ミールの多角的利用が可能な高収油量のなたね新品種候補系統「東北99号」
要約 エルシン酸を含まず、グルコシノレートが低いダブルローなたね新品種候補系統「東北99号」は、食用油に適し、ミールの多角的利用が可能である。標準品種と比較し、収量性がやや高く、収油量も多い、寒冷地向...
要約 無エルシン酸なたね「キタノキラメキ」は、「キザキノナタネ」と比較し、北海道十勝地域で越冬株率が高く、やや多収である。 キーワード なたね、多収、越冬性、無エルシン酸、食油用 背景・ねらい 北海道は...
要約 切り花用品種‘初夢’、‘初紅’、‘冬紅’を用いた3本仕立てのポットハボタンは、7月上旬に播種後、7.5cmポットに鉢上げし、その4週間後に摘心と摘心時に最上位葉位から3枚の摘葉を行うことで、コンパクトで...
要約 二条大麦新品種「煌二条」は、焼酎醸造適性が良く焼酎の酒質に特徴があり優れる。千粒重と整粒歩合が大きく整粒収量が高い。オオムギ縞萎縮病ウイルスのⅠ、Ⅲ型系統に強く、穂発芽性が難である。 キーワード ...
焼酎醸造特性が優れ大粒で多収の二条大麦新品種「キリニジョウ」
要約 二条大麦新品種「キリニジョウ」は、焼酎醸造適性が良く焼酎の官能品質に特徴があり優れる。千粒重と容積重が大きく多収である。精麦白度が高く精麦品質が良い。オオムギ縞萎縮病ウイルスⅠ型系統とうどんこ...
玄米の外観品質が優れる温暖地向き巨大胚水稲新品種「はいいぶき」(旧系統名「中国183号」)
要約 水稲「はいいぶき」は、GABA生成能力の高い巨大胚系統である。温暖地西部では中生の晩の熟期で、「はいみのり」に比べて、苗立性、玄米外観品質が優れる。精米の際に胚芽が落ちにくいことから、発芽玄米だけ...
γーアミノ酪酢(GABA)が多い発芽玄米用糖質米新品種「あゆのひかり」
要約 「あゆのひかり(北陸169号)」は寒冷地南部では中生の中に属する粳種で、短稈、偏穂重型の糖質米系統である。重量当たりのGABA含量が一般品種の3倍前後で、水溶性多糖(植物グリコーゲン)を乾物重当たり30...
要約 ツバキ品種‘小紅葉’とヒメサザンカとの種間交雑により、白地にピンクの縦絞りの入る花色をもつ芳香性ツバキを育成した。本品種は、生育が旺盛で、高い挿し木発根性をもつ。 キーワード ツバキ、ヒメサザンカ...
要約 冬季花壇用苗物の木本類有望品目として、秋出荷パンジー・ビオラと作業分散が可能である6品目を選定し、その作型を開発した。ユキヤナギは5℃の低温処理後の加温で開花促進され、ツバキはBAを4~5月に...
要約 土壌面の溝底では、土壌水分の減少と塩類集積が遅れ、地温の日変化が抑制される。そのため、乾燥地で深さ5cm程の溝底に播種すると、作物の発芽・生育が促進される。 背景・ねらい 乾燥地の農業は、これまで...
要約 「中国137号」は温暖地西部地域では中生の晩に属する粳種である。収量性は標準品種並であるが、新形質として巨大胚を持っている。 背景・ねらい 米の需要拡大を図るために、食の多様化、米の新規用途の開...