キーワード 肉用繁殖牛、周年放牧、備蓄期間、ASP 背景・ねらい 1.
茨城県内の肉用牛繁殖経営は、高齢化により戸数・頭数とも減少しており、繁殖和牛の増頭を図るため、飼養管理労力の低減が求められている...
食品残さを活用した安価な乳酸発酵飼料による肉用牛の低コスト肥育
要約 水分含量を45%程度に調整した食品残さを主体とする混合飼料を密閉貯蔵して調製した乳酸発酵飼料は、黒毛和種去勢牛の嗜好性が高く、増体成績は配合飼料給与と比べて劣ったが、肉質が優れ枝肉単価は向上した...
キーワード 孟宗竹、常温生竹微粉砕機、飼料特性、栄養価、竹粉、肉用牛 背景・ねらい 現在、農地の環境保全問題として放任竹林対策が急務となっている。これまで木質系資材の有効利用の一つとして家畜の飼料化が...
要約 製麺残さ(乾燥ゆでそば)の濃厚飼料に対する代替率を原物重量比で0%、15%、30%とした3試験区を設定し肥育試験を実施したところ、増体成績および枝肉成績に悪影響は認められず、濃厚飼料の30%まで乾燥...
背景・ねらい わが国の飲食費支出に占める流通部門の割合が増加している。これは食品流通コストの上昇によるものと考えられるが,一方で流通サービスの増加を伴った可能性がある。本研究では,産業連関表を用いた...
要約 日本短角種の個体識別に適したマーカーセットを構築し、多頭数の個体識別を省力、低コストに実施できるマルチプレックスPCR法を確立した。 キーワード 肉用牛・個体識別・PCR 背景・ねらい BSEの発生、食品...
熱帯牧草ブリザンタ(MG5)の肉用繁殖牛における栄養価と採食性
要約 新熱帯牧草ブリザンタ(MG5)は奨励品種(沖縄県)であるローズグラスに比べ粗蛋白質、Oa(高消化性繊維)含量が高く、Ob(低消化性繊維)含量は低く、栄養価はDCP、TDNとも高い。採食性もローズグラスより良好で...
要約 家畜尿由来の液肥は簡易曝気による臭気低減が可能であり、水田への散布の均一性にも問題なく、水稲への追肥としての利用においては収量的にも遜色がみられない。 キーワード イネ、家畜ふん尿 背景・ねらい ...
要約 自動哺乳装置による代用乳の給与日量を4lから6lへ高めることにより子牛のスターター摂取開始は2週間程度遅れるが、子牛の発育に負の影響はなく、むしろ哺育期の増体は向上し、300日齢補正体重で10kg以上高ま...
要約 日本短角種の牛肉の小売・飲食店での販売実態は、価格水準と独自評価の2基準で分類でき、類型ごとに、粗利益・原価率、不足部位、差別化戦略等は異なる。販売促進のためには、短角種の特徴を引き出す加工・...
低栄養状態の黒毛和種は脂質動員能を高めることで栄養素を乳腺に配分する
要約 低栄養状態の黒毛和種は高栄養状態に比べ乳量が22%低いが、体組織から脂質動員を促進させ栄養素を乳腺に配分する。増乳効果を示す血漿成長ホルモン濃度は栄養状態に影響を受けないが、末梢組織で栄養素取込...
堆肥化過程で発生する高濃度アンモニアを効率的に回収するスクラバ
要約 堆肥化過程で発生する高温・高湿ガス中の高濃度アンモニアを回収する装置。アンモニアと酸性溶液との中和反応により、アンモニアの97∼99%をリン安または硫安溶液として回収できる。当該装置のランニングコス...
要約 送風装置のない既存の堆肥槽において、堆積した家畜ふんに塩ビパイプを挿入し、ブロアーで送風することにより堆肥化が促進できる。また家畜ふんの容積重が880kg/m3と高い場合は、リングブロアーを用い静圧20...
要約 市販の不浸透性シートを利用した堆積施設(以下「シート施設」)は、発酵中途の堆肥や製品堆肥を貯蔵保管しておくストックヤードとして、補完的に利用するのに有効である。また、切り返し作業を行う、あるい...
要約 飼料中にエゴマ粕とビタミンEを同時添加することにより、α-リノレン酸の含有率が高く、保存性に優れた高付加価値豚肉が生産できる。 キーワード 高付加価値豚肉、保存性、α-リノレン酸、ビタミンE、エゴマ...
要約 黒毛和種牛の過剰排卵処理により誘起された発情日にGnRH(酢酸フェルチレリン)を200μg投与することにより、1回の人工授精で2回人工授精を実施した場合と同等の採胚成績が得られる。 キーワード 肉用牛、黒...
暖地型牧草パンゴラグラス「トランスバーラ」を用いた集約的周年放牧における季節別放牧可能頭数
要約 トランスバーラは、ジャイアントスターグラスと比較して放牧利用率、採食量に優れ、集約的周年放牧技術と組み合わせることで高い牧養力を示す。季節別放牧可能頭数は、ha当たり春期8頭、夏期10頭、秋期5頭、...
要約 牛胚移植の普及は、胚移植に必要な3つの生産要素の確保と体系化が条件となる。牛胚移植は、各生産要素の賦存条件と、その条件に対応して不足する生産要素を確保するための支援・取り組みにより普及が実現さ...
配合飼料制限給与または地域自給飼料だけで日本短角種を肥育する技術
要約 日本短角種の肥育では、配合飼料の給与量を慣行肥育の60%まで制限しても、または配合飼料の替わりに地域内で自給可能な飼料だけを給与しても、牧草サイレージを飽食させれば、慣行肥育と同等の成績の枝肉が...
放牧条件下における同期化処置を用いた繁殖管理に関わる作業性向上
要約 放牧条件下において、排卵ならびに発情同期化処置は発情観察に要する時間、1頭のAIに要する時間ならびに受胎牛1頭に要する人数、時間を減らすことができる。 キーワード 家畜繁殖、肉用牛、排卵同期化、発情...