高品質なカンキツ果実を生産するためのシールディング・マルチ栽培(S.マルチ)
要約 S.マルチは排水設計した園地において、専用のS.シートでうねごとに根圏のシールディング(shielding, 遮蔽すること)を行い、シートマルチ栽培を行う技術である。従来のシートマルチ栽培の問題点である根域へ...
要約 不織布製ポットを用いた籾殻燻炭とピートモスの等量混合培土による大苗育苗は、直植育苗のもの及び花崗岩風化土壌を培土に育苗したものと比較して、苗の生育に遜色がなく、移植作業の省力化及び軽作業化が図...
要約 不織布ポットでモモ1年生苗を2年間育苗した場合、掘り上げ作業が短縮、簡便となり、細根が多く、定植後2年目には結実させることが可能な大苗を育成することができる。 キーワード 改植、根域制限、早期成園...
要約 JM7台木にリンゴ「みしまふじ」を3月上旬に切り接ぎ後、挿し木時期まで0~2℃で保存し、4月中旬に挿し木することによって、約9か月間で苗木を繁殖・育成することができる。育成2年目で通常法に比べ頂芽数の多...
ナシ白紋羽病発生園の未発病樹および発病跡地の改植樹に対するフルアジナムフロアブルの予防的な灌注処理による発病抑制効果
要約 ナシ白紋羽病発生園の未発病樹や発病跡地の改植樹に対して、フルアジナムフロアブル500倍液を灌注処理することで本病の発生を予防できる。 キーワード ナシ、白紋羽病、フルアジナム、灌注処理、予防 背景・...
要約 遮根シートを利用し根域制限育苗を2年間行ったリンゴのわい化栽培苗木では、短果枝の着生が良好で、生産性の高い大苗が育成できる。また定植後、低樹高化が可能で、生産効率が高まり、早期多収性を示す。 背...
要約 根域制限資材を塗布したポリエチレン製ポットと肥効調節型肥料を利用することによりユズの大苗育苗(2~3年生)が可能となる。また、植え傷みが少なく、本圃定植後の生育も良好となる。 背景・ねらい
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要約 樹齢が15年以上経過したくりの骨格枝を、2.5m程度の高さまでカットバックするとともに発育枝を結果母枝とする剪定を行う超低樹高栽培法により、作業の省力化及び枝の若返りによる大玉化が可能となる。 背景...
コンテナを用いたカキ大苗育苗における発根促進剤の生育促進効果
要約 カキ苗の根部を高吸水性樹脂またはヒドロキシイソキサゾール液剤の希釈液に浸漬処理し、コンテナに植栽して1年間育成した大苗は、根量が増加し、根の呼吸量が高まり、新梢発生数が多くなって、総生長量が多...
リンゴ園の早期成園化のためのポット養成苗利用による大苗移植栽培法
要約 リンゴ園の早期成園化手法として、ポット養成の2~3年育苗を定植することにより、定植当年から結実が見られ、単年度収支が償われる年限の短縮化が図られる。 背景・ねらい これまでのわい化栽培では、植栽後...
要約 大苗を短期に育成できる加温ハウス内で、容積25、根巻き防止剤を処理した不織布容器を用いることにより、1年生「宮川早生」では、1年4か月間で葉数約 500枚、樹高 1.7m、重さ1.3kgの大苗が育成できる。 背景...
要約 古条をジフィーポットに挿し木して育成した桑苗をタバコ移植機を利用してビニールマルチをした圃場に植付けることにより,1年で桑園造成が可能となった。この技術は従来の手作業に比較して労働時間が1/5に省...