要約 本モデルは水稲の窒素吸収と葉面積との強固な関係を基礎とし、少数のパラメータから簡易に水稲の生育・収量を予測できる。将来的には本モデルの一部をリモートセンシングデータによる推定値で代用することで...
要約 衛星リモートセンシング画像の青、赤、近赤外域の反射率を用いる、新規の植生指数IRVIは、小麦の穂水分の推定に有効であり、従来のNDVIによる「ゆめちから」の穂水分の推定では3か年の予測誤差が最大で8.0%...
複数の気象機関の季節予測データを利用した新たな穀物収量予測手法
要約
要約 デジタル空中写真の立体視による平均樹高と本数から、スギやヒノキ、カラマツ人工林の林分材積を精度よく推定する式を地域別に作成し、森林立体視ソフト「もりったい」に組み込みました。 背景・ねらい 比較...
穂ばらみ期の地上分光計測データから収穫前にコメの収量が予測できる
要約 穂ばらみ期の水稲群落上で分光計測を行うことで、収穫1カ月前に収量を予測すること...
オホーツク海沿岸域での流氷後退時期が植物プランクトンブルームに及ぼす影響
要約 流氷期の北海道オホーツク海沿岸域の海洋環境の特徴と流氷後退時期の年変動の関係を明らかにするため、紋別周辺沿岸域の海洋環境モニタリングデータ...
霞ヶ浦の水質保全対策に資する霞ヶ浦流域のハス田のGISデータ
要約 霞ヶ浦の水質保全対策に資するために整備し、ネットに公開した霞ヶ浦流域のハス田のGISデータ(KMZファイル形式)である。ハス田は、RapidEye衛星デー...
要約 これまで検出が困難だった「森林劣化」を高分解能衛星画像により広域で系統的かつ自動的に抽出する技術を開発しました。森林劣化の傾向と原因をこの技術で究明し、森林の持続的利用の回復に貢献します。 背...
要約 発展途上国での森林減少と森林劣化による二酸化炭素の排出量を推定するため、リモートセンシングと地上調査を組み合わせて、国レベルでの森林の炭素蓄積量の変化を精度良く把握する手法を開発しました。 背...
移動作業型フィールドサーバを用いた広域・精細モニタリング手法
要約 開発した移動作業型フィールドサーバは、高積載量を実現し不整地を安定移動できる6脚歩行ロボットと、軽量・省電力で広範囲の作業領域をもつロボットアームを備えており、従来型フィールドサーバよりも高度...
要約 森林減少が進むブラジル・アマゾンの森林炭素量を把握するため、多点での地上調査やバイオマスの伐倒調査と、衛星データを活用した評価手法の開発により、広域でかつ高精度の炭素量分布マップを作成しました...
水利システム・人工衛星データによる代かき時の水利用実態調査手法とその適用
要約 水利システムの水田区画等のGISデータ、取水量データ、人工衛星データを組み合わせて利用することで、水利用実態を推察することができる。筑後川およびその関連流域では、一週間程度、下流域が先行して代か...
ベトナム南部メコンデルタにおけるトビイロウンカの発生量変動と移動実態
要約 メコンデルタのトビイロウンカ発生量はイネの収穫期面積と同期して周期的に変動している。2009年7月末の移動事例では、西からの季節風により収穫期の水田から移出したトビイロウンカが3時間、約100km移動し...
熱帯林の保全をめざして ―REDD プラスのための技術解説書の刊行とクレジット化のためのガイドラインの提案―
要約 熱帯林保全の新しい仕組み「REDDプラス」の実施のため、技術面での手引きとなる解説書である「REDDプラス・クックブック」を刊行しました。また、炭素のクレジット化のための算定指針を示した「REDDプラス実...
衛星リモートセンシング技術を用いて米国トウモロコシ単位収量を広域把握する
要約 高頻度観測衛星センサ(MODIS)によって観測された植生指数(WDRVI)のトウモロコシ絹糸抽出期7~10日前の値が単位面積あたりの子実収量と高い相関関係を示すことを発見し、アメリカコーンベルトのトウモロコシ...
リモートセンシングによる植物群落クロロフィル量の高精度汎用評価モデル
要約 植物の生産力やCO2固定力の広域的な診断・評価の鍵となる群落クロロフィル量の分布をリモートセンシングによって広域評価するための高精度かつ適用性の高い新たな評価モデルを開発しました。 ...
要約 高解像度衛星データと水田区画データ(水土里情報)を用いて、画像分類と目視判読を組み合わせて水田の土地被覆(稲、雑草等)を判別する手法である。目視判読だけでは判別が困難な場合でも水田の土地被覆を高精...
森林観測ネットワークで気候変動の影響を探る -タワーを用いた二酸化炭素吸収量(CO2)の把握-
要約 観測マニュアルの作成を行い、機器やソフトウェアの標準化によりタワーを用いたCO2吸収量観測体制を充実させました。この長期タワー観測から、落葉広葉樹林の夏のCO2吸収量は常緑針葉...
要約 河川の溢水・氾濫を表現する氾濫モデルと、それを導入した流域水循環モデルの構築手法である。氾濫過程を導入した流域水循環モデルにより、大規模で長期間におよぶ氾濫の全体像が把握でき、出水のピーク流量...
ハイパースペクトルリモートセンシングによる作物特性評価法とその水稲生育診断・収穫管理への応用
要約 ハイパースペクトルリモートセンシングによって植物の生理生態・生育情報を広域かつ迅速に評価するための汎用的解析法を確立し、水稲の施肥診断に重要な群落窒素含有量および収穫管理に重要な玄米タンパク含...