主要農産物奨励品種決定調査 1.基本調査 (1)水稲:所内、東部地域研究センター (2)麦類:所内 灰色低地土灰褐系(造成)及び淡色多湿黒ボク土
摘要 目的:水・陸稲及び麦類について本県に適する多収・良質・良食味品種を選定し、稲・麦作の良質安定化を図ると共に、強稈・多収・良質で本県に適する大豆の優良品種を選定する。目標達成状況:・最近では、水...
高度餅硬化性を有する陸稲「関東糯172号」の加工適性・品質特性の解析
摘要 目的:高度餅硬化性系統「関東糯172号」のブレンド特性等の加工適性を解析するとともに、高度餅硬化性が食味等に及ぼす影響を解明する。成果:餅硬化性が高い「関東糯172号」は従来品種との混合比を高めると...
摘要 目的:DNAマーカーを用いた選抜によって「コシヒカリ」に陸稲「嘉平」のいもち病圃場抵抗性遺伝子を導入した同質遺伝子系統を育成する。成果:組換え固定系統によるいもち病圃場抵抗性検定で、「嘉平」の圃場...
摘要 目的:陸稲の高度いもち病圃場抵抗性を水稲に導入し、いもち病の防除が不用となる水稲良食味系統を育成する。成果:畑栽培用水稲「石岡系統」と水稲良食味品種との交雑を繰り返し、既存の水稲品種に比べていも...
39.優良品種の効率的高品質種苗の安定生産技術の確立(1)水稲の効率的採種体系の確立(i)原種ほ水陸稲の登熟状況調査
摘要 次年度以降の原種生産管理の資料を得るため、当該年産原種について登熟状況を調査した。本年度は、5月の低温・日照不足により全般に籾数の減少、成熟期等の遅れがみられたが、千粒重は平年より大きかった...
摘要 ・水稲育種事業の一環として、独立行政法人及び指定試験地で育成された新系統について育成地と異なった気象・土壌条件での確認を行い、新品種決定のための資料を提供する。また、本県内の普及時における指導...
主要作物のカドミウム吸収・蓄積を抑制するための総合管理技術の開発 (2)九州北部地域の高吸収イネ-高吸収ムギ体系におけるカドミウム吸収を最大化するための栽培等管理技術の開発
摘要 土壌中のCd濃度が異なる枠ほ場においてCd高吸収イネ品種IR-8およびモーれつを栽培し、土壌中のCd減少量を検討した。また、部分別のCd吸収を明らかにした。IR-8における地上5cm以上のイネの重量は1,289~1,46...
摘要 (目的)独立行政法人及び稲育種指定試験地で育成された系統の地域適応性を検定し新品種育成の資料とする。(成果)平成16年度は,水稲40系統(本場作物部),陸稲5系統(大隅支場営農研究室)を供試した。...
I-2麦類等畑作物の新品種の育成と選定(2)麦類及び畑作物の良質多収品種の選定(iii)陸稲の良質多収品種の選定
摘要 大麦縞萎縮病I型及びIII型ウイルス系統に抵抗性を備えた品種を選定する。また、ビール大麦、小麦、六条大麦の系統について、予備調査、本調査及び現地調査を実施し、奨励品種候補を選定する。陸稲については...
摘要 目的:雑穀類(落花生・かんしょ)の品種選定と、主要畑作物(陸稲・麦類・大豆・落花生・そば・かんしょ)の新奨励品種や有望系統についてその特性にあった高品質・安定多収栽培法を確立する。方法:新しく...
高度餅硬化性を有する陸稲「関東糯172号」の加工適性・品質特性の評価
摘要 「ゆめのはたもち」に短時間で硬化する「関東糯172号」を混合したところ、混合比率が高くなるにつれて餅生地が早く固まることが明らかになった。一方、「関東糯172号」に「マンゲツモチ」を計4回交雑し、高...
ゲノム育種によるイネいもち病抵抗性同質遺伝子系統の育成「嘉平」由来の抵抗性遺伝子を使った同質遺伝子系統の育成
摘要 組換え固定系統20系統を葉いもち特性検定に供試した結果qBFR4-1の物理的な位置はRM255とOSR15の間にあると推測された。また、同組換え固定系統について生産力検定試験等の調査を行ったところ、qBFR4-1の近傍...
摘要 極早生から晩生までの陸稲および畑灌漑栽培用水稲の優良品種を育成する。特に「ゆめのはたもち」と同等以上の食味、耐干性を有した早生品種の育成を目的とし、極早生の糯系統「関東糯211、212、213、214号」...
摘要 陸稲の高度いもち病圃場抵抗性を水稲に導入し、いもち病の防除が不要となる水稲良食味系統の育成を進める。畑栽培用水稲「石岡系統」と水稲良食味品種との交雑を繰り返し、既存の水稲品種と比べていもち病に...
摘要 移植後5月下旬までの気温は平年より低かったため初期生育は例年より遅れた。6月上旬以降は、一時低温となった時期もあったが、概ね平年より高い気温で推移したため、結果として出穂は平年並みになった。供...
摘要 直播栽培用品種を育成するため、出芽苗立ち性に優れた外国稲を選定した。Hei Chiao Chui Li Hsiang Keng、および、Heukgyeongは、畑圃場において陸稲および既存の外国稲に比べて、出芽苗立ち性に優れていた...