要約 養液土耕(灌水同時施肥)栽培法を用いることにより、土壌中の無機態窒素量は低レベルで推移し、収量、品質を低下させることなく、窒素施肥量を慣行施肥の7割程度まで低減できる。また、キュウリの窒素吸収...
要約 養液土耕(灌水同時施肥)栽培法を用いることにより、土壌中の無機態窒素量は低レベルで推移し、収量、品質を低下させることなく、窒素施肥量を慣行施肥の5割程度まで低減できる。また、キュウリの窒素吸収...
要約 キュウリ黄化えそ症の病原はメロン黄化えそウイルス(仮称)であり、病名を「黄化えそ病」とする。病原ウイルスのヌクレオカプシドに対して作製した抗体を用いることで、本病の迅速診断が可能である。 背...
RT-PCRによるカンキツタターリーフウイルスと7種カンキツウイロイドの同時検出
要約 カンキツタターリーフウイルスと、カンキツエクソコーティスウイロイドなどの7種カンキツウイロイドを一回のRT-PCRで同時に検出する簡易・迅速な方法を開発した。 背景・ねらい ウイロイドは環状1本鎖RNAか...
りんごの成木期における葉診断に基づく窒素施肥対応と草生管理法
要約 りんご「つがる」の果実の一果重と地色・着色を低下させない葉診断基準値は8月上旬の葉中窒素濃度2.0~2.5%、葉色6.5前後である。基準値内での「つがる」の窒素施肥量は4~7kg/10a、「ハックナイン」は無窒...
要約 トマト植物体からの核酸簡易抽出とウイルス特異的プライマーを用いたPCRからなるトマト黄化葉巻病の簡易診断法を確立した。九州農業試験場・ 地域基盤研究部・病害遺伝子制御研究室 背景・ねらい トマト黄化...
要約 「飼料分析基準」の飼料中硝酸塩分析法を改変し、高速液体クロマトグラフにより血清硝酸イオン濃度を高精度に分析する方法を開発した。また、市販の簡易測定装置(RQフレックス)およびグリース法キッ...
要約 高品質なシクラメン(品種:「フォルテピンク」、「ミディ・コーラス」、5号鉢)を生産するための5号鉢定植後の葉柄中硝酸濃度の適正値は、生育初期から中期(6月~9月中旬)においては品種によって異なるが...
ケトン測定器を用いた血中3-ヒドロキシ酪酸による牛の簡易双胎妊娠診断
要約 双胎牛の血中3-ヒドロキシ酪酸濃度は分娩前90日において単胎牛より有意に高く、分娩前60日以降急激に増加する。分娩前60日以降において、ケトン測定器により測定した全血中3-ヒドロキシ酪酸濃度が800μmol/l...
要約 土壌の微生物性の簡易診断法として、白紋羽病菌を植え込んだ寒天培地を土壌で被覆して培養し、菌叢生育抑止率を指標とする土壌被覆培養法を開発した。本法は特殊な分析装置を必要とせず、短期間で土壌の微生...
要約 近年、スイカ果実内部が異常となり商品価値のない果実が多くみられた。本病はメロンえそ斑点ウイルス(MNSV)に起因する新病害スイカえそ斑点病であり、病原ウイルスは迅速免疫ろ紙法(簡易RIPA法)...
要約 畑土壌のpH値とEC値を用いた重回帰式あるいは両者の和を用いた単回帰式により、塩基飽和度が簡易に推定でき、この値と塩基当量値からCEC値の推定も可能である。 背景・ねらい 施設土壌では養分の集積が進み...
アスコルビン酸で還元処理した土壌による水田土壌の可給態リン酸の診断法
要約 アスコルビン酸で還元処理した土壌のトルオーグリン酸含量は、湛水培養土壌のトルオーグリン酸含量と正の相関関係を示し、水田土壌の可給態リン酸の迅速、簡易な診断法として有効である。 背景・ねらい 環...
要約 シクラメン炭疸病潜在感染葉は、エタノール浸漬後に28℃・多湿条件で15~20日間静置すると、鮭肉色の分生子層が形成され、診断が可能である。 背景・ねらい シクラメン炭疸病は、シクラメン栽培における最重...
要約 水稲品種「はえぬき」をもちいて、9葉期(7月1日)から10葉期(7月10日)における茎数・葉色の推移をパターン化し、より精度の高い簡易診断法を作成した。 背景・ねらい 水稲品種「はえぬき」の高品質(整粒歩合 ...
坑NPVモノクローナル抗体を用いたラテックス凝集反応による核多角体病の簡易診断
成果の内容・特徴