆肥に含有されるクロピラリドの濃度を簡易に推定できる。クロピラリド含有堆肥は土壌と混合して保管すると分解が早まると予想される。 背景・ねらい 県内にお...
土着天敵とナギナタガヤ草生栽培によるミカンハダニの減農薬防除体系
要約 ナギナタガヤによるウンシュウミカン園の草生栽培はミカンハダニの土着天敵ミヤコカブリダニを保護し、本天敵に影響の小さい農薬を使用することで、ダニ剤と除草剤を削減でき、慣行防除に対し農薬数が26%、...
要約 乗用管理機を利用した畦間除草剤散布のほ場作業量は34a/hである。この除草方法により帰化アサガオ類を有効に防除して雑草害を減少させることができる。処理時期は、ダイズ3葉期以前の処理では効果が低いが、...
温州萎縮ウイルス(SDV)汚染ほ場における土壌消毒の効果と台木の耐病性
要約 温州萎縮病が発症した株を抜根しクロルピクリン剤で土壌消毒すると、後作にカラタチを植栽しても、10年間は再感染が認められない。台木の種類では、ナツダイダイ及びカラタチ×ナツダイダイの交雑個体は、カ...
麦作雑草カラスムギ種子は不耕起で越夏すると出芽が早まり、死滅も多い
要約 カラスムギ種子は地表面で越夏すると、耕起によって土中に埋土された場合よりも出芽時期が1~2ヶ月早まるとともに斉一化する。地表面の種子も死滅が多いため、出芽総数も減少する。 キーワード カラスム...
要約 除草剤耐性遺伝子組換えダイズとツルマメがほ場条件下で自然に交雑するかを検討するため、交雑しやすい条件で両種を栽培した結果、32,502個のツルマメ種子の中から遺伝子組換えダイズと交雑した1個の種子を...
大麦によるリビングマルチと狭畦密植栽培を組み合わせた大豆の雑草防除技術
要約 秋播き性の高い大麦によるリビングマルチと大豆の狭畦密植栽培を組み合わせることで、地表面の光量子密度の低下が早まることから、無中耕・無除草剤でも雑草防除が可能である。リビングマルチの有無は大豆...
環境保全型農業技術の取り組みによる水稲作付期の流出負荷低減効果
要約 化学肥料・化学合成農薬の使用量を通常の5割以下に低減する特別栽培米生産技術に適正な水管理と 側条施肥を組み合わせた環境保全型農業技術体系は、水稲作付期の栄養塩類・濁水・農薬成分の流出負荷量を 確...
牛糞堆肥を連用する飼料用稲「クサノホシ」の省力的乾田散播直播栽培技術
要約 飼料用稲「クサノホシ」を乾物収量1.2t/10a以上得る省力的な栽培法は、乾田直播で牛糞堆肥を5t/10a、被覆尿素肥料をN8kg/10a施用し、鳩胸状態の催芽籾8kg/10a(乾籾換算)を散播して浅耕し、走り水を行い...
要約 木質バイオマスを総合的に利用する新しいシステムとして、バイオプラスチック等へ変換可能な有用基礎化合物として世界的に有望視されているレブリン酸を木材から高収率で製造することに成功しました。 背景...