Ⅰ かながわらしい地産地消を推進するための技術開発 2 消費者ニーズに応える高品質・安定生産技術の開発
摘要 目的:(1)多様化する県民ニーズや地球温暖化に対応した、かながわらしい地域特産品を開発する。(2)新品種、新系統の収益性を高めるための、高品質・安定生産技術を確立する。(3)生分解性プラスチックマルチ...
環境保全型農業の確立 2 本県の野菜栽培における生分解性マルチの適用性試験 (2)長期作型(2作1回施肥栽培)に対する生分解性マルチの適用性検証
摘要 市販の生分解性マルチのうち、強度が高いと言われている「キエマル2020改」と「ビオフレックスBP」、「ビオフレックス普通」を用いて、同一マルチ2作1回施肥栽培でスイートコーンとブロッコリーを栽培した...
野菜・花きの栽培改良 4 富士北麓地域の食文化を支える薬味原料野菜の生産安定技術の確立 (1)富士の湧水を活用した生産技術 1)水ネギ
摘要 水ネギとして利用されている地ネギは、土壌pHでは酸性を好むことが分かった。 水入れ直後の生育状況では、大型トンネル区の生育が、慣行区よりも良好である。また、施肥方法については、慣行施肥区に比べ緩...
水田転換畑での野菜安定生産に向けた最適な排水対策と適正施肥によるブロッコリー収益性向上技術の確立 1)排水対策フロー図の作成と対策技術の確立 ウ 排水改善対策が土壌病害の発病に及ぼす影響評価
摘要 目的:各排水対策の組合せ等がブロッコリーの土壌病害の発生に及ぼす影響を調査する。 成果:平高マルチ栽培試験(場内、諏訪、伊那、長野、佐久)を実証しブロッコリー畝内土壌水分の低下と気相率の向上、お...
摘要 目的:水田転換畑における可給態窒素量の実態と、転作年数が可給態窒素量に及ぼす影響を確認する。 成果:伊那の多湿黒ボク土13ほ場、松本の灰色低地土14ほ場について水田転換後年数と可給態窒素量を調査し...
摘要 目的:可給態窒素を考慮したブロッコリーの適正施肥技術を確立する。 成果:場内ほ場で窒素適正施肥量の検証を行った。可給態窒素量に基づき可給態窒素施肥算出シートで得られた窒素施肥量は、夏どり作型及...
水田転換畑での野菜安定生産に向けた最適な排水対策と適正施肥によるブロッコリー収益性向上技術の確立 2)水田転換畑における合理的な窒素施肥法の確立 ウ 肥培管理が花蕾腐敗病の発病に及ぼす影響評価
摘要 目的:肥培管理等がブロッコリーの各種病害発生に及ぼす影響を調査する。 成果:施肥量(N)を倍量投入した場合に、適正施肥よりやや花蕾腐敗病の発病が高まったものの、発病の観点からは薬剤防除の有無に比...
土壌への炭素貯留を促進する炭素貯留型肥料の開発と効果的な施肥技術の確立 2)炭素貯留型肥料・資材の栽培実証試験 ア ほ場栽培試験による化学肥料代替効果の確認と適正施用量の把握
摘要 目的:炭素貯留型肥料・資材の施用による減肥量を明らかにするとともに、連用条件での土壌炭素貯留量及び土壌理化学性に及ぼす影響を把握する。 成果:2種類の有機物肥料及び籾殻くん炭について秋どりハク...
水田転換畑での野菜安定生産に向けた最適な排水対策と適正施肥によるブロッコリー収益性向上技術の確立 1)排水対策フロー図の作成と対策技術の確立 イ ほ場に応じた対策技術の実証と排水対策フロー図の作成
摘要 目的:水田畑利用に向けた作業機による適応性と既存の対策技術効果を検証し、技術導入の可否を明確とする。 成果:黒ボク土、多湿黒ボク土、灰色低地土においてカットブレーカーminiによる排水性改善効果と...
