要約 脱気処理後に中高圧処理して調味液を果実に含浸し、中温殺菌することで、生の食感を感じさせる高品質のコンポートを製造し、通年供給可能とした。収穫期の限られた果実を加工し、デザートまたは生菓子等の原...
牛枝肉への3週間の乾燥熟成処理は歩留を下げるが肉質を改善する
要約 枝肉庫内で約3週間の乾燥熟成処理を行うと、脱水により枝肉重量は約1%減少し、部分肉重量は約9%減少するが、硬さの低下や旨味の増加など肉質が改善される。 キーワード 枝肉熟成、歩留、肉質、肉用牛 背景・...
要約 漁労作業において多発する上半身の前屈姿勢の際の腰部負担を軽減する方策として,漁業用カッパ(サロペット)型の軽労化支援スーツを試作した。 背景・ねらい
要約 果実は、長期保存のために熱加工を施すと、新鮮な味・食感が失われることが多い。本技術では、脱気中高圧処理による効率的液体含浸と、中温処理による熱殺菌とにより、生食感を活かした長期冷蔵保存可能なコ...
新梢への付傷接種法によるモモのせん孔細菌病の拡大抵抗性の品種間差異
要約 せん孔細菌病菌液を新梢に接種して形成された病斑長を測定することで、モモ品種・系統のせん孔細菌病に対する拡大抵抗性の程度を評価できる。「Chimarrita」、「もちづき」、「錦」は比較的抵抗性が強く、育...
昆虫病原性線虫剤、スタイナーネマカーポカプサエ剤を使ったコスカシバ防除
要約 5月下旬~7月上旬の雨天時に、スタイナーネマカーポカプサエ剤(2500万頭/25L)をモモ主幹部全面に散布(1~2L/樹)することにより、コスカシバ幼虫に対する高い防除効果が得られる。 キーワード ス...
枝垂れ性・八重咲きで、生食可能な観賞用モモ新品種「ひなのたき」(モモ筑波125号)
要約 モモ新品種候補「ひたのたき」は、枝垂れ性で、花は重弁、桃色で美しい。成熟期は「あかつき」とほぼ同時期で、果実は150g前後、果肉は黄色、糖度はやや低いが酸味が少なく生食可能で、育種素材や観賞用品種...
要約
要約 コンビニエンスストアから排出される消費期限切れの食品のうち高脂肪高タンパク質の素材を加工したエコフィードを配合した飼料をブロイラーに給与すると、発育が改善され、軟らかい肉が生産される。 キーワ...
要約 果樹・果実や加工品のDNA鑑定、親子鑑定、DNAマーカーデータベースや品種判別を支援するプログラムの利用により、主要果樹の品種が判別できる。 キーワード DNA鑑定、品種判別、果実、加工品 背景・ねらい...
キーワード モモ、根域制限、育苗マット、細根更新、樹勢維持 背景・ねらい モモの根域制限栽培において問題となる樹勢衰弱は、ポット内の根詰まりが原因と考えられる。そこで、樹勢維持を図るためにポットの培養...
モモ赤肉症の発生程度(赤肉程度)を示す簡易指標の作成と発生樹の特徴
要約 赤肉症は本来着色しない果肉が赤く着色する果肉障害である。そこで、赤肉程度に応じて4区分した簡易な指標を作成した。その指標に基づいて調査すると、赤肉症果は収穫後半から増加し、収穫後にも発生する。...
もみ殻の施工密度を上げることによる暗渠もみ殻疎水材の腐植化抑制
要約 水田の畑利用の本格化により、暗渠のもみ殻疎水材の腐植化が早まるが、もみ殻の施工密度を高めることで、腐植化を抑制することができる。トレンチャー施工の場合、もみ殻投入後に掘削土を薄く埋戻し踏圧する...
温州みかん果皮飼料添加によるβ-クリプトキサンチンを多く含む鶏肉の生産
要約 肉用鶏に温州みかん果皮乾燥粉末を2~4%飼料添加して給与することにより、生産性を維持しながら、β-クリプトキサンチンを2~5倍(約8.8~55.4μg/鶏肉100g)含む鶏肉を生産することができる。 キーワード 肉...
要約 バークシャー種純粋である讃岐黒豚の骨付きモモを用い非加熱食肉製品である生ハムを製造する。讃岐黒豚は塩漬後の保水性に優れる傾向が認められる。生ハムの遊離アミノ酸量は塩分と水分と相関がある。生ハム...
要約 ヤマモモの葉は、高い機能性(ラジカル捕捉活性、脱顆粒阻害活性)を有する。ヤマモモ葉茶として、これらの活性を効率的に保持するためには、原料葉の採取は春~夏季が良く、乾燥方法は品質が安定する機械乾...
要約 完熟堆肥を副資材として添加するもどし利用は、堆肥化過程で発生するアンモニア臭気を低減する効果がある。 キーワード 家畜ふん尿、もどし堆肥、アンモニア
背景・ねらい 近年の酪農経営では、発酵乾燥...
要約 生物農薬である昆虫病原性線虫Steinernema carpocapsaeを製剤化した「バイオセーフ」を、モモシンクイガが幼虫態で土中に潜伏している時期(5月下旬から6月下旬)に25万頭/m2壌面散布することにより、果...
要約 褐毛和種肥育牛において、共役リノール酸(9c・11tCLA)は筋間脂肪より皮下脂肪に多く含まれ、バラ肉に多くスネ肉に少なく、黒毛和種や交雑種に比べやや低い傾向にあった。また、皮下脂肪を加熱処理してもCLA...
ミカン産地地域住民の血清中β-クリプトキサンチン濃度に影響する要因は食品ではミカンの関与が最も大きい
要約 ミカン産地地域住民を対象にした食品摂取頻度調査と血液分析の結果から、ミカンに多く含まれるβ-クリプトキサンチンのヒト血清中濃度に影響する要因は食品ではミカンの関与が最も大きい。またミカンの摂取頻...