寒地における飼料作物有望系統の適応性評価(根釧地域での適応性の評価)
摘要 オーチャードグラス地域適応性検定試験では、「北海30号」は標準品種「ハルジマン」と比較して、早晩性は並で、乾物収量は、年合計収量、3カ年合計とも100であった。耐寒性特性検定試験における3カ年の総合判定は...
寒地における飼料作物有望系統の適応性評価(根釧地域での適応性の評価)
摘要 オーチャードグラスの地域適応性検定試験では、「北海30号」、「北海31号」とも、、出穂始は同程度であった。年合計乾物収量の対「ハルジマン」比は「北海30号」が102%、「北海31号」が107%であった。秋の...
多様な地域の飼料生産基盤を最大限活用出来る飼料作物品種の育成
摘要 【目的】耐倒伏性と混播適性に優れるチモシー中生系統の諸特性を明らかにし、品種化を図る。耐倒伏性と葉枯性病害抵抗性に優れるアルファルファ早生系統の品種化に資するため、北海道内各地における適応性な...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、a) 不定根形成能QTLを導入したF1系統は、対照品種に比べ湛水処理期間中の乾物生産性に優れ、また、 湛水処理による抽糸期の遅延程度が小さい傾向であった。b) 通気組織形成能...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、「ゆめそだち」、「ゆめちから」の種子親系統である「Mi29」に、それぞれ不定根形成能QTL及び通気組織形成能QTLを導入した親系統を作出し、これを用いた耐湿性検定用の「ゆめ...
摘要 品種育成場所における根釧地域向け品種の開発を支援するため、立地条件を活かし系統の現地選抜を行う。・ア)アルファルファ:「月系29号」および「月系31号」は耐倒伏性、そばかす病抵抗性に優れると考えら...
摘要 評価試験の結果、「北交62号」は“早生の早”の熟期で、トウモロコシの栽培限界地帯である根釧地域において、同熟期の普及品種「エマ」より乾物収量が6%高く、乾雌穂重割合が9%高いこと、初期生育、すす紋病...
摘要 トウモロコシ自殖系統の特性検定を行い、耐倒伏性とすす紋病抵抗性がともに優れた系統を選抜し、早生のデント種で草姿が良く、緑度保持に優れる「Ho96」、中生のデント種ですす紋病抵抗性と緑度保持に優れる...
摘要 シロクローバ採草用品種育成のため、国内外の育種資源及び育成系統を利用して耐寒性、耐病性(菌核病、葉腐病)、採種性及び永続性を高め、有用な母系統を育成する。11年度は利用3年目の生育を調査した。...
摘要 フィンランドとスウェーデンで収集したアカクローバ24系統の3年目の特性調査を行った。系統・個体間差が極めて大きく、非開花型の系統も含まれていた。永続性が劣る系統が多かったが、うどんこ病抵抗性に...
摘要 基礎集団の評価として、極早生集団(2X7)、中生集団(2X7)の2年目の調査を行った。また新たに早生集団(2X9)を養成した。菌核病抵抗性の第3サイクル選抜のため材料を養成した。また耐寒性系統...
摘要 3年間調査を行った基礎集団2X6から開花期と草型、葉の大きさなどに着目して4群の個体を選抜した。また選抜第2サイクル目の極早生と中生の基礎集団を養成した。菌核病抵抗性について第2サイクルの選抜...
アルファルファ育成系統の系統適応性検定試験および特性検定試験(190)
摘要 アルファルファ育成系統「月系1号」から「月系6号」の系統適応性検定試験と特性検定試験を北海道内5場所、本州の4場所にて行った。5年度は4年目で最終年度に当たる。6系統の中から「月系1号」と「月...
摘要 寒地・寒冷地に適する収量性、耐病性、耐寒性、永続性などに優れる品種を目標に育成を進めてきた。1983年には「キタワカバ」を育成、登録した。わが国寒地・寒冷地向き品種の第1号であり、「キタワカバ...
アルファルファ育成系統の系統適応性検定試験および特性検定試験(189)
摘要 アルファルファの育成系統「月系1~6号」の系統適応性検定試験と特性検定試験が、北海道内と本州北部の10場所で行われた。年間合計乾物収量では、「1号」と「3号」、「4号」が道内の複数場所で多収を...
摘要 海外より導入した遺伝資源について、越冬性など12形質を調査した。雪腐黒色小粒菌核病の幼苗接種により抵抗性強の個体1236を選抜した。放牧向き品種育成のため60系統より4800個体を新たに養成し...
摘要 北海道におけるアカクローバ永続性の制限要因の一つである菌核病について、圃場条件下での接種による発病と自然発病による枯死程度から50品種の抵抗性程度を評価した。その結果、北海道農業試験場育成の品...