13 減農薬・環境調和型病害虫制御技術の確立 (1) 安全・安心な果樹複合経営を目指した病害虫防除体系 1)オウトウ・ウメ・アンズの共通防除体系 (v) 交信撹乱剤設置圃場におけるコスカシバの被害
摘要 目的:交信撹乱剤スカシバコン設置園でコスカシバの被害発生状況を調査し、防除効果を確認する。 成果:欠木が40%以上発生している園地では交信撹乱剤単独では被害を減らすことができなかった。
果樹の除草剤植物生長調節剤の効果試験 1.除草剤の効果の検定 2.新薬剤の効果検討
摘要 リンゴ剤、モモ・オウトウ3剤の適用性の検討を行い実用性ありと判定した。リンゴの鮮度保持剤、摘花剤、着色促進剤、生理障害軽減剤等計7剤の検討を行い、摘花剤で効果が確認できた。
摘要 新しく開発された新農薬(殺虫剤・殺菌剤)の実用性を検討し、効率的な使用法を確立する。日本植物防疫協会からの委託を受けて、新農薬の効果と使用法試験を行い、新農薬の殺菌、殺虫効果並びに農薬残留期...
摘要 新しく開発された除草剤、植物生育調節剤等の実用性を検討し、効率的な使用法を確立する。新たに開発された除草剤及び植物調節剤について、実用性(防除効果及び薬害の発生等)を検討し、効果的な使用方法...
9.消費者に好まれる果樹の減農薬生産方式・商品の開発 ア.ハウスおうとうにおける減農薬栽培技術の開発 イ.露地おうとうにおける減農薬栽培技術の開発
摘要 生物農薬等新農薬の活用や防除間隔の拡大、病害虫の発生状況に応じた防除等により作型ごとの合理的な減農薬栽培体系の確立を図る。ア、ハウスおうとうにおける減農薬栽培技術の開発:ハウスおうとうでの導...
14 有害動植物の生態解明と新農薬による防除技術の確立 (4) 新農薬による主要病害の防除試験 2) 殺虫剤、殺ダニ剤の検索
摘要 目的:各種害虫または有用動物に対する新殺虫剤及び新殺ダニ剤の効果及びその実用性を検討する。 成果:リンゴで34剤、ブドウ、オウトウ、セイヨウナシ及びナシで各1剤、モモ及びアンズで各2剤を試験した。
14 有害動植物の生態解明と新農薬による防除技術の確立 (4) 新農薬による主要病害の防除試験 1) 殺菌剤の検索
摘要 目的:各種病害に対する新殺菌剤の防除効果とその実用性を検討する。 成果:リンゴで33剤、ブドウで5剤、オウトウで6剤、アンズで2剤を試験した。
14 有害動植物の生態解明と新農薬による防除技術の確立 (3) 果樹害虫の発生生態と防除 3) オウトウの害虫防除 (iii) ショウジョウバエ類対策:防除時期
摘要 目的:晩生種のオウトウショウジョウバエ対策として、ネオニコチノイド剤の使用時期と防除効果を検討する。 成果:ネオニコチノイド剤を6月下旬以降に使用すると、ショウジョウバエ類の被害が減少した。平均...
14 有害動植物の生態解明と新農薬による防除技術の確立 (3) 果樹害虫の発生生態と防除 3) オウトウの害虫防除 (ii) ナミハダニの薬剤抵抗性実態調査
摘要 目的:オウトウに発生するナミハダニを対象に、殺ダニ剤に対する感受性を明らかにする。 成果:8地点で採取したナミハダニについて、防除暦で採用の7殺ダニ剤に対する抵抗性の発達程度を検討した。いずれも...
14 有害動植物の生態解明と新農薬による防除技術の確立 (3) 果樹害虫の発生生態と防除 3) オウトウの害虫防除 (i) カメムシ類
摘要 目的:カメムシ防除剤に対するネオニコチノイド剤の防除効果を検討する。 成果:接種した野外または室内試験で異なる薬剤評価となり判定できなかった。
14 有害動植物の生態解明と新農薬による防除技術の確立 (1) 果樹病害虫の発生生態と防除 2) オウトウの果面汚染程度
摘要 目的:着色期以降に使用する灰星病防除剤の果面汚染程度を調査する。 成果:果面汚染程度を、「すくない」、「やや少ない」「やや目立つ」、「目立つ」の4つに分け、平成19年度青森県おうとう防除暦の散布時...
摘要 目的:樹種複合園におけるコスカシバの発生状況を調査する。 成果:誘引数は前年より減少したが、発生ピークには大きな変化がなかった。
13 減農薬・環境調和型病害虫制御技術の確立 (1) 安全・安心な果樹複合経営を目指した病害虫防除体系 1)オウトウ・ウメ・アンズの共通防除体系 (iv) アンズにおけるネオニコチノイド剤の薬害
摘要 目的:アンズに対するネオニコチノイド剤の薬害を検討する。 成果:散布時期、品種及び供試薬剤の組み合わせにより、アンズの生育が影響されることが示唆された。
摘要 目的:オウトウ、ウメ・アンズで共通に使用できる殺虫剤が少ないため、オウトウで登録のあるダイアジノン水和剤の実用性を検討する。 成果:同剤はアンズのアブラムシ類防除剤として効果があり、薬害もなか...
13 減農薬・環境調和型病害虫制御技術の確立 (1) 安全・安心な果樹複合経営を目指した病害虫防除体系 1)オウトウ・ウメ・アンズの共通防除体系 (ii) オウトウのカイガラムシ類の防除
摘要 目的:ウメ・アンズ防除暦の「発芽前」の石灰硫黄合剤散布がオウトウの開花・結実に対する影響を検討する。 成果:発芽前の石灰硫黄合剤はオウトウの開花・結実に対して影響がないと考えられた。
摘要 目的:平成18年度防除暦に採用した「落花10日後」のファイブスター顆粒水和剤を同時期であるオウトウの満開5日後に処理し、その防除効果を検討する。 成果:ふ化消長を調査し、同剤を適期に散布することで高...
摘要 目的:本年、五戸町倉石地区及び当センターでオウトウ幼果菌核病の発生が多かったので、発生実態を調査する。 成果:発生は開花が早い品種で多く、満開日から散布までの期間が短かった品種で少なかった。
摘要 目的:開花期における灰星病等の同時防除体系を設定し、薬剤散布を行った場合の病害虫の防除効果を検討する。成果:開花期~幼果期の共通防除体系における各病害虫の防除効果は、各樹種の散布体系と同等の結...
11 環境調和型病害虫制御技術の確立 (5) スピードスプレーヤ散布時における農薬飛散低減方法の確立 1)ドリフト低減対策の組み立てと効果実証 (i)オウトウ園に近接したリンゴ園の実証事例
摘要 目的:オウトウ園に隣接するリンゴ園において、スピードスプレーヤによる薬剤散布を行う際の農薬ドリフト低減対策を組み立て、その効果を実証する。 成果:風の条件を考慮し、片側散布、農薬の選択や防薬ネ...
摘要 目的:新しく開発された植物生育調節剤や除草剤等の効果と実用性を検討する。 成果:リンゴで鮮度保持剤1剤、摘花剤2剤、摘葉剤1剤、落花防止剤4剤及びその他1剤、オウトウで鮮度保持剤1剤及び除草剤4剤、ブ...