地域農業技術開発試験 1)「腐植酸入りケイカル」の効果試験 2)蒸製毛粉、ひまし油かす、発酵鶏糞、EJ満作の無機化特性把握試験
摘要 新しく開発された水稲用ケイ酸質資材「腐植酸ケイカル」の効果を確認した(3作目)。 蒸製毛粉とひまし油かすでは、最終的に7~8割の無機化率となった。一方、発酵鶏糞は14%、EJ満作は9%程度の無機...
摘要 作物部育成の水稲原々種の異品種混入対策として、DNAマーカーによる確認を行った。また、作物部育成の新品種「宮崎54号」の品種識別マーカーを開発した。
11バイオテクノロジー利用による効率的育種手法の開発 (2)とちぎブランド農作物保護のための品種識別法の確立
摘要 目的:いちご、水稲、なしの新品種を識別できるDNAマーカーを整備し、迅速に保護対策がとれるようにする。 成果:いちご品種育成へ活用するため、本県でいちご品種識別に利用しているDNAマーカーデータを用い...
摘要 中干しの前進延長により、メタンの発生を抑制することができるが、2週間以上の延長により水稲の収量が大きく低下するため、延長期間は1週間程度が適切であると考えられた。
摘要 新農薬の実用化試験として、水稲、野菜及び果樹の殺菌剤及び殺虫剤93剤、水稲、畑作物及び果樹の除草剤及び植物成長調整剤等18剤の実用化試験を受託した。このほか、肥料・農薬等の効率的利用法として、水...
摘要 目的:玄米Cd濃度を高めることなく玄米As濃度を低減するための、実用的な水管理・資材施用法等を明らかにする。 成果:出穂前後各3週間に落水処理を2回行うことで玄米総ヒ素、無機ヒ素ともほぼ半減したが、C...
摘要 目的:鉄資材を散布して鉄還元菌窒素固定の増強技術の水稲栽培実証を行い。低肥料バイオマス生産技術としての有効性を評価する。 成果:3年もしくは4年前に散布した鉄資材はまだ土壌中に残存していること...
摘要 目的:これまでに開発した高品質化技術の検証及び拡張を行い、県産農産物のブランド力向上を目指す。 成果:青色を目指した遺伝子組換え体ユリ花弁においてデルフィニジンとシアニジンの割合と色相角の間に...
摘要 目的:新潟県農業の特徴は、稲作を中心とする土地利用型農業である。新潟県の稲作が今後とも産地間競争に打ち勝つためには、全国に先駆けて商品性の高い新たな品種を開発し、実用化することが極めて重要であ...
摘要 目的:水稲の高温耐性新品種育成を加速化させるための高速世代促進技術を開発する。 成果:温室内における交配親の養成条件として、床土窒素成分は0.04%が適当で、ポット容量は10.5㎝が妥当と考えられた。...
摘要 目的:生産者のニーズが多様化する中、病害虫の発生様相の変化に伴い新たな病害虫の顕在化も懸念され、従来型の病害虫防除技術だけでは対応が難しくなってきている。そのため、品種や栽培方式毎の病害虫発生...
摘要 目的:県内での栽培に適し、輸出用及び業務用途として栽培可能な多収品種を育成する。 成果:昨年度選抜した2組合せ32系統から、収量・整粒歩合・食味等に優れる6系統を選抜した。
摘要 大規模主穀作経営体がさらなる経営面積拡大に対応できる品種育成を加速化するため、熟期に関する新たな遺伝子診断技術の確立と有望な母本の選定を行う。
摘要 地下水位制御システムを導入した水田で水稲作後の冬作野菜について実証を行うとともに、次作の水稲作への影響を調査し、地下水位制御システムの実用性を確認し、水田利用者への導入を支援する。
主要農作物の品種育成 1 奨励品種決定調査 2 主要農作物品種育成
摘要 水稲及び麦類について本県に適する多収・良質・良食味品種を選定し、稲・麦作の良質安定化を図ると共に、強稈・多収・良質で本県に適する大豆の優良品種を選定する。
主要農作物生育基本調査 1 水稲 2 麦類(小麦、二条大麦)
摘要 水稲、麦類の生育経過を解析し、行政並びに技術指導上の基礎資料とする。
摘要 生産副産物(稲わら等)のみを再投入して栽培を継続する「低投入持続型水稲有機栽培技術」と、省力的かつ効果的に秋冬期ほ場乾燥が可能な耕起作業方法である畦立て耕起(二山耕起)とを組み合わせた水稲有機栽...
4生育診断・予測技術の確立 (5)水稲の硫黄の診断と硫黄資材の適正施用技術の確立
摘要 目的:本県でも硫黄欠乏と疑われる症状が確認されており、特に低地土を中心に潜在的な欠乏が懸念されるため、硫化水素の発生を抑えた硫黄資材の施用技術を開発する。 成果:ポット試験および現地試験を行っ...
4生育診断・予測技術の確立 (1)水稲の品質向上のための生育診断・予測技術の確立
摘要 目的:マルチスペクトルカメラ搭載ドローンによる生育診断・予測技術の確立する。「とちぎの星」の収穫適期を明らかにする。全量基肥栽培における追肥技術を確立する。 成果:コシヒカリ、とちぎの星とも生...