和菓子文化を支える小豆の省力・安定生産に向けたコンバイン収穫適性に優れる品種開発
摘要 目的)道東および道央道南地域に適した高品質で障害耐性に優れた安定多収な小豆品種を早期に開発する。 成果)「十育170号」は土壌病害抵抗性の優位性が認められ、北海道優良品種に認定された。機械収穫適性...
摘要 目的)耐冷性、耐病虫性が強く、機械収穫適性、高品質で製あん適性に優れた系統を選抜するための材料を養成し、新優良品種育成の基盤を作る。 成果)新たに26組合せの交配を行い、24組合せのF1養成、81組合...
海外遺伝子等を活用した大豆極多収系統の開発 2 海外遺伝資源等を活用した大豆極多収系統の開発 ②寒地向け極多収系統の開発
摘要 目的)北海道における極多収品種開発を促進するため、府県産品種や海外品種等を交配母本として利用し、母材となり得る極多収系統を開発する。 成果)本課題内で開発した多収系統について、密植多肥栽培によ...
和食ブランドを支える味噌・醤油の輸出力向上を目指した高機能性・多収大豆品種開発
摘要 目的)収量性、密植適性、機械収穫適性等の向上により、生産者圃場で「トヨムスメ」より10%増収可能な黄大豆品種を開発する。収量性、線虫抵抗性、皮切れが少ないこと等の特性により、生産者圃場における製...
摘要 目的)急増する納豆用小粒大豆需要に応える系統、とよまさり銘柄大豆、および黒豆等特定用途用大豆の安定供給に資する系統を開発する。また、超多収、省力栽培対応など、将来に向けた育種母材を養成する。 ...
加工適正に優れる小豆品種開発のための評価指標作成および選抜強化
摘要 目的:道南地域における大納言系統の適応性を評価し、当地域の気象条件に適した系統の選抜を強化する。 期待される効果:加工適性に優れる道南向け大納言小豆系統が選抜され、新品種育成が促進される。
「日本一の米どころ北海道」の実現に向けた水稲品種の開発促進 地域適応性試験(系統適応性検定・優良品種決定基本調査)
摘要 目的:水稲品種開発において、用途に応じた品種を迅速に提供するため、育成系統の広域適応性を評価する。 得られた成果:地域適応性検定では15系統を供試し、3系統がやや有望(単年度)と評価された。優良品...
「日本一の米どころ北海道」の実現に向けた水稲品種の開発促進 世代促進
摘要 目的:水稲品種開発において、用途に応じた品種を迅速に提供するため、品種育成期間を短縮させる。 得られた成果:F2雑種集団計87組み合わせを供試し、大型水田温室で2回/年栽培し育成機関を短縮した。 期待...
摘要 目的 新たな酒米品種開発にむけた有望系統の道北地域における地域適応性を明らかにする。 成果:供試した2系統「空系17286」および「空系17289」は粒重が大きく多収を示したことからやや有望と判断した。
アズキ茎疫病圃場抵抗性DNAマーカー選抜を利用した道央道南地域向け小豆品種開発強化
摘要 目的)道央、道南地域向けの高品質・多収で茎疫病圃場抵抗性を有した系統を選抜し、早期に同地域向け品種を開発するため選抜を強化する。 成果)道央・道南地域に適した系統の中期世代以降の加工適性を検定...
酒造好適米の特性分析による品質選抜強化および醸造適性の早期評価
摘要 既存の道内酒造好適米品種に比べ、心白発現程度や酒造適性に特徴があり、かつ農業特性が優れる新たな酒造好適米品種開発にむけた有望系統を選抜する。
摘要 でん粉原料用は、「コナヒメ」並の熟期で多収・高品質な耐病性(PVYまたは疫病圃場抵抗性)に優れるGr抵抗性品種を育成する。収量は「コナヒメ」比で、早掘り・普通掘りとも105%。加工用は、「トヨシロ」並...
摘要 「ユキシズカ」より10%多収で耐湿性に優れる、納豆用小粒大豆系統の開発。「ユキホマレ」より10%多収で、成熟期やや早の良食味中粒大豆系統の開発。
摘要 縞萎縮病抵抗性で収量性と加工適性が「きたほなみ」並の日本麺用新品種、穂発芽耐性が“難”以上で製パン性が優れ、収量性が「春よ恋」並以上の春播きパン用新品種、「ゆめちから」並の収量性および加工適性で...
摘要 極多収米用途として、「きらら397」と同等以上の食味で、15%以上多収である系統を育成する。極良食味用途として、既存品種に比べ5%以上多収かつ極良食味で特徴的な食味特性を持ち、障害耐性に優れる系統を...
摘要 北海道に広く普及する優良な馬鈴しょ品種開発のため、北海道農業研究センターが選抜した育成系統について、オホーツク地域における適応性、および病害虫抵抗性を明らかにする。
馬鈴しょの農業形質に関連したDNAマーカーの探索と有効性検証
摘要 北海道の馬鈴しょ品種開発効率化のため、遺伝背景の類似した解析集団を用いてAGPsS-10aマーカーの北海道品種・系統における有効性を明らかにする。海外の知見を活かして北海道品種・系統の農業形質に関連す...
アズキ茎疫病圃場抵抗性DNAマーカー選抜を利用した道央道南地域向け小豆品種開発強化
摘要 茎疫病圃場抵抗性DNAマーカーの有効性を検証するとともに、道央・道南向けの高品質で多収な茎疫病圃場抵抗性を有する系統を選抜することで、小豆品種を早期に開発・普及し、道産小豆の安定供給に努める。