塊茎、茎・根、土壌、水試料に対応したジャガイモ黒あし病菌の高感度検出法
要約 ジャガイモ黒あし病菌の半選択培地LEMを用いる増菌培養と、菌種特異的PCRプライマーを用いるマルチプレックスPCRを組み合わせることにより、塊茎、茎・根、土壌、水の各試料から黒あし病菌を高感度に検出で...
要約 ナス科・キク科植物を中心に被害を与える国内未発生種を含む8種のポスピウイロイドを網羅的に検出し、さらにウイロイド種の識別を可能とする新たな検査法である。本法により、種苗類からのポスピウイロイド...
ナス科対抗植物の短期間栽培によるジャガイモシストセンチュウ密度低減
要約 ナス科のSolanum peruvianumまたはハリナスビを、休閑緑肥として初夏に1kg/10a播種して60~80日間栽培すると、圃場のジャガイモシストセンチュウ密度は20%以下に...
アーバスキュラー菌根菌宿主跡のダイズ栽培ではリン酸施肥を3割削減できる
要約 北海道でダイズを栽培する場合、アーバスキュラー菌根菌の宿主植物栽培跡地ではリン酸施肥を現行基準から3割削減可能である。この技術はダイズ収量水準が標準レベルの場合に適用できる。 キーワード アーバ...
バレイショ採種栽培におけるジベレリンを活用した小粒種いも生産技術
要約 バレイショ採種栽培において原種種いもへジベレリン浸漬処理を行うことによって、密植栽培に比べて低コストで小粒いも数が増加する。処理によって得られた種いもとしての特性・形質は、無処理で生産された種...
超高濃度有機性排水を浄化できるハイブリッド伏流式人工湿地ろ過システム
要約 有機物濃度が極めて高いバレイショデンプン工場廃液や養豚尿液を浄化するハイブリッド伏流式人工湿地ろ過システムを開発し、性能評価を行った。既存システムより省スペースで低コストな人工湿地システムを、...
要約 収穫後、圃場に残ったばれいしょ塊茎は、土壌凍結深30cmで死滅する。土壌凍結深制御手法に基づいて決定したスケジュールでの、雪割りにより、本条件の達成で野良イモ個体数を無処理対比5%以下に減らすことが...
衛星画像を利用した小麦収穫作業システムは主要秋播き品種への適用が可能
要約 小麦の穂含水率と圃場試験より得られた正規化植生指数の間には、品種に関わらず正の一次相関があり、衛星画像を利用した小麦収穫作業システムは現行の主要秋播き品種へ適用が可能である。 キーワード 小麦、...
テンサイとバレイショを混合するバイオエタノール製造技術「MIX-CARV法」
要約 テンサイ・バレイショの両磨砕物を混合し、CARV法を用いて粘性低下処理と澱粉液化・並行複発酵を行うことにより、テンサイの単独使用時に必要な搾汁やシックジュース調製工程を省くとともに、高濃度のエタノ...
要約 固有性の高い地域資源である在来作物について、歴史・文化的背景を歴史資料や地理空間情報の解析に基づき地域住民に周知し、保存組織を核とした保全・活用の実践をコーディネートすることにより、都市住民を...
カンショ「九州159号」を用いた効率的バイオエタノール生産技術
要約 低温糊化性澱粉を有するカンショ「九州159号」を原料として、原料磨砕物の粘性低下後に糖化・発酵を行う工程(CARV法)によりバイオエタノールを製造すると、液化を60℃程度で行うことが可能となり、液化工程に...
要約 バイオ燃料原料として国内で生産可能な資源作物について、栽培に必要な農業生産資材や農業機械によるエネルギー消費量、資材等の価格や労力、収量及び成分をとりまとめたデータベースである。利用者は、デー...
要約 バレイショでん粉精製カスを基質とし、セルラーゼ酵素製剤とペクチナーゼ酵素製剤を同時に用いることにより、でん粉精製カスの減容化が促進される。その現象は、精製度の高いセルラーゼとペクチナーゼのみに...
AHP(階層分析法)による大規模畑作経営の技術開発ニーズの評価
要約
要約 畦から土塊や石礫を除去する機械(セパレータ)に用いるローラ軸に高低差と回転速度差を設けることによって、土塊破砕効果が向上し、排出土を減少させることが可能である。 キーワード ソイルコンディショ...
加工用ばれいしょソイルコンディショニング体系の経営評価と導入条件
要約 加工用ばれいしょソイルコンディショニング体系はコントラクタを利用することで60kg当たり生産費と10a当たり労働時間を減少させ、40ha以上規模の農家で導入効果が見込める。 キーワード ソイルコンディショ...
イモ皮主体サイレージおよびとうもろこしサイレージを活用した乳用種去勢牛の肥育技術
要約 乳用種去勢牛に対して、イモ皮主体サイレージまたはとうもろこしサイレージを濃厚飼料TDNの20%代替して給与する肥育方法は、道内の一般的な濃厚飼料を多給する肥育と同等の牛肉生産が可能であり、飼料費も...
背景・ねらい 単身世帯の増加や食の簡便化志向の高まり等を背景として,外食・中食等の家庭外で調理された食料の消費の増加,すなわち「食の外部化」が進展している。「食の外部化」の進展は,加工・業務用需要の...
要約 ジャガイモの冬作マルチ栽培においてセルグリーン、コーンポール、イーマルチの生分解性フイルムのマルチ資材はマルチャーによる展張作業のときにも破れ難く、剥ぎ取らずに堀取り作業や鋤き込みも可能で、生...
要約 秋作ジャガイモにおいて、梅雨明け後に畦立てマルチャーで作畦・被覆(透明ポリエチレンフィルム)し、約1ヶ月間、太陽熱土壌消毒を実施することにより、クロルピクリンと同程度のそうか病抑制ができ、コス...