香辛料成分であるクルクミンのメタボリックシンドローム予防機構
要約 ターメリックなどに含まれるポリフェノールのクルクミンは、食餌性肥満モデルマウスの内臓脂肪組織における酸化ストレス、小胞体ストレス、炎症及び脂肪合成を抑制することが、遺伝子発現及び脂質の網羅解析...
要約 食物繊維が豊富な煎り大豆は糞便中への脂質排出を促進する一方、大豆タンパク質が多い豆乳や生豆腐、凍り豆腐は脂質合成を抑制し、凝固タンパク質を...
要約 水酸化カルシウムを用いて穀物の粉の吸水特性を改変する方法を開発した。処理条件を調節することによって、吸水にかかる時間および吸水量を調節することができる。本法は穀類および疑似穀類全般に広く適用可...
β-クリプトキサンチンはマウスの非アルコール性脂肪肝炎の炎症を抑制する
要約 β-クリプトキサンチンはマウスに高コレステロール・高脂肪食で誘導される非アルコール性脂肪肝炎を改善する。遺伝子発現解析の結果などから、特に炎症を抑制する。 キーワード β-クリプトキサンチン、...
ニュートリゲノミクスデータのアーカイブ化と機能性評価への活用
要約 様々な食品成分の体への影響を明らかにするため、DNAマイクロアレイを用いて遺伝子発現変化を網羅的に解析したニュートリゲノミクスデータは、他の食品成分の解析・評価にも極めて重要な情報である。そこで...
Bacillus amyloliquefaciensを用いたα-グルコシダーゼ阻害活性を有する機能性食品素材の製造方法
要約 Bacillus amyloliquefaciensを用いることにより、α-グルコシダーゼ阻害活性を有する納豆様の機能性食品素材の製造が可能である。 キーワード Bacillus amyloliquefaciens、α-グルコシダーゼ阻...
腸内フラボノイド代謝改善食品の開発のためのエコール産生性評価方法の開発
要約 イソフラボンは、腸内フローラによって代謝され強いエストロゲン様作用を示すエコールに変換される。エコールの産生を高める食品を腸内フラボノイド代謝改善食品の一つと位置付け、その開発に資するためのエ...
ニュートリゲノミクスによるフラボノイドのマウス糖尿病症状軽減効果の解析
要約 DNAマイクロアレイを用いた組織遺伝子発現の網羅解析により、糖尿病誘発マウスにおけるケルセチンの糖尿病症状軽減作用及びフロリジンの血糖値低下作用のメカニズムが示される。 キーワード ケルセチン、フ...
要約 超低温保存した牛体外生産胚の保存前と加温融解後の呼吸量を比較することで、呼吸量の有意な低下が認められる場合は生存細胞の割合が減少したことが推測でき、凍結融解後の胚の非侵襲的な品質評価法として呼...
最確数法と制限酵素断片長多型分類法を組み合わせた微生物相の同定・定量法
要約 最確数法と断片長多型分類法を組み合わせ多岐に渡る微生物相を同定・定量できる方法を開発した。本法は、試料に含まれるPCR阻害物質量に影響されず、死菌や増殖能を欠落した菌に由来する擬陽性が無く、雑多...
チューリップの葯における抗菌性物質Tuliposide Bの蓄積
要約 チューリップの葯は、開花直前に抗菌性物質Tuliposide Bを組織特異的に生合成し、花粉を細菌類の侵入から守る独自の防御機構を発達させている。 キーワード チューリップ、抗菌性物質、感染防御、葯、花粉、...
発育を進めることでウメ「南高」果実および梅酒の機能性は向上する
要約 ウメ「南高」果実の機能性(クエン酸含有量、1果当たりの抗酸化能)は発育ステージが進み、大果になるほど高い。梅酒加工品の品質(機能性、褐色度)を高めるためには熟度、果実肥大を促して利用することが...
要約 小豆の抗酸化活性は道産普通小豆で高いが、収穫年次や栽培地により変動がみられ、 登熟期間の日照時間が長いほど高くなる。小豆に含まれる抗酸化成分は、カテキングルコシ ド、カテキン、ルチンなどのポリフ...
要約 タマネギのケルセチン配糖体含量は、球から櫛形に切り取りフードプロセッサーで細断した試料を80%メタノールで抽出し,その吸光度(360nm)を分光光度計で測定することにより,慣行のHPLC法よりも簡便に評価...
要約 タマネギのケルセチン配糖体含量は、球から櫛形に切り取りフードプロセッサーで細断 した試料を 80%メタノールで抽出し,その吸光度(360nm)を分光光度計で測定することにより, 慣行のHPLC法よりも簡便に評価...
要約 完成から20年以上が経過した14ダムを対象に、現地調査を行い、ダムの特徴的な劣化現象を明らかにする。また、それらの劣化項目を整理し、目視によるダムの性能低下を判断するための日常点検表(案)を作成す...
要約 アレルゲン性はラット血清中IgE抗体の測定により評価する。鶏卵アレルゲンであるオボムコイドとオボアルブミンにおいて品種間差が認められる。 キーワード 鶏卵・免疫賦活・アレルゲン・品種間差 背景・ねら...
ホウレンソウの培養液中カリウム濃度変更による抗酸化活性の変化
要約 ホウレンソウの湛液水耕栽培において収穫10日前に低カリウム濃度の培養液に変更すると、抗酸化成分であるアスコルビン酸含量と抗酸化活性は増加する。この時ホウレンソウのアスコルビン酸含量と抗酸化活性に...
要約 ガン細胞の増殖抑制作用について、各種農水産物のスクリーニングの結果、タラノメはガン細胞を殺傷する活性があった。この成分は新規タンパク質であり、アポトーシスを誘導する。 背景・ねらい 野菜・山菜・...
要約 カンショは抗酸化能・ラジカル消去能を有しているが、アントシアン系色素を含み、紫色の肉色を持つ「アヤムラサキ」等ではその機能が特に強い。紫色のカンショジュースの抗酸化能は、リンゴ、トマト、ニンジ...