
土着天敵群を用いたハダニ類・鱗翅目類等害虫の防除を核とした総合防除技術の確立
摘要 ナシの重要害虫であるハダニ類と土着天敵類との相互作用を明らかにした。すなわち、無農薬園、殺虫剤無散布園、慣行防除園など薬剤の散布体系が異なるナシ園間で、ハダニ類及びカブリダニ類の種構成は大きく...

摘要 クリシギゾウムシに病原性を示す天敵糸状菌群の中から本種幼虫に対し最も病原力の強い菌株を選抜したところ、Beauveria bassiana HF338菌株のLD50値が分生子数で2,200個と最も低い値を示し、最有力防除素材...

青枯病、疫病等ナス科土壌病害抵抗性機作の解明と太陽熱土壌消毒技術等の検討
摘要 i)ピーマン疫病抵抗性品種では感染初期からジャスモン酸やサリチル酸が蓄積した。3遺伝子がピーマン疫病抵抗性に関与する可能性を見出した。ii)トマト青枯病菌8菌株について病原性発現を制御する情報伝...

摘要 i)トマトツメナシコハリダニをトマト1個体当たり10頭程度放飼することにより、トマトサビダニの被害を実害の出ない程度に抑制できることを明らかにした。トマトの近縁種の中にトマトサビダニがほとんど寄...

摘要 i)チャバネクロタマゴバチのチャバネアオカメムシ卵に対する寄生成功率は寄主卵の日齢により変化し、日齢が5日を過ぎると急速に減少した。寄生蜂の寄主卵内における発育日数も寄主卵の日齢とともに増加し、...

ブドウ灰色かび病菌に対する拮抗菌の選抜及び白紋羽病菌に対するバチルス菌の効率的施用条件の解明
摘要 i)ブドウ果実等から細菌519菌株を分離し、対峙培養法で灰色かび病菌に強い拮抗性を示す細菌5株を選抜した。ブドウ品種「ネオ・マスカット」の切葉を用いた試験で、本拮抗菌5菌株は、灰色かび病菌の病斑形...

摘要 i)性フェロモン剤を設置して殺虫剤散布回数を削減しても果実の外観品質には影響はなかった。ナミハダニ及びハマキガ類の被害痕の非破壊選果機による識別の再現性は低く、サンホーゼカイガラムシ及び果面のさ...

摘要 クリシギゾウムシ幼虫の通年供給体制を確立するため、クリ果実からの脱出幼虫をオガクズ等を詰めた容器中で冷蔵保管し、約6℃保管でほぼ通年にわたって安定した高い生存率(平均85.1%)を得ることが可能と...

スイカ果実汚斑細菌病の検出・定量及び制御技術の開発及びトマト青枯病等の太陽熱土壌消毒技術の検討
摘要 i)スイカ果実汚斑細菌病については、植物体から病原細菌を検出するための選択培地を開発し、また細菌検出法としてDIBA法、TBI法、凝集反応による検出法などを開発した。さらに効果的な種子殺菌法として、30...

紫外線カットフィルムと寄生蜂の複合利用を核としたコナジラミ等害虫の総合 防除技術の確立
摘要 i)菌核病の防除に有効な近紫外線カットフィルム(UVA)で被覆したビニルハウスにおいて、オンシツコナジラミ(害虫)に対してサバクツヤコバチ(寄生蜂)を放飼すると、成虫の分散行動はやや抑制されるが防...

摘要 紫紋羽病菌の病原力低下との関連が示唆されているV17 dsRNA(二本鎖RNA )およびV70 dsRNAを導入対象dsRNAとして、モノカリオン(単核体)を用いて対峙培養による他菌株への導入を試みた。モノカリオンを用...

摘要 南九州畑作地帯は豊富な気象資源に恵まれて多様な作付が展開している一方で,これが養分溶脱、土壌浸食、病虫害の多発を招き、より多くの農薬、肥料化学資材が使われる傾向にあり、周辺環境への負荷が高まっ...

摘要 環境負荷低減技術開発の一環として、害虫の生物的防除素材の探索および利用技術の開発を図る必要がある。天敵ウイルも鱗翅目害虫等に対する有望な生物的防除素材として一部の害虫に対しては既にその有効性が...

防除体系を異にするナシ園のハダニ種構成および天敵類の特異的群構造の解析
摘要 環境と調和した持続的農業への移行が強く求められるなか,果樹害虫防除においても省農薬に基づく環境負荷低減技術の早期確立が一層重要となっている。しかし,現時点では,農薬の使用量等と関連した果樹害虫...

摘要 果樹生産でも環境負荷低減技術の開発が重要視されてきており、果樹害虫の防除技術の開発分野においては、多くの害虫類とそれらを取り巻く天敵相の機能解明が緊急な課題となっている。そこで果樹鱗翅目害虫と...