摘要 目的:モモ台木の「ひだ国府紅しだれ」は、凍害防止に有効なだけでなく、樹高が低く抑えられる特性を持つ。そこで、軽労(年労働時間約10%減)を目的として、「ひだ国府紅しだれ」台木を用いたモモの低樹高...
コーヒー粕を利用した果樹栽培における土壌改良方法及びマルチングによる雑草等抑制効果の検討
摘要 目的: 動植物性残渣のコーヒー粕を用いて,モモ,イチジクの改植において問題となっている連作障害症状抑制のための土壌改良方法を検討する。また,モモ,リンゴ樹冠下にマルチングすることにより,雑草...
摘要 目的:かきの高齢既存樹を用いた簡易斜立仕立て技術を検討する。 成果:高樹齢樹の樹幹拡大は更新後2年目からは増加量は劣り、主枝基部周や年次別主枝伸長量からみて、5年目頃から成園並の樹幹に達すると...
4生育診断・予測技術の確立 (3)なしにおけるいや地リスク軽減技術の開発
摘要 目的:いや地リスク診断技術を確立するとともに、その軽減技術を開発し、現地における改植推進の資とする。 成果: いや地軽減対策を検討するために、なしの連作土壌に、活性炭混用、客土、分施、分施+新...
摘要 温暖なリンゴ産地にあたる本県のリンゴ栽培現場では、春期の凍霜害梅雨明け後の猛暑、台風、冬期の凍害など近年の激しい気象変動により安定した生産が難しくなりつつある。また、樹齢の古い園地では、高樹...
摘要 苗木定植時における新たに考案した盛土式客土法を開発する。盛り土に用いる土(連作土、客土)が生育に及ぼす影響を調査した。定植した樹の生育は、盛り土に客土を用いた客土区が無客土区よりも葉数が多く...
摘要 ビワ白紋羽病発病圃場における防除法を確立するため、使用可能な薬剤の適用拡大及び耕種的防除法の確立を目指す。前年に消毒後苗木を定植した圃場において、発病調査及び白紋羽病菌の検出を行ったところ、...
摘要 現地ビワ圃場土壌に非病原性菌資材を混和し、土壌の白紋羽病抑止性程度を評価し、資材混和により抑止性が向上することを明らかにした。また、ポット試験により、非病原性菌資材と化学薬剤の併用効果を検証...
摘要 ビワの強風による倒木や潮風害により樹勢が低下した樹の回復技術を検討した。透明マルチ被覆により、春枝の伸長や秋冬季の葉枚数増加など、樹体生育の改善効果がみられることが明らかとなった。
摘要 早期成園化のための大苗の育成技術を開発するため、育成に適したポットの大きさや施肥量を検討した。3年生苗木の育成において、30cmポット及び40cmポットを用いた苗木は18cmポットより葉数、枝数が多くな...
摘要 低樹高・耐強風樹形として斜立主枝(主幹)形の樹の育成方法を確立するため、2本主枝Y字形の若木における育成方法を検討した。主枝候補枝を支柱で上方へ誘引し、それ以外の枝を下方へ誘引した区は、主枝...
摘要 所内圃場及び現地の29カ所について12月末~3月上旬にかけて10分間隔で気温の測定を行い、うち19カ所では果実の寒害調査を実施した。最低気温は0.2~-4.7℃と圃場による差が大きく、地形、傾斜角度、標高が...
コーヒー粕を利用した果樹栽培における土壌改良方法及びマルチングによる雑草等抑制効果の検討
摘要 目的: 動植物性残渣のコーヒー粕を用いて,モモ,イチジクの改植において問題となっている連作障害症状抑制のための土壌改良方法を検討する。また,モモ,リンゴ樹冠下にマルチングすることにより,雑草...
摘要 【目的】果樹の生産現場では、労働力の確保が困難となる中、新植・改植による労働生産性の高い省力樹形への更新が必要となっているが、幼木期の枯死や苗木の供給不足がボトルネックとなり樹形更新が進んでい...
摘要 主要品種「大房」の幼果の発育ステージと寒害の発生の関係についてインキュベータ及び野外での試験により調査したところ、野外では放射冷却により幼果温度が気温より低く推移し、寒害が発生するとされる温...
摘要 盛土に隣接圃場の新土を客土して苗木を定植した区では、定植2年目以降は無客土区より幹周が太く、葉数が多くなる傾向がみられた。また、バーク堆肥、赤玉土、赤土を均等に混合して客土として用いた区、赤...
摘要 目的:モモ台木の「ひだ国府紅しだれ」は、凍害防止に有効なだけでなく、樹高が低く抑えられる特性を持つ。そこで、軽労化(年労働時間約10%減)を目的として、「ひだ国府紅しだれ」台木を用いたモモの低樹...
摘要 ビワ白紋羽病発病圃場における防除法を確立するため、汚発病圃場において消毒を行ったところ、白紋羽病菌に対する還元消毒の効果はあるが傾斜地においてムラが出やすいこと、高温水処理の消毒効果が高いこ...
摘要 「大房」幼果の発育ステージと耐寒性の関係についてインキュベーター試験を行ったところ、-4℃程度の低温ではどのステージにおいても寒害が発生した。今後は主要品種の幼果の発育ステージと耐寒性の関係に...
摘要 ビワの栽培歴のない圃場を含めた南房総地域における最低気温あるいは寒害の実態把握を行い、主力品種「大房」における寒害と気温の関係に基づく栽培適地判定マップを開発する。 緩傾斜地及び急傾斜地圃...