要約 圧縮空気を利用したエゼクタと小容量ホッパで構成する散布機を用いて、急傾斜地で広域散布する汎用性の高い作業システムを開発した。本システムは4~5名で1日2~2.5トンのマクロシードペレットを製作し、0.8...
要約 緩効性肥料を用いて2年1回の施肥を行っても慣行の施肥法に比し収量等には影響が小さいので、本法が大規模桑園を省力的に分割管理する上で有効であることを示した。 背景・ねらい 年間飼育回数10回、繭生産量...
要約 全齢人工飼料育に対応した省スペース、省労力型の人工飼料用壮蚕飼育装置および本飼育装置に対応した汎用型の自動給餌装置を開発した。 背景・ねらい 桑を含まない低コスト人工飼料の開発とそれを良く食べる...
要約 春用広食性蚕品種「春嶺×鐘月8号」は、民間との共同研究によって育成された。本種は日中四元交雑種の二化性白繭種で、1齢~4齢低コスト人工飼料育に適するとともに、作柄が安定し生糸量歩合が高い特徴を有す...
要約 圧縮空気を利用したエゼクタと小容量ホッパで構成する散布機を用いて、急傾斜地で広域散布する汎用性の高い作業システムを開発した。本システムは4~5名で1日に2~2.5トンのマクロシードペレットを製作し、...
要約 [要約]春蚕用の広食性蚕品種「ひたちさんし」を民間との共同研究により育成した。本品種は強健で収繭量が多い多収性品種である。また、生糸量歩合、解じょ率、小節、練減率などの繭糸質が優良であり、高品...
要約 「しんいちのせ」、「みなみさかり」、「はやてさかり」、「みつみなみ」を用いて、夏切り形式び春切り形式による伐採時期別の年間乾物収量を明らかにし、これらを組合せて高生産の超多回蚕飼育対応収穫体系...
要約 養蚕農家に導入されているリフト式ローダーの汎用化を図るため、桑抜根用アタッチメントを開発した。試作機での抜根作業はスムーズに行え、作業に要する時間は約3.5時間/10aで、大型機械(バックホー)並み...
要約 繭糸質が優良な,広食性蚕品種「日603号・日604号×中604号・中605号」(愛称:はばたき)は春蚕用に加えて夏秋蚕用としても追加指定を受け、通年化したことにより、効率的な利用が可能になった。 背景・ねら...
要約 低コスト人工飼料育用に育成された広食性蚕を全齢にわたり桑葉育すると、桑葉育用の普通蚕品種に比べ、飼育経過がやや早く、単繭重、繭層重、繭糸量、繭糸長等、繭の計量形質が上回り、収繭量も多く、繭も大...
要約 培養室約5㎡、順化施設60㎡、育苗施設60㎡の規模の施設において、桑組織培養シュートを利用したセル成型苗が、年間最大6万本生産できる。このセル成型苗の移植機による植付時間は、1.0~2.9時間/10aであり、...
1週間養蚕による均等多回育のための種茎直播密植桑園における条桑収穫体系
要約 桑園面積を100aと想定した種茎直播密植桑園における条桑収穫法として一春一夏法と春切法を組み合わせることにより1~4齢期人工飼料育、5齢期桑育の1週間養蚕で1蚕期4箱(1箱23,000粒)程度の育蚕が年8回可能と...
アメリカシロヒトリの周年飼育による核多角体病ウイルスの大量増殖
要約 アメリカシロヒトリを非休眠化して、人工飼育による周年飼育を行い、4齢幼虫に低濃度の核多角体病ウイルスを投与することで、生物農薬の原料となるウイルスの大量増殖が図られる。 背景・ねらい 養蚕の多回...
要約 「本80-60」は枝条の伸長が良好で、節間は短く、再発芽性に優れた温暖地・密植向き桑系統である。本系統は春蚕期および晩秋蚕期の収量が多く、年間を通じて生育が旺盛であるところから、多回育および機械収...
要約 市販されている飼育装置を一部改良することにより、繭糸質に影響を及ぼすことなく5齢期人工飼料育における蚕糞蚕沙処理が容易になるとともに、上蔟時の労力削減につなげることが可能となった。 背景・ねらい...
要約 平地農業地域の桑園借地による養蚕経営規模を拡大するための成立条件としては、養蚕縮小・廃止による桑園貸出し希望農家の存在、おおむね標準小作料以内での借地料設定、土地改良事業済みで機械化収穫が可能...
要約 昆虫病原ウイルスの宿主特異性の特性解明に必要な実験系を確立するため桑や街路樹の害虫であるアメリカシロヒトリ由来の培養細胞系の樹立を試み、本種孵化幼虫の細切片よりNISES-HCL92と命名した細胞系が樹...
広食性新蚕品種「日603号・日604号×中604号・中605号」
要約 繭糸質が優良で低コスト人工飼料に適合する春蚕用の広食性蚕品種「日603号・日604号×中604号・中605号」(愛称:はばたき)を育成した。既存の広食性蚕品種より繭糸長が著しく長く、織度も細く、高品質繭の...
要約 豆刈機を基に開発した密植桑園用条桑刈取機(JK-1)は、刈高40cmまでの収穫が可能で、刈残し枝条が少なく、切断面および収穫枝条の損傷が少ないなどの特徴があり、一人作業で、バインダ型桑収穫機と同等の収穫...
要約 農家が現有している簡易ビニールハウスやガラス温室内で、1芽付けた種茎を直径6cmのジフィポットに播種し、約1ヶ月育苗することで、機械植付けに適応する桑稚苗を育成することが可能となった。 背景・ねらい...