Ⅸ 未利用有機質資源を有効活用するための技術開発 1 地域内の未利用有機質資源の有効活用技術の開発
摘要 目的:(1)施用する有機質資材中の肥料成分を適切に評価することにより、有機物施用の効果的な利用を図る。(2)堆肥の省力的で効果的な施用方法を確立し、土壌中への適切な有機物補給を図る。(3)地域内未利用有...
環境保全型農業の確立 1 有機質資材による持続可能な農業技術の確立 (2)鶏糞を中心とした施肥体系の改良及び短期間での物理性改善を目指した栽培実証
摘要 鶏ふんを2t/10aまたは0.5t/10aを連用した有機栽培体系において、夏秋トマトを栽培した結果、収量はいずれも化成肥料単用区に及ばなかったが、鶏ふん2t/10a施用区では化成単用区に近い収量が得られた。地下...
Ⅱ-1 環境にやさしい農業を推進する研究の強化 [16] 農業生産環境の維持管理技術の確立 1 農業生産環境維持保全のための調査及び対策 (2)緑肥作物を活用したニンジンの減肥技術の開発
摘要 エンバク及びニンジンの播種時期を変えて、エンバクすき込み後のニンジンで窒素、リン酸及び加里の3割減肥栽培をした。その結果、エンバクを栽培しないで標準量施肥した慣行区と比べて、いずれの処理区も...
摘要 畝連続利用栽培において、畝上の耕うん及び基肥を施用しない灌水同時施肥が収量に与える影響を明らかにした。また、定植後の温度、施肥及び灌水管理が生育及び収量に与える影響について明らかにした。さら...
摘要 嬬恋村では土壌流亡により、一部で下層土が露出し、生育が劣る箇所が混在するほ場が存在する。このようなほ場ではキャベツ生育を均一にするのは困難である。 現在、空撮画像をもとに可変施肥を行い生育...
摘要 畑地での施肥過剰による地下水汚染や作物品質の低下を防ぐには、地力窒素や養分吸収量に基づいた適正施肥が重要となる。そのため、キュウリ栽培における栽培前後の無機態窒素の推移や、可給態窒素について...
2農作物の高品質安定生産技術の確立 (4)いちご新品種「栃木iW1号(ミルキーベリー)」の栽培技術の確立
摘要 目的:新品種「栃木iW1号」を速やかに普及させるために、親株管理や育苗時、本ぽにおける安定生産が可能な栽培技術の確立を行うとともに、品質を向上し商品性を向上させるために先端障害果の抑制技術や果実...
2農作物の高品質安定生産技術の確立 (3)いちご新品種「とちあいか(栃木i37号)」の栽培技術の確立
摘要 目的: 新品種「とちあいか」を速やかに普及させるため、花芽分化条件や養分吸収特性、適期収穫のための果実の成熟特性を明らかにするとともに、先つまり果等の生理障害の抑制など、特性に応じた最適な栽培...
摘要 目的:レンコン田からの負荷量を調査し、実態を把握するとともに、施肥量を削減することによる環境負荷削減効果を検証する。 成果:レンコン田からの流出水量は、降水量が20mm/日を超えると増加する傾向が...
堆肥と緩効性窒素を組み合わせた緩効性混合堆肥複合肥料の肥効特性解明
摘要 目的:本県の主要な露地野菜(ネギ)において、緩効性混合堆肥複合肥料の肥効特性を解明し,基肥一発型体系による効率的な施肥法を開発する。。 成果:緩効性を付与した混合堆肥複合肥料の肥効特性を明らか...
直売イチゴ経営におけるスマートフードチェーン構築によるデータ駆動型高収益経営体系の実証
摘要 目的:直売イチゴ経営において、生産から販売まで一貫したデータ駆動型スマートフードチェーンを実証する。 成果:自動環境制御の導入により、従来慣行と比較して30%以上の増収効果を得るとともに、作業時...