赤肉で大果のスモモとウメの種間雑種新品種「露茜(つゆあかね)」(系統番号:ウメ筑波10号)
要約 ウメ新品種「露茜(つゆあかね)」(系統番号:ウメ筑波10号)*は、ニホンスモモ「笠原巴旦杏」にウメ「養青梅」交雑して育成した。果実は60~70gと大きく、果皮はほぼ全面に赤く着色し、果肉も鮮紅色に...
要約 ゼリー飲料を製造する際は離水率を考慮し、pHが3.5以下の飲料を使用する場合、ゲル化剤は「WM-100」を使用する。 キーワード ゼリー飲料、pH、離水、リンゴ、ブドウ、シソ、ウメ 背景・ねらい ゼリー飲料は9...
ウメ「紅サシ」の完熟落果の態様とネット収穫が樹体へ及ぼす影響
要約 ウメ「紅サシ」の完熟落果は胚固化完了期の果実が大きいほど早まる。ネットによる完熟落果収穫は、青ウメ収穫より果実肥大が進み、収量が増加する。青ウメ、完熟落果にかかわらず収量が多いと樹体への影響と...
着果と水分ストレスによるウメ樹体地下部への光合成同化産物分配抑制
要約 ウメ樹体の着果量が多いと同化養分の根への分配が抑制される。さらに、土壌の 乾燥および乾燥・過湿の繰り返しでその傾向が助長される。 背景・ねらい ウメ樹体は、土壌の乾燥、過湿および着果負担により、...
要約 ウメ生産農家の経営効率には、単位面積当たり収量や樹齢構成、白干ウメの品質などが影響している。効率的経営は樹齢構成を適正に保ちながら、施肥や防除等の基本的な栽培管理を毎年実践し、品質と収益の向上...
要約 市場流通の過程でナス果実に発生したガクの離脱(へたはずれ果)には、エチレンガスと保管温度の影響が大きい。エチレン濃度が高いと15℃以上で、濃度が低くても17℃以上で発生する。いずれの濃度でも25℃以上...
要約 果実表面の紅色割合が25%以上である果実は抗酸化能で優れ、日陰部の結果枝先端の枝葉を切除して果実に光を当てると、果実の紅色割合が増大し、抗酸化能が向上する。 キーワード ウメ、機能性、果皮色、枝葉...
負イオン/オゾン混合ガス発生装置を装着した冷温高湿貯蔵庫の開発
要約 透湿膜加湿装置、スイング式負イオン/オゾン混合ガス発生装置を装着した貯蔵庫を開発・製品化した。冷温高湿貯蔵により、品質劣化にエチレンが関与する果実や非関与の果実の鮮度を保持できるだけでなく、低...
要約 高品質の一次加工品(塩漬け梅)ができる完熟落果ウメを、平坦園で効率良く収穫するには、樹間中央部に果実が集まるように傾斜をつけてネットを張り、福井園試等が開発した落果集果機を用いる。この収穫法に...
要約 ノイバラおよびツルウメモドキを強誘引で樹形管理すると、両樹種の切り枝品質が向上する。また、ノイバラでは秀品率が高まり、著しく増収する。両樹種とも強誘引により、収穫出荷にかかる時間が、慣行の半分...
要約 資源循環型社会の確立を目指して、梅酒工場から排出される漬け梅を、肉用牛の飼料へリサイクルして大阪ウメビーフを開発した。給与牛は、増体量が大きく肉質も高い評価を得、生産農家、消費者の関心も高く、...
要約 ツルウメモドキの挿し木方法は密閉挿しが良く、挿し床には含水率の低い山砂が適している。挿し木部位は枝の中央部分を用いると発根が良い。ノイバラの挿し木方法はミスト挿しが良く、用土を選ばずに良く発根...
要約 実需者の望む草丈は、宿根草では確保しやすいが、枝物花木ではもう一段長くする必要がある。メイン(「真」)よりサブ(「副え」)やベース(「控え」)の位置づけの品目が多く、仕入希望価格も概して高くな...
要約 ウメ農家では、供給過剰に伴う価格低下が経営上大きな問題となっている。これに対し、多くの農家はウメの高品質生産や栽培規模拡大による対応を志向しているが、一部の農家は他品目への切り替えやウメの大量...
要約 水田転換園や有効土層の浅い園に植栽されているうめの弱樹勢樹では、圧縮空気の注入により、土壌の物理性が改善されて、樹勢が高まり、さらに潅注施肥との併用は、収穫後の干ばつ時の樹勢の回復にとくに有効...
要約 中山間地域における花木類の露地と 促成栽培品目を組み合わせることで周年出荷が可能になる。また、促成品目の休眠打破処理により促成期間の短縮が図られる。 背景・ねらい
中山間地域における複合経営...
要約 共同直売所では季節感の演出が必要である。そこで特定の季節に品揃えが必要な季節品目のチェックリストを作成した。 背景・ねらい 共同直売所においては、日常消費的な野菜の品揃えも大事であるが、季節感の...
要約 モモの加温栽培における電気マット埋設及びビニルマルチは、地温上昇効果が高い。とくに、電気マット埋設は、発根、発芽、開花、新梢伸長などの項目で生育促進効果が高い。大分県農業技術センター・果樹部 ...
要約 うめの黒星病防除にスプリンクラーを用いた場合、薬剤散布量を10a当たり600㍑とすることで、慣行の手散布と同様の防除効果が得られ、高い能率で防除作業が可能となる。 背景・ねらい うめの高品質安定生...
要約 低樹高を目的として、樹高2m、幅1.5~2.0mのY字フェンス仕立てを行なうことにより、収穫作業の省力化と樹の若返りが図られ、大玉比率が高まる。 背景・ねらい ウメの栽培・経営上の最も大きな問題点は、収...