暑熱下での飼料用玄米給与によるブロイラー肥育前期の成長改善効果と免疫反応への影響
要約 暑熱環境下において、玄米配合飼料の給与によりブロイラーの成長改善効果および免疫反応への影響が認められ、玄米は暑熱環境下においてもブロイラーの飼料原料として有用である。 キーワード ブロイラー、暑...
要約 リンゴ由来プロシアニジンの「体脂肪を低減する」機能が研究レビューで示され、機能性成分含量のばらつきや安定性を明らかにすることにより、リンゴの機能表示食品の届出が可能になる。 キーワード リンゴ、...
機能成分高含有農作物・加工食品に対する消費者の認知状況および摂取意向
要約 健康志向の高い消費者の94.6%が機能成分高含有農作物・加工食品の摂取を希望しており、栄養成分や機能成分の高さに魅力を感じている。一方、安全性等に対する不安もあり、有効成分の安全性評価結果並びに成...
要約 本県産の焼酎の蒸留粕(焼酎粕)に麹を添加した食品加工用漬け床を開発し、本県産シイラを漬け込んだ焼酎もろみ漬け製品を商品化した。その漬け床に漬け込んだシイラの焼成は、独特かつ香ばしい風味を有して...
切断麦に適し極低ポリフェノールで炊飯後褐変が少ない六条皮麦新品種「はるしらね」
要約 六条皮麦新品種「はるしらね」は、プロアントシアニジンフリー遺伝子ant28を有し、炊飯後の褐変が極めて少ない。砕粒率が低いため、切断麦用としても優れる。縞萎縮病抵抗性で、穂数が多く多収である。 キー...
要約 玉露および覆い下夏茶(覆い下栽培した二番茶)は、露天栽培の煎茶(一番茶、二番茶、三番茶)に比べてルテイン含量が高い。また、新芽の部位別では、下位葉のルテイン含量が高く、茎部の含量は低い。 キー...
要約 カルノシン、カルニチン、クレアチンの含有量はロースで、タウリン、オルニチン、ナイアシンは肝臓で、ユビキノンは心臓で、それぞれ顕著に高い値を示すが、内臓(特に心臓)における含有量に対する飼養条件...
極低ポリフェノールで加熱後褐変せず多収で高品質の二条大麦新品種「白妙二条」
要約 二条大麦新品種「白妙二条」は、褐変を引き起こすポリフェノール含量が極低く、炊飯後に褐変をほとんど起こさない。精麦白度と歩留りが高く精麦品質が優れる。ニシノホシと同等の早生、短稈、多収である。穂...
要約 地域在来のツケナである「中島菜」の在来系統から選抜した「晩抽・中島」および「晩抽・西谷内」2系統は、標準JA系統に比べて、2週間程度抽台が遅いために収穫期間が拡大でき、また食味やACE活性阻害に標...
要約 日本の食卓になじみ深い乾しいたけの嗜好調査を行い、消費者の好みを明らかにすると共に、特に香りに焦点を合わせた品質の改良方法を開発しました。 背景・ねらい 乾しいたけの消費量は年々減少しており生産...
背景・ねらい
愛媛県では、地元で漁獲された生魚を主原料に加工された蒲鉾やじゃこ天等の練り製品が特産品の一つになっている。生魚を用いた場合、頭部・中骨・皮等は未利用部位(加工残渣)として処分され...
要約 生食用大玉トマトは収穫後着色No0まで追熟を行うことにより、加工原料としての利用が可能で、加工用トマトを原料にした加工品に比べて、糖や酸及びグルタミン酸含量の高い製品が製造できる。 キーワード 生...
背景・ねらい 愛媛県では、地元の生魚を主原料に加工された蒲鉾やじゃこ天等の練り製品が特産品の一つになっている。しかし、生魚の大半が未利用部位となり、廃棄処分費も必要となっている。この未利用部位の食品...
養液・電照栽培したパッションフルーツの秋実には、機能性成分が多く含まれる
要約 パッションフルーツの果実に含まれる主カロテノイドは、ζ-カロテンである。機能性成分とされるζ-カロテンとアスコルビン酸の含量は収穫時期の影響を受け、養液・電照栽培した秋実に多く含まれる。 背景・...
要約 放牧飼養のみで育てられた和牛の筋肉には、ユビキノン、カルニチン、クレアチンという機能性成分と抗酸化ペプチドであるアンセリン+カルノシンが豊富であるだけではなく、水溶性呈味成分(各種遊離アミノ酸...
養液・電照栽培したパッションフルーツの秋実には、機能性成分が多く含まれる
要約 パッションフルーツの果実に含まれる主カロテノイドは、ζ-カロテンである。機能性成分とされるζ-カロテンとアスコルビン酸の含量は収穫時期の影響を受け、養液・電照栽培した秋実に多く含まれる。...
スイゼンジナの収量、ミネラルおよび機能性成分の生育時期別特徴
要約 スイゼンジナの収量は秋冬栽培が冬春栽培に比較して高い。ミネラル成分はホウレンソウ、シュンギクに比較して、カルシウムおよびマグネシウム含量が高いが、後者は生育時期による変動が大きい。機能性成分は...
温州みかん果皮飼料添加によるβ-クリプトキサンチンを多く含む鶏肉の生産
要約 肉用鶏に温州みかん果皮乾燥粉末を2~4%飼料添加して給与することにより、生産性を維持しながら、β-クリプトキサンチンを2~5倍(約8.8~55.4μg/鶏肉100g)含む鶏肉を生産することができる。 キーワード 肉...
背景・ねらい
要約 牛ロース芯における総カルニチン含量は月齢の進んだ牛で増加し、経産雌肥育牛では極めて高い値となる。すなわち、幼牛よりも成牛の肉に多く含まれる。また、牛肉中カルニチン含量を、霜降りや肉色などの見た...