摘要 サトウキビの大害虫カンショオサゾウムシはわが国では小笠原にのみ分布している。小笠原での本種の発生状況を調査したところ、サトウキビの残渣を取り除くなどの手入れを日常的に行っている畑での発生はまっ...
摘要 亜熱帯地域の高収益営農の成立を目指し、新規野菜・花き導入のために開発した体系化技術について、農業現場への定着・普及を加速するために、現地を用いた実証試験を行い、高収益複合営農システムのプロトタ...
土壌・作物代謝解析のための安定同位体自然存在比の利用技術の開発と応用:持続的土地利用型農業生産に関する基礎的研究(192)
摘要 タイの各地で経時的に採取されたサトウキビと周辺植物の葉の窒素の安定同位体自然存在比の値をANCA-SL質量分析計で分析した。サトウキビでは生育前期の植物では周辺植物の値と変わらなかったが、9月...
沖縄県における野菜花き類の生産安定のための病害防除技術の確立
摘要 沖縄県のサトウキビ産地への導入を試みるいちご、カーネーション、シンテッポウユリ、ユーチャリスを対象に、生産地における重要病害の把握及び原因が明らかでない重要病害の防除試験を行い、これらの安定生...
摘要 冬季温暖な沖縄の気候条件を活かした、サトウキビ産地に導入可能な高収益野菜の栽培技術を開発する。単価が高く高収益が期待できるものの、比較的低温を好むため温度の高い沖縄ではこれまでほとんど検討され...
土壌・作物代謝解析のための安定同位体自然存在比の利用技術の開発と応用:持続的土地利用型農業生産に関する基礎的研究(113)
摘要 全自動窒素炭素質量分析計による植物と土壌の窒素量と窒素同位体比の分析法を確立した。ブラジル、フィリピン、沖縄(宮古)で栽培されたサトウキビと周辺植物を分析し、ブラジルと宮古島のサトウキビの窒素...
摘要 7年度は西タイ、サイヨーク地区において、比較的開畑年次の新しい2地点(W1:フタバガキ科疎林-キャッサバ畑(開畑後4年)、W2:落葉混交林疎林-サトウキビ畑(開畑後3年))を設定し森林の耕地化...
サトウキビ間作による夏野菜の収量、品質向上技術の開発(54)
摘要 沖縄県の特産作物であるサトウキビの防風効果、遮光効果等を活用し、また土地の有効利用を図るため、サトウキビ間作夏野菜の新作付体系について検討した。キャベツ、サントウサイ、ダイコン共に収量は畦の位...
摘要 熱帯・亜熱帯地域において、堆肥化素材となり得る各種の作物について、作物の生育に対する阻害作用の経時変化を検討した。供試した作物の中で、ピジョンピー、クロタラリア、ムクナおよびギンネムに強い幼根...
マージ土壌における新規作物の導入・定着化技術の開発(185)
摘要 南西諸島における夏野菜の安定的な栽培法を開発するため、サトウキビによる強風対策、被覆資材による強日射、病害虫対策の確立を試みた。サトウキビ畑に隣接するオクラ、カボチャ等の畑は台風時にも他の畑と...