要約 精米の熱水処理による溶出デンプン量には品種間差があり、溶出デンプン量が多い品種は良食味であることから、溶出デンプン量の測定によって良食味品種の選抜が可能である。溶出デンプン量の測定は、特殊な機...
早生で大果の生食用パインアップル新品種候補「パインアップル沖縄8号」
要約 生食用パインアップル新品種候補「パインアップル沖縄8号」は、「クリームパイン」に「マクグレガ-ST-1」を交雑して育成した早生の大果系統で、葉にとげが無い。果皮は黄橙色で果肉が黄色、肉質が軟らかく果...
要約 大豆「タチホマレ」は「タチナガハ」よりやや早熟で、耐倒伏性に優れ青立ちが少ない中生品種である。ウイルス病抵抗性で褐斑粒が無く良質で、蛋白質含量が「タチナガハ」よりやや多く豆腐加工に適し、味噌加...
要約 神奈川県育成の根深ネギ品種「湘南」から集団選抜により育成した新品種「湘南一本」は「湘南」の良食味を残し、葉折れの軽減、葉鞘首部の伸長性向上など栽培上の特性が改善され、実用的に分げつが少ない。 ...
ガラス繊維濾紙を利用した植物からの迅速・簡便・低コストなDNA抽出法
要約 抗酸化物質を含ませたガラス繊維濾紙を用いることにより、迅速・簡便かつ低コストで植物からDNAを抽出することができ、濾紙に吸着させたDNAは常温乾燥状態で長期保存することができる。 キーワード DNA抽出...
要約 γ線照射と高温育苗選抜により育成された弱ロゼット性系統No.1~3は、夏播き栽培において安定して高い開花株率を示す。また、その弱ロゼット性は雑種後代において優性的に発現する。選抜3系統は夏播き用品...
要約 国産大豆の不作・価格高騰下においても、実需者は国産大豆を製品差別化や安全性などの面で高く評価している。一方、専用品種の育成や製造技術などに関する研究要望を強く抱いており、品質向上へ向けた研究強...
要約 8種類のイネいもち病真性抵抗性遺伝子Piz、Piz-t、Pit、Pik、Pik-m、Pita、Pita-2、Pib近傍に構築したSNP判別PCRマーカーを利用することにより、...
要約 タマネギのケルセチン配糖体含量は、球から櫛形に切り取りフードプロセッサーで細断 した試料を 80%メタノールで抽出し,その吸光度(360nm)を分光光度計で測定することにより, 慣行のHPLC法よりも簡便に評価...
要約 赤玉鶏卵に対する消費ニーズの高まりに対応し、肉斑や血斑等の卵質面について基礎系統の改良を進めている。これらの交配の中から丈夫な卵殻を有し卵白の盛り上がりが高く肉斑・血斑の少ない食卓卵(テーブル...
要約 だいず「東山193号」は、「フクユタカ」より早熟の晩生系統である。大粒で裂皮粒の発生が無く外観品質に優れ、豆腐加工に適する。難裂莢性で、倒伏が少なく成熟後の枯れ上りがよい。 キーワード ダイズ、大...
要約 暖地では5月中旬に移植、7月上旬に紋枯病菌を接種し、8月下旬に発病度調査をすれば、省力的に紋枯病抵抗性がほ場検定できる。また、紋枯病抵抗性の指標品種としてWSS3等を利用して、抵抗性が判定できる。 キ...
大粒・良質で難裂莢性のだいず新品種候補系統「東山193号(つやほまれ)」
要約 だいず「東山193号(つやほまれ)」は「フクユタカ」より早熟の晩生系統である。大粒で裂皮粒の発生が無く外観品質に優れ、豆腐加工に適する。難裂莢性で、倒伏が少なく成熟後の枯れ上りがよい。 キーワード...
要約 タマネギのケルセチン配糖体含量は、球から櫛形に切り取りフードプロセッサーで細断した試料を80%メタノールで抽出し,その吸光度(360nm)を分光光度計で測定することにより,慣行のHPLC法よりも簡便に評価...
要約 Tris(pH7.5)-EDTA溶液にTween 20およびProteinase Kを添加した抽出液を用いることで、ニワトリ組織から迅速にDNAが抽出できる。さらに抽出されたDNAは直接PCRに用いることができる。 キーワード DNA抽出、性...
要約 イネ移植株を用いた耐ころび型倒伏性に関する1穂当たり押し倒し抵抗値には品種間差がみられる。年次により同抵抗値は変動するものの、品種間の順位には年次による相違はないことから、品種特性として評価で...
イネの鉄耐性、オオムギ赤かび病抵抗性の高精度・高能率QTL分析
要約 複雑な遺伝子構成を持ったイネの鉄過剰耐性やオオムギの赤かび病抵抗性等の量的形質座位(QTL)の精密分析が、適当な組換え自殖系統に対してHEGS(High Efficiency Genome Scanning:高能率ゲノム走査法)を...
要約 だいず「つぶほまれ」は、煮豆、味噌の加工に適し、豆腐の食味にも優れる極大粒の晩生系統である。ダイズモザイク病に抵抗性で褐斑粒の発生が無く、外観品質が良い。また、倒伏が少なく、着莢位置が高いので...
要約 分娩後早期に採胚し、その後オブシンク法を用いた人工授精を行った結果、移植可能な胚を回収でき、分娩後平均94.8日で受胎し、早期採胚及び受胎が可能である。 キーワード 採胚、黒毛和種 背景・ねらい 繁殖...
要約 フローサイトメーターを利用することによりバレイショの倍数性を極めて簡易かつ正確に分析できる。これを種子の胚斑点および実生苗の胚軸色に基づく選抜法と組み合わせることにより、効率的に2倍性半数体の...