摘要 目的:山形県内で不定期に発生する病虫害について、被害拡大の可能性を見極め、県民・行政への適切な情報提供を行うため、全県的な被害状況を調査した。 成果:令和2年度に山形県内で発生した森林の病虫害に...
農薬低減技術確立事業 1 土壌消毒薬剤及びガス難透過性資材の防除効果
摘要 目的:ガス難透過性資材を用いてクロルピクリン使用量を低減した場合のナガイモ根腐病に対する防除効果を検討する。 成果:使用量を慣行の2/3に削減した処理区は慣行処理に比べ処理時のガス濃度の低下が早く...
摘要 目的:傾斜地カキ園の農薬散布に対応したドローンを開発するとともに農薬散布法を確立することで、作業の軽労化を図る。 成果:殺菌剤7剤および殺虫剤10剤について、濃厚少量散布による薬害の有無を調査した...
輸出農作物の安全安心対策 1台湾輸出向け果実等の農薬残留調査
摘要 目的:国内と輸出相手国との間で農薬の残留基準に差があること、また、分析対象部位が異なる場合があることから、青果物を輸出する場合、残留基準値を超過するリスクがある。そこで、輸出用青果物の残留農薬...
摘要 目的:新規開発農薬の防除効果と薬害について検討し、実用性を判定する。 成果:⑥果樹の17剤の殺菌剤についてモモ、カキ、キウイフルーツにおける防除効果と薬害を検討した結果、モモのせん孔細菌病(収穫終...
地域農産物農薬安全使用推進事業 8ビワのスプライド乳剤40残留試験
摘要 目的:登録農薬が限られるため、栽培対応に困っている県内の地域特産作物に対して、農薬登録の適用拡大に必要な農薬残留量調査等を実施する。 成果:ビワのビワキジラミに対して、スプラサイド乳剤40(DMTP ...
2.奈良安心農産物提供事業 1)農作物の安全性の確認 ①農作物の安全性の確認
摘要 [目的]奈良県産情報開示農産物表示制度の農産物および環境にやさしい農業シンボルマーク農産物について残留農薬分析を行い、農産物の安全性および生産履歴を確認 [方法]県内産農産物ウメ、カキの残留農...
1.受託研究事業 4)新農薬適応性試験 ③果樹の病害虫防除および植調剤試験
摘要 [目的]新農薬の防除効果、薬害等実用性の把握 [方法]日本植物防疫協会が策定した調査方法に準じて、対象作物、病害虫ごとに効果および作物への薬害の有無を調査する。 [結果]カキ4件、ブドウ1件の殺虫...
大阪エコ農業推進対策研究(農薬環境リスク低減型防除技術の開発)
摘要 大阪府では農薬使用回数を標準の半分以下に減らした大阪エコ農産物認証制度を設けている。大阪エコ農産物の生産振興のためには、農薬環境リスクを低減させた病害虫防除技術を確立する必要がある。そこで、キ...
大阪エコ農業推進対策研究(先進技術を活用した総合的防除技術体系の確立)
摘要 人と環境に配慮し、高品質で安全性の高い府特産農産物(大阪産(もん))の生産振興をはかるため、先進技術を活用したIPM技術体系を確立する。露地ナスや施設ナスなど果菜類で発生するアザミウマ類、コナジ...
摘要 年間3万トン以下の生産量の地域特産の農産物をマイナー作物といい、これらの生産品目に対する農薬登録件数(使用できる農薬)は極めて少なく、特徴ある大阪産(おおさかもん)野菜等の防除ができない場合が...
摘要 目的:各種果樹病害虫に対する新農薬や各種果樹に対する新規植物調節剤の効果及び薬害を検討する。また、マイナー作物の病害虫防除のため、農薬登録の促進を図る。 成果:りんご、もも及びぶどうを主体とし...
Ⅲ病害虫防除試験 1アフリカマイマイ被害回避手法の検討 (1)固有陸産貝類忌避性アフリカマイマイ誘殺資材の検討
摘要 目的:小笠原支庁ではアフリカマイマイの防除作業委託を行っているが,固有陸産貝類(以下固有種)への影響を考慮して農薬は使用せず,拾い取り防除を行っている。そこで,より効率的にアフリカマイマイを防...
農産物の安全性確保技術の開発 ~都内土壌におけるダゾメット剤の残留挙動~
摘要 耕地面積の小さい都においては野菜生産では連作が常態化しているうえ、土壌線虫対策などのため土壌消毒剤の使用は不可欠になっている。 また、幅広い効果を有し、安価で使い易い薬剤であった臭化メチルの使...
摘要 目的:害虫の寄主選択阻害による害虫抑制効果及び天敵の寄主選択増強による定着促進効果等を検討し,これらを導入したIPM体系を開発する。 期待される成果:昆虫の寄主選択機構という新たな観点から,害...
果実生産の大幅な省力化に向けた作業用機械の自動化・ロボット化と機械化樹形の開発
摘要 目的:リンゴ生産における自動作業管理機・収穫ロボットの導入を可能とするジョイントV字樹形を安定して確保できるせん定方法を明らかにするとともに,自動作業管理機の既存作業機械体系に対する省力性を検...
摘要 目的:ナミハダニに対する薬剤感受性を明らかにする。 成果:一般防除園9園地からナミハダニを採取し、普及している殺ダニ剤に対する薬剤感受性検定を行った。その結果、ダニサラバフロアブル、スターマイ...
農産物輸出促進と食料の持続的安定供給を実現する植物保護技術の高度化
摘要 リンゴの輸出検疫措置の国際基準提案のための低温殺虫処理の試験方法やカンキツ果実のミカンバエ寄生果率の調査方法を明らかにして、マツの輸出の障壁となるゴマダラカミキリ成虫の発生期間中の登録薬剤によ...
(1)沿岸域における漁場保全と水産資源の造成のための研究開発
摘要 ・藻場において光合成活性や生長量に関し、機器を用いて藻体のクロロフィル蛍光を測定することによって現場で光合成活性を把握可能な測定手法を適用した。さらに、加速度ロガーを用いた流動の計測結果と比較...