哺乳動物細胞のフリーズドライ細胞による遺伝資源保存及び発生機構の探究
摘要 凍結乾燥は,食品や医薬品の安定保存技術として実用化されてされている。精子の凍結乾燥についてはマウスで産子の報告があるがウシでの産子生産の報告はない。そこで,貴重な種雄牛の精子を保存する意義から...
バイテク技術等を利用した東京都産品種の育成~有用遺伝資源の評価・利用~
摘要 東京都における主要な園芸作物や林木等の遺伝資源に関する以下の検討により、東京農林業における新たな技術開発に向けた基盤を構築する。 ① 農総研や民間企業、他機関等において実際栽培に利用可能な水準を...
摘要 国及び他県育成の33品種・系統を生産力検定及び特性検定に供試して、特性を評価し、(研)中央農業研究センター育成の晩生多収良食味品種「にじのきらめき」以下7品種・系統を優良な遺伝資源として選定した。
代理親魚技法による天然イワナ集団における遺伝資源再生手法の開発
摘要 目的:秩父に生息するイワナの遺伝資源を保全する。 成果:秩父の荒川上流域に生息するイワナは、他水系のイワナとは異なる固有の遺伝情報を持ち、重要な遺伝資源であることが判明した。
摘要 近年、豚コレラや口蹄疫等の疾病が国内外で発生し、伝染性疾病の侵入による遺伝資源の消失に対抗することが養豚業における喫緊の課題と認識された。この課題を解決するためには、遺伝資源の確実な保存および...
摘要 当センターで遺伝資源としている保有している雑穀等は、現在、入手が困難である上に、新たな地域特産品開発や6次産業化の素材として貴重な作物であるため、遺伝資源の更新と保存を行う。
摘要 中山間地園芸研究Cで育成したリンゴ8品種、ブルーベリー3品種、ウド1品種、フキ1品種および国内外から導入した園芸作物の優良品種を保存、特性を調査し、遺伝資源として活用する。
摘要 野菜第一係で育成したイチゴ4品種(「やよいひめ」、「おぜあかりん」、「尾瀬はるか」、「とねほっぺ」)、導入した優良品種・中間母本系統、やまといも「ぐんまとろりん」について、遺伝資源として保存す...
11バイオテクノロジー利用による効率的育種手法の開発 (2)とちぎブランド農作物保護のための品種識別法の確立
摘要 目的:いちご、水稲、なしの新品種を識別できるDNAマーカーを整備し、迅速に保護対策がとれるようにする。 成果:いちご品種育成へ活用するため、本県でいちご品種識別に利用しているDNAマーカーデータを用い...
水稲経営体の規模拡大に寄与する気候変動に適応した極早生多収品種の育成
摘要 目的:極早生を含む早生熟期と多収性を両立するための要因を解明して関連するDNAマーカーを開発し、ドローン等を用いた多収性個体評価法も開発し、これらを用いて効率的に極早生多収系統の選抜・育成を行う...
摘要 目的:県内レンコン産地で問題となっている黒皮症の原因であるレンコンネモグリセンチュウ(以下線虫)に対して、ハス遺伝資源から抵抗性育種素材を得る。 成果:花ハス遺伝資源35系統、レンコン遺伝資源5系...
摘要 目的:海外で探索、導入されたメロン遺伝資源について、県内で発生する病害に対する抵抗性を評価し、育種に有用な系統を探索する。 成果:アジア由来メロン遺伝資源40系統のつる割病、うどんこ病の抵抗性一...
新品種育成普及促進事業 2 果樹新品種育成及び地域適応性検定試験 (1)ナシの新品種育成
摘要 目的:黒星病抵抗性、自家和合性等の有用な形質をニホンナシ品種および遺伝資源より導入し、新品種の育成を図る。 成果:黒星病抵抗性優良系統「ひたち3号」は、「豊水」より収穫時期が早くて糖度が高く、食...
摘要 目的:収集した野生きのこ菌株を継代培養により長期保存し、食用きのこ等の研究開発に活用を図る。 成果:更新保存したきのこの株菌は腐生性菌460系統、菌根菌35系統
摘要 目的:新たに導入した品種の地上部特性及び促成適応性を明らかにし育種素材としての検討を行う。 成果:‛World Peace’は早生3倍体品種としては促成適応性が高く、‛Palmyra’はやや球根腐敗率が高いものの早...
摘要 目的:栄養繁殖性のサトイモ、イチゴ等の優良系統の選抜保存と県育成イチゴ品種の保存を行う。 成果:サトイモにおいて、選抜により品質及び収量の向上が認められた。 キーワード サトイモ、イチゴ、遺伝資源
植物遺伝資源の収集・保存・提供の促進(ナス遺伝資源の特性解明)
摘要 目的:東南アジアのナス遺伝資源の日本国内での利用促進を目的に特性を評価し種子増殖を図る。 成果:供試系統の多くは緑色ないし白色の球形または卵形の果実で、扁円形や円筒形の果実など様々な果形が見ら...
摘要 目的:新潟県における大豆の作付面積は、圃場の排水不良や地力低下による収量及び品質の低下から約4,000haまで減少している。このため既存の農業機械を使用しながら、付加価値があり収益性が高い作目が求め...
精緻なゲノム改良による低コスト生産可能な超多収良食味水稲品種の育成
摘要 目的:先端ゲノム解析技術等を活用して,多様な遺伝資源から同定した収量等の農業形質に関与する遺伝子領域を「ひとめぼれ」ゲノムに集積し,玄米収量800kg/10a以上で低コスト生産可能な超多収良食味品種を...
県産地鶏の安定生産に向けた飼養管理技術に関する試験・研究開発 2 始原生殖細胞(PGC)を用いた原種鶏復元技術の確立
摘要 目的:PGCを用いた原種鶏復元技術による遺伝資源の保存方法を検討する。 成果:農研機構でPGCの回収及び凍結保存技術を習得した。また、細胞保存液を検討し、解凍後PGCの回収率及び生存率が最も高...