UHPLCを用いたイオンペア法による野菜汁液中硝酸イオンの迅速定量法
要約 HPLCよりも高圧条件下で分析可能なUHPLC用に開発されたC18カラムを用いるイオンペア法では、1点あたりの分析時間は8分程度であり、従来法のICと比べて分析時間は約40分短縮し、ICを用いる定量値と一致度は高...
キュウリ誘引用支柱を利用した簡易ハウスでの高収益野菜栽培体系
要約
キュウリの誘引用支柱を利用して作成した簡易ハウスは、安価で設置が容易な点が特長である。このハウスを活用し、夏秋キュウリと冬野菜とを組み合わせた栽培体系を導入することで農...
中山間水田における害虫総合防除等による高品位野菜生産システム
要約 防虫ネット、天敵、太陽熱処理、簡易天窓設置と送風、有機質資材の合理的施用等により、中山間水田でのアブラナ科野菜等の露地および雨よけハウス栽培において、化学合成殺虫剤80%以上削減、化学肥料50%以上...
塩類集積土壌における土壌微生物バイオマス当り呼吸活性維持のための指標
要約 土壌微生物バイオマス当りの呼吸活性を低下させないための診断指標としては、土壌溶液中の塩素と硫酸イオン濃度を各々200ppm、2000ppm以下にし、水溶性有機態炭素濃度を8ppm以上とすることが望ましい。 キー...
塩類集積土壌における土壌微生物バイオマス当り呼吸活性維持のための指標
要約 土壌微生物バイオマス当りの呼吸活性を低下させないための診断指標としては、土壌溶液中の塩素と硫酸イオン濃度を各々200ppm、2000ppm以下にし、水溶性有機態炭素濃度を8ppm以上とすることが望ましい。 キー...
要約 施設栽培の青ネギ、イチゴ等では堆肥を施用する農家が多い。また、硝酸態窒素含量や可給態リン酸含量は施設野菜の改善目標値の上限を上回り、次層においても多量の塩類集積がみられることから施肥量を適宜減...
要約 土壌モニタリング調査による現地ほ場の交換性陽イオンの現状と、黒ボク土の野菜に対する陽イオンの診断基準値から策定した、CECの異なる土壌に対応した陽イオンの基準値の算出式である。 キーワード 交換性...
要約 都産生ごみ堆肥は、窒素含有率が3%前後と高いが、施肥量を調節することによって、慣行の家畜糞堆肥と同様に利用できる。施用量は、10a当たり果菜類で2t、葉茎菜類で1~2t、根菜類で1t程度であれば、...
露地野菜に対する土壌残存硝酸態窒素削減のための牛ふん堆肥施用法
要約 露地野菜栽培で牛ふん堆肥を利用する場合、牛ふん堆肥2t/10aに豚ぷん堆肥0.5t/10aをブレンドして施用すると、化学肥料単用と同等以上の収量が得られるとともに、収穫後の土壌中に残存する硝酸態窒素量を低減...
要約 施設栽培のメロン-スイカ体系における窒素施肥量を、施用有機物(牛ふん)中の全窒素量の30%、ならびに、施肥前の作土中の硝酸態窒素量相当分減肥することにより、窒素収支が改善されるとともに対照区並の収量...
要約 蛍光性シュードモナス属細菌の中から湛液水耕法においてホウレンソウの生育を促進するPGPRを選抜した。これらの菌株は「初期生育促進タイプ」と「初期生育抑制タイプ」に分けられる。またPGPR接種種...
富山県の施設軟弱野菜栽培における肥培管理と土壌中の肥料成分集積の関係
要約 施設軟弱野菜において、牛フン堆肥や土壌改良資材を多量に施用する現況の肥培管理では、肥料成分が集積しやすく、冬期間ハウス土壌を雨ざらしにしても有効態リン酸及び交換性塩基類濃度は低下しない。 背景...
施設軟弱野菜栽培における有機(ぼかし)肥料の連用が土壌、野菜の収量に及ぼす影響
要約 ホウレンソウ等施設軟弱野菜栽培では、ぼかし肥料の連用で10作程度までの収量は化学肥料連用に優るが、その後劣ることもある。ぼかし肥料の効果は春夏期に高く冬期に低い。ぼかし肥料の連用により土壌の生物...
硫酸カルシウム施用と砂地タマネギ、ダイコンの収量・辛味との関係
要約 砂地野菜栽培において、イオウ(硫酸カルシウム)施用量とタマネギ、ダイコンの収量・辛味との関係を調べた。タマネギの収量は1.8kgS/a、タマネギ、ダイコンの辛味は0.5kgS/aのイオウ施用により高まる。 ...
硫酸カルシウム施用と砂地タマネギ、ダイコンの収量・辛味との関係
要約 砂地野菜栽培において、イオウ(硫酸カルシウム)施用量とタマネギ、ダイコンの収量・辛味との関係を調べた。タマネギの収量は1.8kgS/a、タマネギ、ダイコンの辛味は0.5kgS/aのイオウ施用により高まる。 ...