要約 ガス透過性膜であるシリコンチューブを土壌中に埋設することで、土壌の凍結融解条件においても土壌ガスの深度別採取やガス分圧の経時変化の記録が可能となり、一酸化二窒素が土壌中で生成され蓄積する状況・...
要約 イネウンカ類の薬剤感受性検定で行われている一般施用法のマイクロアプリケーターに比べ、安価なディスペンサーを使用した簡易施用法はトビイロウンカとセジロウンカに適用可能である。ヒメトビウンカではコ...
線毛関連遺伝子のプロファイリングによるStreptococcus suis強毒株の識別
要約 3種類の線毛関連遺伝子をPCRでプロファイリングすることで、従来のMLST法より安価で簡便に豚や人に対して疾病リスクの高いStreptococcus suis強毒株を識別することが出来る。 キーワード 豚レンサ球...
要約 腟内温度測定システムを用いて腟内温度を測定することにより、前日の3日間における同時刻の平均温度より0.4℃以上の上昇が4時間以上継続すると高い割合で放牧牛の発情が検出できる。 キーワード 肉用牛、放牧...
用途にあわせて機能やデザインを選択できる新型フィールドサーバ
要約 フィールドサーバのケース(筐体)、内部の基板、センサ等が完全にモジュール化され、BTO型 PCのように用途や予算にあわせて搭載機能や筐体構造を選択できる。筐体の強度が大幅に向上し、輸送時や農業機械の接...
トラクタに無改造で脱着可能な農作業状態検知センサおよび小型記録装置
要約 トラクタの作業位置や作業状態を検知する無改造で脱着が容易な農作業検知センサと、これらセンサの情報を有線ネットワークにて一元的に収集・統合して、USBメモリに自動記録する小型記録装置。農作業情報を1...
要約 アカスジカスミカメの性フェロモンはHexyl butyrate、(E)-2-Hexenyl butyrateおよび(E)-4-Oxo-2-hexenalで構成される。合成フェロモン剤(最適混合比率5:1:10、総量64μg)の雄成虫に対する誘引性は未交尾雌10...
不耕起播種大豆に対する化成肥料の基肥施用による株数の減少と減収
要約 水田転換畑の大豆不耕起栽培では苗立ち不良が生じやすいが、これに加えて化成肥料の播種時施用は苗立ち不良や立ち枯れの発生を助長し、立毛数の減少による減収を生じることが多い。そのため関東地域の大豆不...
要約 GISと国勢調査データ等の汎用的データ及び既存ソフトウェアを組み合わせることにより、農村生活圏の人口、産業、交通、生活に関する定量的な地域診断が可能な手法であり、地方・国・住民の間で地域の再生・...
ガリンコ号を用いた冬季の北海道オホーツク沿岸域の観測と海洋環境の季節変動特性の解明
要約 流氷の来遊のために冬季の海洋環境に関する知見の乏しい北海道オホーツク沿岸域において、紋別市と共同で沿岸のモニタリングデータの解析を行った。紋別港外のオホーツクタワーでの水温と塩分は沿岸域での海...
要約 噴火湾ホタテガイ養殖においては、生殖巣発達期の2月のクロロフィルa濃度が低い年と母貝の成長不良年に採苗不良が起きている。エルニーニョ年は2月のクロロフィルa濃度が低く、ラニーニャ年には母貝の成長不...
要約 灯台、沿岸定線、定地水温の観測結果を組み合わせることにより、東北地方の太平洋海域における沿岸水温の100年間の変化率を求めたところ、岩手県とどが埼、宮城県江島、福島県塩屋埼では近隣の地上気温の上...
要約 人工衛星で観測された海面クロロフィルa濃度は現時点で唯一利用可能な広範囲、高頻度に観測されている生物データである。最適内挿法を用いて欠測域を補間するために必要な海面クロロフィルa濃度変動の時空間...
紀伊水道周辺海域におけるマルアジの年齢・成長解明と資源解析の再検討
要約 紀伊水道周辺海域の重要資源であるマルアジについて、最新の耳石解析手法により年齢・成長を明らかにするとともに、資源量の推定を行った。その結果、マルアジは従来の知見に比べ成長が遅く、長寿であること...
高知県西部海域の大型定置網で漁獲されたマサバから推定される若魚の加入動向
要約 高知県西部の大型定置網で漁獲されるマサバ若魚の入網尾数から加入量水準を求めた。4~6月に尾叉長5~20cmの若魚が出現した。1操業あたりの入網尾数は、2002年までは数十尾以下であったが、2003年からは数百...
要約 浜名湖でアサリ稚貝の出現や成長を調査し、併せて稚貝の移殖適地や移殖適季を検討した。稚貝の殻成長は密度に依存して低下し、これら高密度に出現した稚貝を捕食者やアオサの堆積が少ない湖南部の禁漁区へ春...
要約 外海砂浜域(新潟県北部沿岸)および内湾域(愛知県知多湾)における主要貝類と堆積有機物の炭素・窒素安定同位体比を計測し、食物網構造や餌料有機物供給源について海域間の比較を行った。その結果、両海域...
要約 山口県日本海域におけるアカアマダイの資源回復を図るため、資源診断と資源動向予測を行い、その結果を基に平成18年7月に山口県は資源回復計画を策定した。資源回復計画策定後は資源動向のモニタリングを実...
房総から常磐海域に来遊したマイワシ2003~2008年級群の体長、肥満度、成熟係数と資源水準の関係
要約 房総から常磐海域に来遊した、資源低水準期の2003~2008年級群について、計算体長、年齢別の平均肥満度と平均成熟係数を求め、資源増大期から高水準期の1974~1984年級群の結果と併せて、それぞれ資源水準と...
要約 大阪湾で2006、2007年にAlexandrium tamarenseおよびA.catenellaシストの調査をおこなった。2006年は全域で確認されたが、密度は東部沿岸で高かった。2007年は春期の A.tamarense赤潮...