要約 2012年12月31日で全廃となった土壌くん蒸用臭化メチル剤の代替技術として開発した国内8地域4品目対象の産地適合型マニュアルによる栽培は、同剤使用時の慣行栽培に対し何れも90%以上の収量を確保することが...
要約 農民参加型手法により、土壌水分を活用した野菜の節水栽培法の技術指針を策定した。東北タイの乾期でも、土壌水分を活用することで多種野菜を栽培することができる。 キーワード 東北タイ、節水野菜栽培、農...
要約 果物の家計消費が長期的な減少傾向にある中で贈答用果物への支出は一定水準を維持しており、その市場規模は約2,670億円と推計される。特に、果物生産地における地元消費者の贈答利用が顕著であり、果物の販...
少量土壌培地耕における無加温半促成アムスメロンの培養液濃度管理
要約
アムスメロンを少量土壌培地耕で山崎処方メロン用培養液を用いて無加温半促成栽培する場合、給液濃度を定植から開花までの期間はEC2.0dS/m、開花後30日間はEC1.5dS/mとし、それ...
果実肥大性に優れ、発酵果が少ないネットメロン新品種「こまちクィーン」
要約 地這い栽培に適した緑肉のネットメロン「こまちクィーン」を育成した。この新品種は県内の主力品種「KA-91」より果実肥大性に優れ、発酵果の発生が少なく、収穫期の判定が容易であるため高品質な果実を生...
牛ふん堆肥を用いたアールスメロン栽培において土壌養分を集積させない養分管理のための圃場カルテ
要約 作付前土壌および牛ふん堆肥の加里含量から土壌診断基準値以下になるように堆肥施用量を決定し、堆肥、土壌の可給態窒素および無機態窒素から施肥窒素量を求める圃場カルテを用いる施肥は、同一圃場で牛ふん...
キーワード メロン、日焼け、白化防止、黄化抑制、遮光 背景・ねらい 7月中旬以降に収穫するメロンのトンネル栽培では、果皮の白化や黄化が問題となっている。白化した果実は出荷不能となり、黄化した果実も商品...
要約 市場流通の過程でナス果実に発生したガクの離脱(へたはずれ果)には、エチレンガスと保管温度の影響が大きい。エチレン濃度が高いと15℃以上で、濃度が低くても17℃以上で発生する。いずれの濃度でも25℃以上...
要約 温室メロンの追熟に伴う果実の収縮を、収穫直後の果実赤道部に着装した測定部位15cmの合成紙のベルトと専用のゲージで測定することにより、ゲージ値と果肉硬度との関係に基づいて、ゲージ値が3cmになった時...
栽培が容易で食味の良い、春系のアールス系メロン新品種候補「秋試交12号b」、「秋試交12号c」の育成
要約 地床栽培可能な、春系のアールス系メロン「秋試交12号b」(緑肉)、「秋試交12号c」(赤肉)を育成した。共に、低温条件下の半促成作型で肥大力が旺盛で栽培しやすく、食味が良い。 キーワード 春系、アール...
要約 ‘ルピアレッド’のハウス抑制作型においては、1 葉苗(ペーパーポット V5 で育苗)を定植し、着果節位を 8~11 節とし、子づるの摘心は行わず、20 節程度までの側枝を除去することにより、糖度の安定化が図られ...
要約 露地メロンの栽培において、近紫外線除去フィルムを展張したトンネル内に定植し、併せてほ場周辺に障壁作物(ライムギ)を植え付けることにより、アブラムシ類の密度を抑制でき、農薬散布回数を削減できる。...
果菜類の害虫ミナミキイロアザミウマに対するヒメハナカメムシ3種の必要放飼比率
要約 ヒメハナカメムシ3種の温度別繁殖パラメータおよび最大捕食量のデータを用い,ミナミキイロアザミウマに対する抑制能力(害虫/天敵比)を算出した。この値により,天敵3種を大量放飼する際の理論的必要放飼...
要約 太陽熱消毒と地中加温システムの併用による土壌消毒は地下深い部分に対しても50℃以上の地温を維持する。メロン黒点根腐病に対しても防除効果が認められ、2作連続でもその効果を維持する。 キーワード 太陽熱...
微生物資材を利用した露地野菜栽培では特定の販売ルート確保がポイント
要約 EM資材等微生物資材を積極的に導入している神奈川県三浦半島地域の露地野菜作について、その経済性を検討する。その結果、10アール当りの販売金額は調査事例の73%が慣行の水準を越えており、特定の販売ル...
要約 メロンから単離したエチレン生合成遺伝子Cme-ACS1を改変してアグロバクテリウム法でメロン育種素材に導入することにより、果実でのエチレン発生量が少なく、日持ち性が向上する形質転換メロンを作出できる。...
アールス系メロン養液土耕における省力的な灌水システムの導入効果
要約 養液土耕において圧力変換器付pFセンサと制御器を用いた即時制御潅水法を導入すると、天候に沿った自動潅水が可能となり、総潅水量は慣行栽培の70%に節水できる。潅水に要する累計時間は20%に減少し、経...
要約 イチゴの高設ベンチ上でメロン植物体を懸垂誘引することにより、高さ制限のある施設内でもアールス系メロンの栽培が可能となる。懸垂誘引では、生育・作業上の理由から、ベッド上30cmで茎を下向きに折り曲げ...
要約 高品質の温室メロンを生産するには、定植から収穫までの温室内積算日射量は350MJ/m2以上が必要であり、東西棟のフェンロー型温室は、寡日照となる秋冬期においてもほぼこの条件をみたしている。 キーワード ...
要約 遮根シートで水流と根圏を区分し、根が水中に伸びられるように改良した底流循環型の毛管水耕装置でスイートピーを栽培すると、初期生育が旺盛で出荷期が前進し、切り花品質も向上する。 キーワード 底流循環...