新規に樹立されたLFBK-αvβ6細胞の口蹄疫ウイルスの分離率は高い
要約 新規に樹立された豚胎子腎株化細胞LFBK-αvβ6の口蹄疫ウイルスの分離率は、既存の山羊胎子舌株化細胞ZZ-R 127と同様に高く、より確実かつ効率的な病性鑑定が可能となる。 ...
要約 口蹄疫ウイルス感染試験により得られた材料および2010年口蹄疫発生時の野外材料を用いた検証試験において、我々が開発した抗原検出ELISA (MSD-ELISA) は現行法の間接サンドイッチELISA(IS-ELISA)より高い検...
要約 腸管出血性大腸菌(EHEC)O157においてゲノムの多様化を引き起こす因子IEEは、豚から分離される毒素原性大腸菌(ETEC)にも分布している。ETECにおいても、EHECと同様にIEEを介したゲノム多様化機構が存在する。...
要約 肉用に用いられているブタ品種の椎骨数を決めている新規遺伝子VRTNを単離した。VRTNの遺伝子診断を枝肉生産に用いることにより、肉量を増大させるだけでなく、肉質を制御することも可能と...
要約 家畜疾病の臨床症状、病理解剖所見、病理組織所見等の画像を収集しWeb上に公開した病理アトラスは、全国の家畜保健衛生所等における家畜疾病の病理学的診断の精度向上に資する。 キーワード 家畜疾病、病理...
豚レンサ球菌強毒株菌体表層に形成されるSrtG線毛の証明とその組立て機構
要約 豚レンサ球菌強毒株を識別する遺伝子マーカーの1つであるsrtG遺伝子群を持つ菌株は表層に線毛(SrtG線毛)を形成する。SrtG線毛は組立てに線毛修飾蛋白質を必要とする新しいグラム陽性菌の線毛である。...
要約 家畜ふん堆肥の窒素肥効の遅速を含む迅速な評価手法を開発し、簡易化・マニュアル化するとともに、分析結果に基づき施肥量を試算する施肥設計システムを構築した。これにより家畜ふん堆肥の施用当作の窒素肥...
要約 有機栽培たまねぎで収量確保と病虫害軽減を可能とする生産安定化技術(適品種と作型、有機物の施用法および混和法,手押し除草機の効果)と土壌化学性の目標値を検討して栽培モデルを提案する。 キーワード ...
要約 豚糞堆肥施用で土壌の可溶性亜鉛含有率が高まり、可溶性亜鉛含有率が4ppmを越 えるとダイズ子実の亜鉛含有率が五訂食品成分表の国産ダイズの含有率を超える。 キーワード 豚糞堆肥、牛糞堆肥、亜鉛、可溶性...
要約 牛ふん堆肥と油粕を混合した成分調整成型堆肥を利用すると、収量、品質を低下させずに大豆と小麦の減化学肥料栽培ができる。また、牛ふんおよび豚ぷん堆肥と油粕を混合した成分調整成型堆肥は大豆の無化学肥...
露地野菜に対する土壌残存硝酸態窒素削減のための牛ふん堆肥施用法
要約 露地野菜栽培で牛ふん堆肥を利用する場合、牛ふん堆肥2t/10aに豚ぷん堆肥0.5t/10aをブレンドして施用すると、化学肥料単用と同等以上の収量が得られるとともに、収穫後の土壌中に残存する硝酸態窒素量を低減...
要約 曝気処理した豚尿は窒素並びにカリ成分に富んでおり、カリ(K2O)20kg/10a相当の尿施用によりリン酸施肥のみでかんしょ(ベニオトメ)の栽培ができる。 キーワード かんしょ、豚尿、施肥削減 背景・ねらい ...
豚の肢蹄形質と産肉形質、血清中MMP−3と骨軟骨症病変の関連について
要約 豚の前肢肢蹄形状は背脂肪厚と負の遺伝相関を示し,管囲は一日平均増体量と正の遺伝相関を示した。骨軟骨症豚と正常個体との間に血清中MMP-3について有意な差が認められた。 背景・ねらい 種豚の廃用の原因と...