要約 帰化雑草コヒメビエの種子の発芽は15度程度の低温や水中条件では不良である。湛水代かき条件での出芽は在来のノビエに比べて劣り、出芽深度も1cm程度であるが、一時的な落水によって深い位置からも出芽可能...
要約 水耕法で育苗した長さ6m幅28cmのマット苗(ロングマット水耕苗)を,ロール状に巻き取り,田植機に載せて苗を巻き戻しながら移植する技術である。苗の質量は土付苗の1/5で,6条用田植機を用いると30aの面積を苗補...
要約 イタリアンライグラスを通常量の2倍で厚播きすることにより、カラクサナズナの生長と着花を抑制できる。また、この場合のイタリアンライグラス中への本雑草混入量は微小であり、それを採食した牛の牛乳にも...
要約 株間除草を目的として株間にだけ除草剤を散布する散布制御システムを開発した。このシステムは、透過形フォトセンサで作物を感知し、速度ならびに作物に対する散布ノズル位置を把握することにより散布動作を...
要約 難透水層が比較的浅い層に存在し、流下する浅層地下水の牧草による吸収が可能な採草地は水質浄化能を有し、その浄化能は拡散の他に牧草による吸収に支配される。この様な採草地を、土地利用連鎖の中で地下水...
除草剤ピラゾスルフロンエチルに対する耐性の稲の品種間差異とその薬害軽減
要約 水耕栽培および圃場試験において除草剤ピラゾスルフロンエチルに対する耐性に稲品種間差異が存在する。また除草剤ジメピペレートの同時施用により本剤による稲の生育抑制は、軽減される。 背景・ねらい 選択...
マレイシアの直播水稲栽培における雑草イネ(padi angin)の生態と防除
要約 1989年以降マレイシアの直播水稲栽培で問題になっている雑草イネの発生実態と雑草害を整理し、その形態変異と生態的特性から、耕種的な防除方法を明らかにした。 背景・ねらい マレイシアの水田では1980年代...
要約 難透水層が比較的浅い層に存在し、流下する浅層地下水の牧草による吸収が可能な採草地は水質浄化能を有し、その浄化能は拡散の他に牧草による吸収に支配される。この様な採草地を、土地利用連鎖の中で地下水...
要約 ライムギ混作によるコンニャク根腐病の防除は土壌燻蒸の有無に関わらず効果が高い。ライムギはおおむね8月中旬に枯死すると、根腐病防除効果が安定し、球茎肥大抑制程度が小さい。 キーワード ライムギ混作...
要約 仮比重 0.7以下の軽い多湿黒ボク土は代かき後の土壌の沈降が遅く、落ち着きが悪いため、酸アミド系除草剤を移植後の早い時期に処理した場合、除草剤が水稲の茎葉基部あるいは根に接触しやすく、薬害が発生し...
フロアブル除草剤の水口処理または移植同時処理による大区画水田の省力雑草防除
要約 大区画水田の圃場内作業なしの省力除草剤処理法として、フロアブル除草剤の移植時同時処理または移植後水口処理のための水管理法。 背景・ねらい 圃場の幅が30mを越える大区画水田では除草剤散布に重労働と...
産業用無人ヘリコプターを利用した水稲湛水土壌中直播栽培の作業体系
要約 湛水土壌中直播栽培における播種、除草剤散布、防除等の作業に産業用無人ヘリプターを利用して省力化を図る。産業用無人ヘリコプターの作業能率は、播種作業で1.3時間/ha、1kg剤散布作業は0.3時間/haである...
大区画ほ場造成初年目における不耕起乾田直播による水稲の安定栽培法
要約 造成直後の大区画ほ場に、肥効調節型肥料の播種溝条施による不耕起乾田直播栽培を適用すると、作業工程が少なくなり労働時間を画期的に低減できる、大型機械の沈下などの障害がない、生育ムラの発生を極小に...
要約 水稲の収穫が遅れた場合、麦の晩播回避のため、水稲立毛中に麦類を散播し、水稲をコンバインで収穫し、細断した排出切りわらで被覆することによって、苗立ちが確保され、安定収量が得られる。 背景・ねらい ...
要約 難透水層が比較的浅い層に存在し,流下する浅層地下水の牧草による吸収が可能な採草地は水質浄化能を有し,その浄化能は拡散の他に牧草による吸収に支配される。この様な採草地を,土地利用連鎖の中で地下水...
要約 グリホサート系除草剤は、桑の完全落葉期から帯青直前までの期間では、桑に薬害を生ぜず安全に使用することができる。また、本剤の桑園での散布は、3月の雑草の発生初期が最も効果的である。 背景・ねらい ...
要約 ウド種株植付けの省力化を図るため、市販の野菜移植機を改良した。この移植機は乗用であり、作業時間が10a当たり約80分と、農家改良植付法や慣行植付法に比べ約60~70%省力化できた。 背景・ねらい 栃木県の...
要約 雑草の火炎除草技術として、土壌中の雑草種子や根茎をロータリで耕耘後直ちにバーナにより焼却し、除草剤を使用せずに雑草の発生を抑制するロータリ付き圃場ヒータを開発した。 背景・ねらい 近年、トウモロ...
要約 生研機構が開発した水田用栽培管理ビークルの実用化に向け、現地適応性試験を行った。その結果、田植作業は従来の田植機と同等以上の性能であり、液剤少量散布機による防除作業も高能率な散布が可能であった...
除草剤ビアラホス剤の初冬期散布による翌春の桑園雑草および桑胴枯病の同時防除
要約 除草剤ビアラホス剤に土壌処理型除草剤であるトリフルラリン剤を混合し、初冬期に桑樹を対象として散布することで、ビアラホス単剤よりも、翌春の桑園雑草の抑制期間は延長し、さらに、桑胴枯病に対しても高...