摘要 ポ-ラスカップを用いて土壌溶液を採取し、水稲の栽培期間を通して土壌溶液中のCd濃度をモニタリングする手法を確立した。この手法により、幼穂形成期の土壌溶液中のCd濃度と玄米中Cd濃度との間には、高い正...
農産物に含まれる有害金属元素の蓄積状況加工・調理における動態の解明
摘要 ダイズ可食部では、種皮にカルシウムやカドミウムが多く集積していた。カドミウム除去のための酸抽出では、カドミウムの溶出はタンパク質と同様にpH4.3付近で最も低下したが、pH2以下でタンパク質の溶出との...
組換え体栽培条件下等における自然突然変異発生のモニタリング(304)
摘要 組換え作物の栽培が行われるようになった現状では圃場等における環境に対する安全性評価基準の高度化が求められている。現在栽培されている組換え作物は環境への安全性について安全であることが確認されたも...
組換え体栽培条件下等における自然突然変異発生のモニタリング(279)
摘要 組換えダイズ栽培区と非組換えダイズ栽培区間で生育してくる雑草種や乾物重の比較、土壌微生物相への影響として糸状菌・放線菌・細菌数の比較、さらに根茎の他感物質の比較を行った。観察された雑草は、メヒ...
北方系天然林における成長及び更新動態の長期モニタリング(538)
摘要 苫小牧広葉樹試験地(4ha)において行った毎木調査(dbh>5cm)および稚樹(樹高30cm以上かつdbh<5cmで萌芽を含む)の生育状況調査から試験地の構造と更新状況を明らかにした。試験地全体で30種の樹種が出現...
摘要 現在組換え体と非組換え体を同一の圃場において栽培し、生殖特性として花粉の飛散性等を、さらに周辺植物相や土壌微生物相への影響などの検討を行っているが、一部消費者等より、組換え体を長期に栽培した場...
摘要 作物の近縁野生種は、栽培種が持っていない多様な遺伝的変異を有することから、その多様性の保存は重要な意味を持つ。しかし、野生種の持つ遺伝的変異の自然界における分布・発生・維持機構には不明な点が多...
摘要 日本に自生するアズキ近縁野生種の分布と遺伝的変異を調査するために、日本各地を調査しアズキ野生種集団56、雑草アズキ集団11、野生-雑草アズキ混生集団15を発見した。また、各集団から個体別に種子...
摘要 インドネシアではヒメイチモジマダラメイガがダイズの収量確保の上で大きな障害になっている。本種の性フェロモンとして推定した4成分5物質について、ダイズ畑での雄捕獲数を指標に最適な誘引組成の決定を...
摘要 土壌細菌の種レベルで解析・評価できる方法を開発し、輪作体系が耕地環境に与える影響を土壌の微生物性を指標として評価できる手法を開発する。7年度は、輪作による土壌細菌の変動、特に細菌種レベルでの変...
摘要 根粒形成遺伝子の構造が互いに異なる3系統のダイズ根粒菌の遺伝子発現を特異的に誘導するフラボノイド化合物をスクリーニングすると共に、フラボノイド化合物の化学構造の違いがnod遺伝子の転写活性に与...
摘要 保存種子の品質管理のため、入庫する全材料及び貯蔵中の材料の一部の発芽率を調査した。入庫種子の発芽率は、保存用種子の基準である81%以上のものは約7割であった。配布用として保存中のダイズ5,71...
摘要 根粒形成遺伝子の発現強度をモニタリングできるレポータープラスミッドを導入したダイズ根粒菌USDA110、USDA76、TARC64に40種のフラボノイド化合物を0から20umolまで9段階の濃...
摘要 作物は水分欠乏下で、蒸散を抑制したり葉温維持のため葉身の方向を変えるなどして個体群構造を変化させる。そのような外観変化は水分欠乏状態を把握する重要な情報となる。そこで、そのような外観変化を個体...
摘要 ホソヘリカメムシの誘引特性を明らかにするため、大豆圃場周辺に雄成虫を入れたトラップを設置して捕獲個体を調査するとともに、圃場内の卵、幼虫、成虫数を調査した。成虫とともに幼虫も多数トラップに誘引...
摘要 ダイズ菌USDA110(系統1、温帯での優占系統)、USDA76(系統2、温帯から熱帯に広く分布するが熱帯での優占系統)、TARC64(系統3、熱帯のみで見出される優占系統)の根粒形成遺伝子の...
摘要 赤外線放射温度計を用いた遠隔的葉温計測によるダイズの葉温変動と光合成・蒸散速度との関係について検討した。気温および葉温が同じ温度で一定に推移する条件下で、葉柄部を切断すると葉温が低下し4分後に...
摘要 リポキシゲナーゼ全欠失大豆や野生種と従来の大豆品種の成分の差異をしるため、各試料のイソフラボンを分析した。栽培種はフクユタカを調査し、加熱抽出時間も3段階に分けた。定量は抽出物をトリメチルシリ...