要約 土壌還元消毒により土壌のアンモニア態窒素が増加し、無機態窒素量は太陽熱消毒に比較し約3倍増加するが、可給態窒素量は処理により減少する。コマツナ等の栽培では、土壌還元消毒後は作付け前に土壌診断を...
窒素施肥深度の違いがホウレンソウとダイコンの生育・窒素吸収に及ぼす影響
要約 ホウレンソウの生育と窒素吸収は、0~15cmの土壌中窒素濃度に依存する。 ダイコンは、0~60cmの施肥窒素を吸収でき、窒素吸収量は土壌への投入量に応じて増加する。 キーワード 窒素吸収、施肥深度、施肥濃...
小麦「農林61号」の粗蛋白質含有量を適正化するための追肥要否判定法
要約 小麦「農林61号」の子実粗蛋白質含有量は7葉期の土壌硝酸態窒素含有量の簡易測定値と播種から7葉期までの降水量の積により、または穂揃い期の止め葉の葉色値により予測可能であり、それぞれの時期において追...
要約 アルストロメリアの潅水同時施肥栽培では潅水量を1.5~2.1L/床m2・日(高温期は2.1~2.8L)、液肥の窒素濃度を100~150ppm(高温期は50~75ppm)で管理することで収量や品質が向上する。 キーワード アルス...
背景・ねらい シクラメンでは、簡易栄養診断を活用した施肥管理技術が普及してきたが、より省力化を図るため、肥効調節型肥料を用いた施肥管理技術を確立する。そのため、基礎データとして、生育ステージ別養分吸...
要約 極早生水稲品種「南国そだち」を育成し、奨励品種として採用した。「南国そだち」は「とさぴか」、「ナツヒカリ」の中間熟期で、「とさぴか」より耐冷性が優れ多収で、アミロース含有率が低く良食味である。...
葉緑素計を用いたイタリアンライグラスの硝酸態窒素濃度の簡易診断
要約 出穂期のイタリアンライグラスの止葉における葉緑素計の指示値(SPAD値)を用いて、飼料作物中の硝酸態窒素濃度の基準値0.2%を上回るか否かを立毛状態で判定できる。SPAD値が47を超える場合は硝酸態窒素濃度...
要約 水稲「ヒノヒカリ」の移植栽培において被覆尿素(リニア型100日タイプ)を全量基肥施用したとき、水稲の施肥窒素吸収量は、気象変動、有機物(牛ふん堆肥)施用、水管理および地力による影響を受け難い。総...
要約 ホウレンソウを、窒素施用量合計8 g / m2で養液土耕栽培すると、汁液硝酸イオン濃度が播種後23日頃(5、6葉期)より徐々に低下するパターンで推移し、収量を落とすことなく硝酸イオン含有率の低い高品質の収...
土壌診断結果を活用した化学肥料の適正使用支援のための情報システム
要約 生産圃場の土壌診断結果や施肥履歴を保存し、栽培指針等の基準と土壌診断結果の分析値を比較し分析値の適正判定をおこなう。また、肥料の登録番号または肥料名、施肥量、圃場面積から主要肥料成分総投入量を...
高窒素濃度堆肥を用いたキャベツ、スイートコーン50%減化学肥料栽培技術
要約 キャベツ、スイートコーンにおいて、乾物窒素濃度が2%前後~3%前後の堆肥を見かけの窒素利用率を20~40%と推定して、化学肥料の50%を代替施用することで、慣行並の収量を得ることができる。 キーワード 堆肥...
要約 圃場に必要な養分の多くをふん尿で賄うふん尿主体施肥を現地に導入するためには、1.圃場を診断して施肥量を決める、2.ふん尿を肥料に換算する、3.ふん尿と肥料の施用計画を立案する、4.計画を実行する、の4...
要約 キクの点滴かん水施肥栽培において、生土容積法による土壌中の硝酸イオン濃度を50~100ppmを目安に施肥管理することで、窒素利用率が高まり、作付け後の養分の残存が少なく、良質な切り花が得られる。 キー...
土壌診断結果を活用した化学肥料の使用支援のための情報システム
要約 生産圃場の土壌診断結果や施肥履歴を保存し、栽培指針等の基準と土壌診断結果の分析値を比較し分析値の適正判定をおこなう。また、肥料の登録番号または肥料名、施肥量、圃場面積から主要肥料成分総投入量を...
要約 草地雑草である既存の地下茎型イネ科草割合等を指標に、簡易な播種床造成と除草剤散布を組合せた各種簡易更新技術を選択することによって、採草地へチモシーやペレニアルライグラス、放牧地へペレニアルライ...
要約 本システムは、ホストコンピュータと県内関係者をWebで連結することにより、土壌および堆肥情報を共有でき行政機関でも活用できる。また、Web上で利用者が土壌診断を行い、堆肥を利用した場合の三要素施用量...
要約 ホウレンソウを、窒素施用量合計8g/m2で養液土耕栽培すると、汁液硝酸イオン濃度が播種後23日頃(5、6葉期)より徐々に低下するパターンで推移し、収量を落とすことなく硝酸イオン含有率の低い高品質の収穫...
要約 キタノカオリの子実タンパク質含有率12%を目標とした葉色診断において、穂揃期の葉色が52以上の時はそれ以上の追肥は行わず、50~52の時は穂揃期に3kg/10a、50未満の時は6kg/10a程度の追肥を行う。 キーワー...
要約 窒素供給量(起生期の0-60cm残存硝酸態窒素と起生期以降の施肥量の合計)と小麦収穫期の窒素吸収量との間に比較的高い相関が認められることから、残存窒素に対応した窒素追肥量を設定する。本診断法の適合度...
要約 生育前半の多量かん水が、前作の残存または施肥窒素を小ネギに利用されにくくしている。施肥改善として、油粕(窒素成分7.5kg/10a)をベースに被覆尿素40日タイプ(窒素成分7.5kg/10a)の施肥位置を全層また...