要約 需要が多い薬用作物のうち「トウキ」、「ミシマサイコ」、「カンゾウ」、「オタネニンジン」および「シャクヤク」の5作目について、作業の省力化、低コスト化と安定生産に資するためのマニュアルである。導...
要約 既存の大豆用コンバインを部品付け替えや設定変更して用いることにより、蒴(さく)褐変初期のゴマを蒴ごと収穫する。加えて、収穫した蒴の乾燥・脱粒・調製作業までの機械化により労働コストを慣行比で60%削...
要約 木質バイオマス資源作物として注目されるヤナギの収穫量は、農業用マルチ設置と除草を実施することで、寒冷地の北海道において目標値10トン/ha/年を...
要約 業務・加工利用に適した水稲品種「やまだわら」の多収栽培についてわかりやすく解説したマニュアルである。栽培技術に加えて、炊飯米の用途別適性などについても解説しており、業務・加工用米の導入を検討し...
飼料用米のための循環式乾燥機を利用した高温熱風による効率的乾燥手法
要約 循環式乾燥機で使用する熱風の温度を乾燥速度による制御を行わず、通常よりも高温とすることで、能率向上や乾燥コスト低減に顕著な効果がある。本手法は、食味を問わない飼料用米などの乾燥コストが標準乾燥...
多収でいもち病と縞葉枯病に強い低アミロース米水稲新品種「ぴかまる」
要約 「ぴかまる」は、「ヒノヒカリ」熟期の中生の低アミロース米で、移植及び直播栽培で多収である。いもち病と縞葉枯病に強く、「ヒノヒカリ」より炊飯米の粘りが強く良食味である。主食用途に適する他、ブレン...
ガーナ北部の氾濫低湿地における水稲作導入に向けた湛水可能性の評価
要約 マイクロ波衛星画像が捉えた冠水域の地理的分布特性に基づいて湛水可能性を評価する手法は、天水による稲作に必要な湛水が期待できる場所の選定に役立ち、アフリカに広く分布する氾濫低湿地への稲作の導入に...
要約 エダマメ小型自動莢剥き機は、毎時20~25kg(ゆで莢実重量)を処理することができ、人力の6~7倍の処理能力がある。莢剥き作業の際、ローラー回転部に水道水を流しながら処理をすることで連続作業が...
要約 飼料イネ栽培において、家畜排せつ物処理施設等から排出される牛糞尿由来の曝気液を、2回の追肥あるいは穂肥に用いると慣行栽培と同等の収量が得られる。 キーワード 飼料イネ、はまさり、家畜糞尿、液肥、...
直播栽培に適する東北地域向け稲発酵粗飼料専用新品種「べこあおば(奥羽飼387号)」
要約 水稲「べこあおば」は東北中南部以南での熟期が中生の晩に属する粳種である。耐倒伏性が強く直播栽培にも適する。また乾物重が安定して高く、耐肥性に優れるため東北地域向け稲発酵粗飼料専用品種として利用...
DNAマーカーによる水稲品種「コシヒカリ富山BI」の品種識別
要約 いもち病抵抗性を備えた富山県育成の「コシヒカリ富山BL1号~6号」について、いもち病抵抗性遺伝子の近傍にあるDNAマーカーを利用することで正確かつ短時間で品種を識別することが可能である。 キーワード...
要約 輸入粗飼料の代替として飼料イネを給与して生産した牛乳を想定し、消費者の購買選好を調査したところ、製品情報に加え、飼料イネ生産の外部経済効果に関する情報を提供することで既存品より割高であっても購...
要約 重粘土水田地帯における転作野菜の生産拡大を図るためには、排水改善や栽培管理用機械の作業受託、あるいはリース事業が必要である。また、機械化に適した圃場を野菜作農家に集積するための土地利用調整や、...
要約 そば導入により複合部門を強化するためには、そば栽培の高能率機械化体系への移行や、低収量・低収益を補完する加工販売、2作どり体系の導入が必要である。さらに、加工・販売体制の整備により、地域全体と...
要約 カラー繭・生糸は全齢人工飼料育の5齢期蚕児に染料を添加した飼料を供与することによって生産できる。繭・生糸の着色度合いは染料の種類や給餌時期で異なる。カラー生糸を精錬すると褐色するため、着色部位...