バンド間の位置ずれのない高品質なマルチスペクトルオルソモザイク空撮画像の作成手法
要約 ドローン観測の後処理に広く利用されるソフトウェアの推奨手法は、作成される画像の位置精度が悪く、分光画像間にも大きなずれを生じさせる問題を有していた。新たに開発した手法は、これらの問題を解決し、...
九州北部2年4作(稲・麦・大豆・麦)大規模水田スマート一貫体系の作業モデル(案)
要約 九州北部2年4作におけるスマート農業一貫体系は、田植機・トラクタの自動運転作業による規模拡大効果、ドローンやIoTセンサー、自動運転(収量)コンバインによる作業・生育・収量の見える化や水稲追肥作業外...
要約 トマトの施設生産において気温、日射、CO2濃度の環境情報および葉面積、果実乾物率の生体情報を用いてトマトの物質生産量や収量を推定できる。また、物質生産の推定値と実測値を比較することによ...
土壌等の多孔質体中の溶液の電気伝導度を連続かつ容易に推定する方法
要約 水分量とバルク電気伝導度を同時測定するセンサーを用いて多孔質体中の溶液の電気伝導度(ECw)を連続かつ容易に推定する。この中で用いる推定モデルのパラメータ探索に非線形最適化手法を用いることで、従来...
穂ばらみ期の地上分光計測データから収穫前にコメの収量が予測できる
要約 穂ばらみ期の水稲群落上で分光計測を行うことで、収穫1カ月前に収量を予測すること...
要約 ペクチン分解物の量に着目した分光学的非破壊的指標(近赤外波長領域の960nmと810nmにおける拡散反射強度の差)は、モモの熟度指標として利用できる。 キーワード 近赤外、モモの追熟、ペクチン分解物 背景・...
トウモロコシ花粉飛散ステージに対応した分光反射率に基づく植生指数等の変化
要約 トウモロコシ雄穂の分光反射率から計算される植生指数等と花粉飛散数の関係を調査した。花粉飛散ステージの進行に伴いOSAVIとred edgeの最大傾きは特徴的に減少し、トウモロコシの花粉飛散時期は雄穂の光学...
要約 遠隔・自動制御が可能な給水バルブと落水口、通信基地局、サーバーソフトによって構成される圃場水管理システムは水稲作時の水管理状況のモニタリングやそれに応じた制御が可能となり、水管理労力を大幅に解...
情報伝達システムを有した飼料分解に関わるルーメン細菌が生息する
要約 反すう家畜のルーメンから得られた遺伝子配列を解析すると、細菌の情報伝達システムとして知られるクオラムセンシングに関連するluxS遺伝子がセルロース分解菌や飼料片上のバイオフィルム形成に関係する細菌...
安価な3次元形状計測センサ利用による作物群落構造解析システム
要約 3次元形状計測センサ、Kinectを使用して開発した作物群落構造解析システムは、葉面積を連続・非破壊的に測定することができる。また、葉面積の階層分布を推定することで品種特性の把握にも利用可能である。 ...
無線式ルーメン内留置型センサを用いた牛のルーメン収縮運動の検出
要約 新たに開発した経口投与型の無線式ルーメン内留置型センサにより測定したルーメン内容物の流動性とルーメン収縮運動はほぼ完全に同調し、非侵襲的に牛のルーメン収縮運動を検知することができる。 キーワー...
要約 自動収穫を行う大豆用コンバインロボットにグレンコンテナを搭載した有人軽トラックを併走させ、収穫と同時に排出を行う。大豆用コンバインロボットのグレンタンクが満量にならないように、排出することで連...
要約 全方位カメラ画像による農業車両制御方法である。開発手法は、カメラで取得した画像平面上で直接制御を行うため、車両の自己位置同定を行う必要がない。堆肥散布機の走行制御に適用した結果、0.5m/sの走行速...
要約 農業用ダム等のコンクリートに埋設し、温度、鉄筋応力、歪等を長期間安定的に計測できるワイヤレスセンサである。ケーブルが無いために設置性、耐雷性に優れる。通信距離は最大24m、1日1回の計測頻度で約10...
β-CD/SPRシステムによる緑茶カテキン類の苦渋味強度の検出
要約 センサーチップ上にβ-シクロデキストリン(β-CD)を固定した表面プラズモン共鳴(SPR)装置は、ヒトが緑茶主要カテキン類に対して感じる苦渋味強度の傾向と同じように、ガレート型カテキンに対して持続性のある...
CANバス利用によりセンシングデバイスの共用が容易な自脱コンバインロボット
要約 GPS等のセンシングデバイスからの情報に基づき、予め計画した目標経路に追従して自律走行による収穫作業を行う。 CANバスを介した制御によりセンシングデバイスの着脱と共用は容易であり、ロボット農作業体...
2,3-trans-ガレート型カテキンを認識する水溶性非環状ファン化合物
要約 3つの芳香環から構成される水溶性非環状ファンレセプター(1、2)は、8種類のカテキン類(EGCG、ECG、GCG、CG、EGC、EC、CG、C)と水中で1:1の複合体を形成する。特にレセプター(1)は2,3-trans-ガレート型カテキ...
トラクタに無改造で脱着可能な農作業状態検知センサおよび小型記録装置
要約 トラクタの作業位置や作業状態を検知する無改造で脱着が容易な農作業検知センサと、これらセンサの情報を有線ネットワークにて一元的に収集・統合して、USBメモリに自動記録する小型記録装置。農作業情報を1...
要約 ナガチャコガネは茶園内で集中的に分布しており、毎年ほほ同じ個所に被害が現れる。このため、被害個所を局所的に防除することで、農薬投与量を削減できる。被害個所の検出と位置の記録は透過型マイクロ波水...
要約 トラクタに近赤外のIEEE1394デジタルカメラと小型PCを搭載することで、大豆などの作物の植被率をリアルタイム計測し、RS-232Cから出力する車載型センサである。大面積の圃場全体の植被率を中耕培土作業な...