遊休桑園で桑樹を伐採・積載・搬出せずに剥皮処理しながら牧草を導入する方法
要約 林地化した遊休桑園での不耕起牧草導入法として、草刈り鎌での桑樹の剥皮と管理放牧および播種前の除草剤散布を行った後に土粒シードペレットを用いた播種と施肥を行うと、良好な牧草導入と作業の軽労化およ...
要約 遊休桑園は、伐採、管理放牧、表土処理、マクロシードペレット播種、電気牧柵利用により放牧地化できる。桑園放牧地約150aで黒毛和種繁殖牛5.5頭の輪換放牧では約240日間の放牧が可能であり、舎飼に比べ飼養...
要約 電気ドリルの動力とフレキシブルシャフトを用い、ステンレス角棒を俵形に成型した刃を回転させ、桑枝条表面の黒皮と緑皮を削り取る機械である。シルク和紙原料の桑白皮を得るための皮剥き作業が軽労化すると...
要約 二段循環型の壮蚕飼育装置は、フレームの内側に二段のレールを装備し、飼育台車を水平移動させる。フレームの前後には飼育台車の循環用として4本のスクリューボルトによる昇降機構を備え、廃条の運搬距離を...
要約 ヘアリーベッチを10月中~下旬に、桑園畦間の1/3程度を播種幅として10a当たり4kg播種すると、春から夏にかけてアレロパシー効果により雑草の発生を抑制し、管理作業が省力化できる。また、有機物源...
要約 クローラ型搬送機に簡易に装着できる施肥機を開発した。本機の施肥散布幅は、4.5~8.5mで、施肥量は落下口の開度と走行速度で調節できる。春切桑園では畦幅が 1.0m以上の桑園で導入でき、施肥作業時間は人力...
要約 乗用運搬車に茶園用剪枝機を装着して1人作業で桑の収穫ができる安価で操作が易しい桑収穫機を開発した。この機械での10a当たりの収穫時間は4時間で従来のバインダー型桑収穫機と同等の能率である。 背景・ね...
要約 運搬車、動力噴霧機、ズームノズル等を組み合わせて乗用型高性能防除機を開発した。この防除機を用いると大区画桑園での除草剤または殺虫剤散布の時間は1ha当たり6時間と省力化できる。 背景・ねらい 雑草及...
結束型条桑収穫機を利用した大区画桑園での収穫・搬出・搬送システム
要約 大区画桑園での結束型桑収穫機による桑収穫から搬出・搬送に至る高能率システムを構築した。これにより収穫桑1t当たりの作業時間は1.24時間と省力化できる。また、収穫条桑の搬出用にキャスター付の軽量化し...
要約 基幹労働力2人で繭生産量10tの大規模養蚕モデルを設定し、省力的な新技術の組立を行った。年間労働時間は 1,746時間で、これは現行の全国平均の約10%であり労働生産性は飛躍的に向上する。 背景・ねらい 繭...
要約 乗用バインダ型条桑収穫機を利用して大規模多回育養蚕に対応する高能率桑収穫技術を確立した。本機を効率的に活用するため条桑運搬用のコンテナや生育制御技術を開発し、適応桑品種を選定した。また、各種乗...
要約 密植機械化桑園において、被覆肥料配合固形肥料を用いた年1回施肥法は従来の施肥法と比べ収量に差はなく、施肥管理作業の省力化が図られる。 背景・ねらい 先進国型養蚕に対応した栽桑技術を確立するため、<...
「琉球多蚕繭」を用いた「鷹山絹」用新蚕品種の省力的な5齢条桑育・一斉上蔟法
要約 ブランドシルクである「鷹山絹」の素材となる琉球多蚕繭は原蚕種であるが、5齢を条桑育で飼育し、一斉上蔟を行うことにより、収繭量は増加し、作業能率は40%程度に省力化できる。 背景・ねらい 養蚕農家の経...
要約 稚蚕期の無菌人工飼料の飼育は、無停食で稚蚕飼育中に生育の乱れが生じるため4・5齢中に遅蚕を排除しながら飼育する必要がある。本飼育法は、結繭中はやや劣るが、繭質に遜色無く、現行の稚蚕飼育と比較して...
要約 簡易調製飼料「シルクメイトかんたん4」を用い、人工飼料育期間を4齢期まで拡大する1~4齢人工飼料育・5齢桑葉育は、従来の1~2齢(3齢)人工飼料育・3齢(4齢)以降桑葉育と比べ、遜色のない品質の繭が生産でき...
要約 圧縮空気を利用したエゼクタと小容量ホッパで構成する散布機を用いて、急傾斜地で広域散布する汎用性の高い作業システムを開発した。本システムは4~5名で1日に2~2.5トンのマクロシードペレットを製作し、...
要約 古条をジフィーポットに挿し木して育成した桑苗をタバコ移植機を利用してビニールマルチをした圃場に植付けることにより,1年で桑園造成が可能となった。この技術は従来の手作業に比較して労働時間が1/5に省...
要約 圧縮空気を利用したエゼクタと小容量ホッパで構成する散布機を用いて、急傾斜地で広域散布する汎用性の高い作業システムを開発した。本システムは4~5名で1日2~2.5トンのマクロシードペレットを製作し、0.8...
要約 キボシカミキリ幼虫の人工飼育において、人工飼料の給餌量が幼虫期間や羽化率に大きく影響した。孵化幼虫を人工飼料が5g入った容器で個体飼育すると、飼料の追加なしに、従来の飼育法より短期間で生育、体重...
要約 緩効性肥料を用いて2年1回の施肥を行っても慣行の施肥法に比し収量等には影響が小さいので、本法が大規模桑園を省力的に分割管理する上で有効であることを示した。 背景・ねらい 年間飼育回数10回、繭生産量...