交雑によるエチレン低感受性カーネーション系統の作出とそのエチレン反応性
要約 系統64-54やその親、兄弟系統を交雑に利用することにより、外生エチレンによる花弁の萎凋が生じにくいエチレン低感受性カーネーション系統が作出可能である。エチレン低感受性系統には、自己触媒的エチレ...
要約 採苗ほではもみがら採苗法を行い、本ぽではほ場の汚染程度と品種の抵抗性に応じて、還元消毒を実施することで疫病の被害を回避できる。また、開発した疫病の抵抗性簡易検定法は育種に利用可能である。 キー...
品種適用性の高いジャガイモシストセンチュウ抵抗性判別用新プライマー
要約 新しいプライマー(H1SP-S4/H1SP-A6)は、従来のプライマー(H1SP-S1/H1SP-A1)よりバレイショ品種への適用性が高く、単純なPCR反応温度条件でジャガイモシストセンチュウ抵抗性の判別ができる。 キーワード...
湿地カラー疫病抵抗性新品種候補「10W-2-101」、「11W-3-75」の育成
要約 疫病抵抗性品種「ウェディングマーチ」と早生で切り花品質に優れた「チルドシアーナ」の交配により、疫病抵抗性があり、早生で切り花品質が「チルドシアーナ」に近い湿地カラー新品種候補「10W-2-101」、「1...
要約 そば品種・系統の穂発芽耐性を、熟期の差異や天候に左右されずに検定する方法を開発した。成熟程度を揃えるために黒化粒や黒化中の充実した粒を採取し、直ちに濾紙を敷いたシャーレに並べ、加水して蓋を閉め...
日本在来フリント種が持つトウモロコシ黒穂病抵抗性に関与するQTL
要約 日本在来フリント種由来自殖系統を用いた遺伝解析集団において、第1染色体短碗上に自然発病下と接種検定下に共通するQTLが存在する。近傍のDNAマーカーを選抜マーカーの開発に利用できる。 キーワード ト...
要約 淘汰に及ぼす乳量の影響を取り除いた牛群滞在期間(FHL)は晩熟で大型の体躯になる個体ほど長い傾向にある。また分娩前後の体重変化が緩やかな個体ほど長い傾向にある。説明変数には成長の過程を示す成熟率の...
Colletotrichum acutatum によるブドウ晩腐病の抵抗性簡易検定法
要約 満開70日後から80日後のブドウ果実を採取し、水洗・エタノール殺菌後、ポリエチレン袋に入れて晩腐病菌の胞子懸濁液を噴霧接種し、25℃暗黒下で2週間保持することによってブドウ晩腐病の抵抗性を簡易に検定...
要約 WYMVの3つの病原型の中、I型は岩手県南部から福岡県に、II型は岩手県以北に、III型は福岡県に、それぞれ発生している。 キーワード コムギ、縞萎縮病、抵抗性育種、WYMV、病原型 背景・ねらい
コムギ...
要約 そば品種・系統の穂発芽耐性を、熟期の差異や天候に左右されずに検定する方法を開発した。成熟程度を揃えるために黒化粒や黒化中の充実した粒を採取し、直ちに濾紙を敷いたシャーレに並べ、加水して蓋を閉...
トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)の感染性クローンを利用した接種法
要約 トマトの抵抗性検定などで利用可能な容易かつ確実な接種法として、トマト黄化葉巻ウイルスの感染性クローンを用いた接種法を開発した。 キーワード トマト黄化葉巻病、TYLCV、感染性クローン 背景・ねらい ...
要約 PCRプライマー(RxSP-S3、RxSP-A2)を用いたPCRによりジャガイモXウイルス抵抗性が判別できる。 キーワード ジャガイモ、ジャガイモXウイルス、抵抗性検定、PCRマーカー 背景・ねらい ジャガイモXウイルス(...
要約 開花期の穂に注射接種しスプリンクラーで間断散水することによって、小麦赤かび病抵抗性を高い再現性で検定できる。 キーワード 小麦赤かび病、抵抗性検定、標準品種、コムギ 背景・ねらい 小麦赤かび病は、...
トウモロコシ黒穂病の抵抗性を安定して検定できる病原菌の圃場接種法
要約 トウモロコシの4~6葉期に1個体当たり1.0×106細胞/mlの黒穂病菌培養懸濁液を葉身上部から1ml注入し、これを同一個体へ1週間以内に2回実施することにより、圃場で黒穂病は効率よく発病すると共に年次間...
要約 チャ遺伝資源の主要なチャ品種・系統500種類の炭疸病抵抗性は、炭疸病拡大抵抗性検定法を用いて検定でき、中国変種の導入中国系統及びアッサム変種とそれらの交雑後代は炭疽病抵抗性が強い。 キーワード チ...
要約 暖地では5月中旬に移植、7月上旬に紋枯病菌を接種し、8月下旬に発病度調査をすれば、省力的に紋枯病抵抗性がほ場検定できる。また、紋枯病抵抗性の指標品種としてWSS3等を利用して、抵抗性が判定できる。 キ...
要約 開花期の穂に注射接種しスプリンクラーで間断散水することによって、小麦赤か び病抵抗性を高い再現性で検定できる。 キーワード 小麦赤かび病、抵抗性検定、標準品種、コムギ 背景・ねらい 小麦赤かび病は...
ビワがんしゅ病(A系統菌)抵抗性の幼苗選抜を可能にするDNAマーカー
要約 ビワの枝、葉及び果実で発病し甚大な被害をもたらすがんしゅ病A系統菌に対する抵抗性と強く連鎖するDNAマーカーにより、抵抗性個体の幼苗選抜ができる。 キーワード ビワ 、ビワがんしゅ病、抵抗性、連鎖、D...
要約 カーネーション萎凋細菌病抵抗性の幼苗期における早期選抜に有効なRAPDマーカーWG44-1043を見いだし、STS化したDNAマーカーを開発した。 キーワード カーネーション、DNAマーカー、萎凋細菌病抵抗性、RAPD、...
要約 大麦の赤かび病抵抗性検定法として、人工気象条件下でポット栽培した開花期の穂に病原を噴霧接種し恒温過湿条件下で発病を促す「ポット検定」法を開発した。本検定法は、圃場検定との相関や年次間相関も高く...