大豆における開花期耐湿性の育種素材開発と関連マーカーの実用性検証
摘要 目的:温暖化に伴う降雨量増加条件下でも安定生産可能な大豆品種育成に資するため、耐湿性に優れる「植系32号」および新規遺伝資源の後代から耐湿性育種素材を開発するとともに、開花期耐湿性QTLの有効性を検...
摘要 小麦の色相に及ぼす要因を解明するため、1)小型測色シャーレを使用して1gの小麦粉で測色する方法は、育種の選抜試験などで系統間の相対比較に利用できる可能性を示した。2)胚乳における鉄含量はくすみの...
摘要 目的・背景:ホオズキは、花き類の中でも数少ない系統出荷品目で、県内でも栽培面積も年々伸びてきている。しかし、繁殖は株分けで行われており、繁殖用の株も遺伝的に均一でないところから花形や着花性にば...
低湿重粘土地帯向き耐湿性大豆育種素材の選抜と耐湿性機構の解明(128)
摘要 耐湿性育種素材を選抜するため、日本の在来種を中心に120系統を重粘土水田に栽培し、耐湿性の系統間差を検討した。湿潤処理として、圃場の周囲に畦畔と明渠を巡らし、播種後4週から9週間にわたり株元まで...
摘要 水田転換畑において飼料作物を栽培する際に,排水不良によって生じる湿害のために生育不良となる場合がある。これは自給飼料作物の基幹であるとうもろこしにおいても深刻な問題であり,飼料作物を安定供給す...
低湿重粘土地帯向き耐湿性大豆育種素材の選抜と耐湿性機構の解明(121)
摘要 耐湿性育種素材を選抜するため、在来種を主に90系統を供試した。処理前に培土を実施し、播種後5週から5週間湛水処理を行った。湛水による黄化の進行は11年より早く、処理終了時の葉色値の差は大きかったが...
摘要 東海・近畿・中国地域においては、大豆の多くは水田転換畑で作付けされており、湿害や立枯性病害の発生が多く、収量が低く不安定である。またこの地域には大豆の育成地がなかったため、この地域の気象・土壌...
低湿重粘土地帯向き耐湿性大豆育種素材の選抜と耐湿性機構の解明
摘要 北陸地域に多く分布する低湿重粘土水田では畑地化の進行が遅く、排水不良による湿害が転作作物に発生し、生育収量の不安定性の主要因となっている。当地域の転作作物として重要な大豆は豆類の中では比較的耐...
摘要 温暖地の汎用水田における自給飼料の高位、安定生産の増進を図る目的で、耐湿性に優れた高品質とうもろこし品種の育成を行った。湿害処理により絹糸抽出期は平均で12日遅れ、稈長は82■短くなった。また...
花きおよび緑化植物の不良環境抵抗性評価手法の開発-宿根性花きの耐湿性(114)
摘要 キクはわが国で最も生産の多い花きの一つであり、約35%が露地で生産されていて、年次によっては一時的な多量の降雨による湿害が発生することがある。この課題では、キクの耐湿性と関連が高くかつ測定が比...
摘要 2~4年は品種・系統の比較試験を実施して品種選定を行い、5~6年は品種を限定して圃場の土壌水分と生育反応を検討した。2年~6年の収量成立機構を検討したところ、梅雨期の多雨等で湿害が発生した年次...
摘要 温暖地の汎用水田における自給飼料の高位、安定生産の増進を図る目的で、耐湿性に優れた高品質とうもろこし品種の育成を行う。6年度は、耐湿性検定温室を用いて生育初期から中期にかけての湿害ストレスに対...
花きおよび緑化植物の不良環境抵抗性評価手法の開発-宿根性花きの耐湿性
摘要 花き生産上重要な種には宿根性のものが多い。宿根性花きは植栽すると長期間にわたって栽培されるものが多く、不良環境耐性に優れることが必要である。本課題はわが国の多雨期に発生しやすい湿害を取り上げ、...