ブドウ及び核果類等の病害虫薬剤防除法の改善 1 環境に配慮した病害虫防除法の改善
摘要 病害虫の緊急的な課題を解決するため試験を実施し、有効・的確な対策を明らかにすることで、環境に配慮した防除方法を確立する。また、防除基準および防除暦の改善資料としても知見を活用することを目的に以...
摘要 ブドウではフルメット液剤の果粒肥大促進効果、フラスター液剤の果粒肥大促進効果、アブシジン酸の着色促進と汚染程度の確認等について検討を行った。 核果類では新規化合物によるオウトウ、モモの摘果...
醸造用ブドウの高品質・安定生産技術の確立 3 「甲州」の簡易で早期成園化が可能な栽培技術の確立
摘要 「甲州」の生産拡大のため、新規就農者でも取り組みやすい短梢剪定で、早期成園化に適した整枝方法を確立する。平棚においては、一文字・H型・WH型いずれの整枝でも主枝延長枝や短梢部分の発芽率は良好で...
醸造用ブドウの高品質・安定生産技術の確立 2 欧州系品種の高品質・安定生産技術の確立
摘要 「メルロ」の垣根仕立て栽培において摘心位置が樹体生育及び果実品質に与える影響について調査した。今後も継続して検討する。 早期収穫果実の有効利用と樹体への影響について調査した。今年度は、開花...
醸造用ブドウの高品質・安定生産技術の確立 1 「甲州」の安定生産技術の確立
摘要 棚仕立て短梢剪定栽培において、収量向上技術を検討した。新梢本数を多く配した多収区では約1.2倍の収量を確保出来た。 ‘つるひけ'症について現地の発生実態を調査したが確認は出来なかった。明野...
摘要 目的:ブドウの短梢剪定栽培において、苗木定植後、早期に高品質果実生産可能な栽培管理方法を確立する。 成果:窒素0gと窒素10g、20g、40gとの間で主枝の新梢長に大きな差がみられ、せん定後の主枝長から...
ブドウ「シャインマスカット」の短梢剪定栽培における多収・早期成園化技術の確立 1 高品質で多収が可能な栽培技術の確立
摘要 「シャインマスカット」において、省力技術を利用した高品質で多収が可能な栽培技術を開発するため、既存樹の樹形改造や新規植え付け園の栽植間隔の縮小による新梢密度の増加、養分転流の解明と着房数の検...
加温栽培ブドウ「シャインマスカット」の高品質安定生産技術の開発 3 「シャインマスカット」栽培マニュアルプラットフォーム実証事業
摘要 場内ハウス3園、現地ハウス2園にIoTセンサーを設置し。クラウドに環境データを蓄積した。事業最終年度となる本年に「シャインマスカット」超早期栽培加温体系を作成し、成果情報とした。
加温栽培ブドウ「シャインマスカット」の高品質安定生産技術の開発 2 高品質安定生産に向けた加温体系の確立
摘要 現地7園主10園について、果実品質、環境条件、生育状況を調査した。果梗黒変症の発生は、換気が遅れハウス内が高温となった園に多い傾向であった。
加温栽培ブドウ「シャインマスカット」の高品質安定生産技術の開発 1 加温栽培における高糖度化技術の開発
摘要 果樹試験場内のハウス(普通加温)において、炭酸ガス施用、マルチドリップ灌水、電照処理、新梢管理方法が高糖度化に及ぼす影響について検討した。
ブドウウイルスフリー苗育成供給事業 2 育成個体のウイルス病検定
摘要 令和3年度に接木した台木18個体、供給品種5個体について指標植物の病徴観察およびPCR検定を行い、無毒を確認中である。
ブドウウイルスフリー苗育成供給事業 1 原母樹の育成と母樹供給
摘要 各原母樹園の維持、管理を行った。
ブドウ優良品種選抜と栽培技術の確立 1 ブドウ優良品種の特性調査(第6次)
摘要 検討10品種について、生育特性と果実品質調査を行った。本年は、8月中旬および9月上旬に曇雨天が続き、気温が低く推移したため着色は進んだが、品種によっては降雨により裂果が発生した。 本県で育成...
バイテク利用による新品種の育成 1 ブドウ主要品種の茎頂組織培養によるウイルスフリー個体の作出
摘要 生食用品種では「ゴルビー」の現地優良系統1系統、醸造用品種では「カベルネ・ソーヴィニヨン」などの5品種12系統について、茎頂培養した個体より苗木を養成している。また、茎頂培養により苗木を獲得した...
4.醸造用ブドウ品種・系統の 選抜 2 山梨県のフラッグシップとなる欧州系醸造用品種の選抜~果実特性の解明~
摘要 白ワイン用2品種および赤ワイン用4品種5系統について、栽培特性や果実品質を調査した。赤ワイン用4品種について、アントシアニン含量の推移を調査した。また、明野試験地(冷涼地)での生育・果実特性を調...
4.醸造用ブドウ品種・系統の 選抜 1 導入主要品種系統の特性調査
摘要 ウイルスフリー化した「甲州」追加1系統および推奨4系統について、栽培特性や果実品質を調査するとともに、試験醸造によりワイン品質の検討を行った。
醸造用ブドウ新品種の育成 2 ワイン品質に優れた醸造用品種の育成
摘要 2組合せの交雑を行い、種子を獲得した。令和2年度交雑実生80本の苗木を養成した。実生の選抜では、結実した99個体の調査を行った。果実選抜した2個体について試験醸造を行った。 「醸造ブドウ山梨55号」...
醸造用ブドウ新品種の育成 1 耐病性を有する醸造用品種の育成
摘要 5組合せの交雑を行い、種子を獲得した。令和2年度の交雑実生は、幼苗に直接噴霧法によるベと病耐病性の予備選抜を行い、249本を仮植した。実生の選抜では、245個体について果実調査などを行った。果実選抜...
生食用ブドウ新品種の育成 3 系統適応性検定試験 (生食用ブドウ)
摘要 ブドウ第15回系統適応性検定試験(生食用)において、供試されている「安芸津31号」から「安芸津34号」の4系統について植付4年目の栽培特性・果実品質を調査した。
摘要 (1)抵抗性品種の育成 2組合せの交雑を行い、種子を獲得した。実生の選抜では、9個体について果実調査を行い、6個体を継続とした。 (2)抵抗性育種母本の育成 3組合せの交雑を実施し、種子を獲得した。本...