摘要 気候変動に対処し、持続的な農林水産業と適切な資源管理を両立するため、以下の取組を行った。 カンボジアにおいて広域水管理調査地を決定し、温室効果ガス排出等の観測準備を進めた。また、ベトナム国...
摘要 目的:農薬・化学肥料不使用の水稲栽培5作目ほ場において「みずかがみ」を供試し、米ぬか散布と深水管理、高能率な四輪乗用型除草機による機械除草を組み合わせた抑草技術を実施し、穂肥量および穂肥施用時...
摘要 目的:年内出荷本数を向上させるための栽培技術を確立する他、省力化のための有望品種を育成する。 成果:①かん水管理と変夜温管理の出荷本数への効果を明らかにした。②系統選抜により有望系統を選抜した。...
カドミウム低吸収性イネの実証・普及(消費・安全交付金実証事業)
摘要 ■目的:食品衛生法で基準値が設定されているカドミウムは、出穂期前後の湛水管理により吸収が抑制できることが明らかにされているが、水管理条件においてヒ素とトレードオフの関係性があり、複合汚染地等に...
摘要 ■目的:「ザルビオフィールドマネージャー」(以下「FM」)サービスを利用した水稲の生育予測及び防除等推奨の精度を検証する。また「フィールドトラッカー」アプリに調査結果を入力し、人工知能による予...
水稲におけるヒ素・カドミウム吸収抑制と収量品質確保のための栽培管理技術の開発
摘要 ヒ素の吸収抑制には節水栽培が有効であり、ヒ素・カドミウム同時低減にはカドミウム低吸収性イネ品種を節水管理することが最も効率的で効果が高い対策となる。このため、これまで開発されてきた各種低吸収性...
センシング技術の活用による大豆・小麦の高位安定生産技術の開発
摘要 目的:大豆では早播栽培に適した品種選定や乾湿を最適化するためのほ場の排水性等の改善、麦類では収量性の高い品種等の導入に向けた生産技術の開発を行う。同時に気象データや土壌水分等のセンシングデータ...
摘要 目的:Cd対策は従来の湛水管理から低吸収性品種による対応へと変化し、本県育成品種もその対応のために育成を行う。 成果:「コシヒカリ環1号」を「ハツシモ岐阜SL」に交配して得られた後代に「ハツシモ岐阜...
摘要 目的:Cd対策は従来の湛水管理から低吸収性品種による対応へと変化し、本県育成品種もその対応のために育成を行う。 成果:「コシヒカリ環1号」を「ハツシモ岐阜SL」に交配して得られた後代に「ハツシモ岐阜...
摘要 カドミウム低吸収品種のごま葉枯れ病罹病リスクを低減するため、水管理及び資材施用による対策について検討した結果、発病の程度は前年より軽度で、昨年同様、湛水管理やマンガン資材により病斑が減少する傾...
摘要 過去の作柄解析試験のデータでは、出穂後の平均気温が26℃以上になると白未熟粒が増加する傾向がみられた。「福笑い」の栽培試験において、㎡籾数と白未熟粒発生割合には正の相関関係がみられた。「ひとめ...
新規ALS阻害剤交差抵抗性雑草の発生実態と抵抗性対策剤の効果変動要因の解明
摘要 目的:本県水稲作ほ場において,初中期剤使用後に残草する各種雑草種のALS阻害剤抵抗性の頻度を明らかにし,地域的な除草剤選択指針の基礎資料とする。 成果:田面露出の少ない水管理により,ベンゾビシクロ...
温暖化に適応した有望高温性カンキツの低コスト栽培技術開発と新たなカンキツ品目探索 1)施設栽培における栽培管理技術の開発
摘要 ① 「みはや」「あすみ」の根域制限栽培による品質向上及び樹勢コントロールの検討 「みはや」において根域制限の有無に関わらず、葉果比100枚及び150枚設定区(枝単位)で果実品質(果実肥大、糖度)に...
4 高品質粗飼料の安定多収生産技 術の確立 (4) 水田における飼料作物の高品質化に関する研究 1) 落水時期が飼料イネサイレージの発酵品質及び飼料成分に与える影響の解明
摘要 早場米地帯として現地で実際に行われている水管理の方法に基づき、早期落水により栽培された飼料用イネの収量性やサイレージ適性及び栄養的評価について検討を行った。 その結果、収量性に影響のある草...
摘要 本年は、特に「ふさおとめ」で穂数や登熟歩合等が減少し、収量が低下した。還元害や4月後半の低温・強風等による移植後の生育停滞や、7月の寡照・低温による登熟不良が減収の大きな要因であった。特に、...
多機能ブルドーザとドローンを活用した石川型低コスト水稲生産モデル実証事業
摘要 【目的】 水稲Ⅴ溝乾田直播栽培において、防除用ドローンや水位センサーの導入等により労働時間を慣行比10%削減する。 【方法】 1) 試験地:白山市西米光町2) 試験区の構成 実証区:農業ブルドーザ+ドロ...
摘要 カドミウム低吸収品種のごま葉枯れ病罹病リスクを低減するため、水管理及び資材施用による対策について検討した結果、品種・系統により異なる場合もあるが、湛水管理やマンガン資材により病斑が減少する傾向...
農産物の生産段階におけるヒ素・カドミウム等のリスク低減技術の開発
摘要 コメ中のヒ素リスク低減技術ついては、出穂期前後の 4 日間の落水を 2 回実施することで玄米中カドミウムを低濃度に維持し、収量品質に影響を与えずに無機ヒ素濃度を湛水区より も平均 23 %低減できること...
県オリジナルウンシュウミカン‘きゅうき’の高品質安定生産技術の開発
摘要 目的:県オリジナルウンシュウミカン‘きゅうき’について、栽培適地性の明確化と高品質安定生産技術の開発を行う。 成果:①‘きゅうき’の日没直後の葉の水ポテンシャルの推移は対照品種と同等であり、特に弱い...