摘要 稲発酵粗飼料用多収イネ品種に関しては、 a) 東北中部以南向けの耐塩性に強い稲発酵粗飼料用系統「関東飼265号」は、黄熟期乾物重が高くTDN収量は1.2t/10aを示すことから品種登録出願することとした。 b) 縞...
摘要 育成地から依頼された17品種・系統について、真性抵抗性遺伝子型および圃場抵抗性程度を推定した。
摘要 二毛作に適性のある飼料用米、および稲発酵粗飼料用の系統育成をめざし、集団育種法に準じて交配、集団養成(世代促進)、個体選抜、系統選抜、系統育成、生産力検定(多肥、極多肥、晩植、直播等)、いもち...
摘要 水田等において飼料用稲は、その用途のため、多肥で、農薬による病害防 除が限られた条件で栽培される。しかし、この様な条件は、主要病害であるいもち病等の多発生を助長し、一部地域では本病のため、飼料...
摘要 グレンドリルやチゼルプラウ等を活用した高能率な大規模水田輪作システムに関しては、 東北において、 a) グレンドリルを用いた乾田直播体系について、耕起にスタブルカルチ、播種床造成と播種後の鎮圧にケ...
摘要 育成地から送付された15系統・品種の真性抵抗性遺伝子型を17種のレースへの反応から推定するとともに、接種による発病程度から圃場抵抗性程度を推定した。
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成(東北地域中北部向けのいもち病抵抗性評価と多収性飼料用米系統の選抜)
摘要 供試19系統中、一穂籾数が多く、「つぶゆたか」、「べこあおば」並みから多収である「羽系1452」、「羽系1460」など7系統を選抜した。特に2系統は、いもち真性抵抗性遺伝子型がPib,Pikと推定される。
摘要 依頼系統を含む飼料用米・稲発酵粗飼料向き品種14品種・系統に病原性の異なるイネいもち病菌12菌株を噴霧接種し、これらの真性抵抗性遺伝子型を推定した。また、親和性のいもち病菌を接種し、飼料用米・...
摘要 子実収量、TDN収量および病虫害抵抗性等を評価し、各地域に適した稲発酵粗飼料(WCS)用品種や飼料用米品種育成のための選抜を進めた。また、これまでに育成した品種について、現地試験等により実用性を確認...
多収で寒地で必要とされる低温耐性を備えた飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成
摘要 出穂期が早生で、直播栽培で「きらら397」より30%程度多収の系統「札系09053」「札系10016」を選抜した。この2系統の直播多肥栽培での粗玄米収量は800kg/10aを超えた。また、初期生育性が「きたあおば」より...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成
摘要 耐冷性、いもち耐病性の付与を目的とした交配を18組合せ行った。また、F4世代の個体選抜を4組み合わせ行い、圃場で246個体選抜した中から室内でいもち病圃場抵抗性遺伝子“Pi39”のMASを行った。生産力検定試...
摘要 11種のいもち病菌レースを噴霧接種し、飼料用米・稲発酵粗飼料向き24品種・系統のいもち病真性抵抗性遺伝子型と圃場抵抗性程度を推定した。
摘要 子実収量、TDN収量及び病害虫抵抗性等を評価し、各地域に適した稲発酵粗飼料用品種と飼料用米品種の育成を進めた。また、バイオエネルギー素材に適した有望系統の評価を進めた。1)北海道向きの稲発酵粗飼...