要約 迅速、省力、省スペースで周年実施可能なテンサイ根腐病に対する室内抵抗性検定法を開発した。植物体を試験管に播種し人工気象室内で56日間育生し、フスマ培地で培養した根腐病菌を接種することにより、抵抗...
ビール大麦における登熟後期の散水処理による凸腹粒抵抗性検定法
要約 ビール大麦の登熟後期に人工的に1日当たり50mmの雨量に相当する散水処理を連続2日間断続的に行う方法により、凸腹粒抵抗性の検定が可能である。 キーワード ビール大麦、登熟後期、散水処理、凸腹粒抵抗性 ...
MNSVコート蛋白質遺伝子アンチセンス導入によるMNSV抵抗性メロンの作出法
要約 黄皮白肉メロン‘No.44’に、メロンえそ斑点ウイルス(MNSV)コート蛋白質遺伝子の一部をアンチセンス方向に導入することにより、MNSVに対する抵抗性を付与することが可能である。 キーワード メロン、遺伝子...
果実特性選抜とDNA多型検出による青枯病抵抗性水ナスの育成法
要約 水ナスとナス青枯病抵抗性の「DMP」との戻し交雑体系統において、果実特性による選抜を行った後、それらの個体のDNA多型検出を行い、DMPの遺伝子の割合の多い個体をさらに選抜すると、ナス青枯病抵抗性の水...
要約 イネ由来キチナーゼ遺伝子(EN4-RCC2)をアグロバクテリウム法でナスに導入し、キチナーゼ活性の高い形質転換体を選抜する。そして、うどんこ病抵抗性検定を行うと、うどんこ病抵抗性を持つナス形質転換体が選...
要約 とうもろこしF1の黒穂病抵抗性は、圃場において生育初期の8~12葉期に捲葉内接種を行うことにより検定できる。 背景・ねらい
とうもろこし黒穂病には品種間差異があり、本病による被害の防止には...
要約 イチゴの育種選抜過程において、萎黄病抵抗性検定を水耕栽培により行う方法は、病原菌の接種量の均一化や発病に適した管理が容易であり、検定期間が約1か月と短い。土耕栽培による検定に比べ、高精度化、効...
要約 イネ品種日本晴、どんとこい、ヒノヒカリにザルコトキシンIA遺伝子を導入し、固定した系統を得た。導入遺伝子産物を安定に発現する系統には白葉枯病菌に対する抵抗性が付与されている。 背景・ねらい ザ...
要約 ヒラナスプロトプラストの細胞選抜再生系統は、青枯病の発病を遅延する抵抗性を示す。青枯病菌の培養ろ液を選抜物質に用いた場合に得られる系統の自殖第一代の中から、罹病性品種(筑陽)を接ぎ木しても青枯...
暖地での白葉枯病抵抗性検定における判定精度向上のための新たな比較品種
要約 暖地での白葉枯病抵抗性検定における比較品種として、中晩生群の“強”として「ツクシホマレ」、同熟期の“中”として「ミナミヒカリ」を新しく使用する。宮崎県総合農業試験場・作物部・育種科 背景・ねらい 白...
秋まき小麦の赤かび病抵抗性検定のための新手法と指標品種の選定
要約 秋まき小麦品種・系統の赤かび病に対する抵抗性検定は、ビニールハウスではMicrodochium nivale接種による検定で代表できる。「チホクコムギ」(弱)、「ホクシン」(やや弱)、「ホロシリコムギ」・「北見77号...
要約 根腐病菌を接種・培養したオオムギ培地の粉末を接種源に用いた地上部接種によるテンサイ根腐病(Rhizoctonia solani)に対する抵抗性検定手法を開発した。本手法では、従来の埋設接種より発病が遅れるが、接種...
要約 コムギ縞萎縮病に対する抵抗性検定法を確立し、既存奨励品種の抵抗性を明らかにした。抵抗性品種の選抜目標は、発病が認められるものの、生育は阻害されない程度の抵抗性「やや強」以上とする。 背景・ねら...
ジャガイモヒゲナガアブラムシ抵抗性の育種的解明およびダイズわい化病抵抗性素材の作出
要約 ジャガイモヒゲナガアブラムシ抵抗性は、ダイズわい化病抵抗性の1因子であり、同抵抗性を持つ遺伝資源を交配母本にして、わい化病抵抗性がより強い品種を育成できる。 背景・ねらい 北海道大豆のわい化病抵...
要約 コムギ縞萎縮ウイルスの外被タンパク質遺伝子を単離し、遺伝子組換え技術によって、大腸菌でウイルス抗原を大量に発現させ、抗体を作成した。作成した抗体によるエライザ法で、コムギからウイルスを検出でき...
要約 イネ品種日本晴、どんとこい、ヒノヒカリにザルコトキシンIA遺伝子を導入し、固定した系統を得た。導入遺伝子産物を安定に発現する系統には白葉枯病菌に対する抵抗性が付与されている。 背景・ねらい ザ...
要約 市販F1品種にはキャベツバーティシリウム萎凋病に対し、激発圃場でも被害を回避できる強い抵抗性を有する品種が存在する。固定品種の抵抗性検定結果との比較により、今後の抵抗性育種の可能性が示唆された。...
要約 ウリ科野菜幼苗(メロン、スイカ等)を使用した薬剤感受性検定法(幼苗処理法)は、ネオニコチノイド系殺虫剤等、死亡までに時間を要するワタアブラムシ防除剤の検定法に適している。熊本県農業研究センター...
要約 種属間交雑により導入された小麦赤さび病抵抗性遺伝子Lr9、Lr19、Lr24、Lr25、Lr28、Lr29は、日本国内から採取される小麦赤さび病菌レースすべてに抵抗性である。 背景・ねらい 小麦赤さび病抵抗性遺伝子は...
要約 ジャガイモ粉状そうか病の罹病塊茎表皮を接種源とし,この粉砕物の懸濁液に健全種いもを浸漬接種後,滅菌土壌を充填したポットに植付けて栽培し,子いもの発病程度を調査することにより,温室内でジャガイモ品種...